自分がわからない理由と対処方法
どーも！
みなさんは、自分のことが理解できていますか？
なにを考え、どのような行動を選択しているのか、理解できていますか？
僕が自分地獄に落ちた際にまず調べたのは、「自分がわからない」ということでした。
この記事にたどりつくということは、おそらくそういう調べ方をして、僕と同じような考え事をしている方だと思います。
それでは、自分がわからない状態と理由、対処方法を僕なりにまとめます！
今回のテーマは
「自分がわからない理由とその対処方法」
です！
目次
自分がわからない状態とは
まず自分がわからない状態とはどういう状態なのか、僕自身が当てはまったものをリストアップします。
自分が嫌い
僕は、自分が嫌になりました。
彼女も守れない、研究もろくにできない、自分の弱さが本当に嫌になりました。
そこから、なんでこんなに自分はダメなんだろうと思い込むようになり、自分が嫌いになりました。
そうなったときに、自分ってなんなんだろう、生きている意味ってなんなんだろうと考えるようになっていました。
これは、自分がわからない状態だと言えると思います。
やりたいことがわからなくなった
これもよくありがちかなと思います。目の前の仕事や勉強、人間関係に疲れてしまい、自分が本当に何がやりたいとか、何が好きかわからなくなった状態です。
やりたいことがわからなくなると、先ほど同様に自分の生きている意味を疑ってしまうようになり、結果として自分そのものがわからなくなります。
いろんな選択肢がありすぎる
あとは、選択肢が多すぎるのも1つの状態だとは考えています。
なにが正しい、なにが間違っている、そういう良い悪いの判断ができていないと、同じく自分が何が好きで何が嫌いか、何がやりたいことなのかがわからなくなります。
最近はネット社会で、いつでもどこでも情報が手に入ります。情報過多になると、自分では制御しきれなくなる、キャパオーバーになってしまったりする可能性が高くなります。そういう方はこのパターンが多いのかなと思います。
なぜ自分がわからなくなるのか
それでは、なぜ自分がわからなくなるのでしょうか、なぜそのような状態に陥っているのでしょうか。
ここでは2つに絞ってみました。
自分をわからない、ということを自覚していない
1つ目は、自分がわからないという状態をそもそも自覚していない場合です。
この場合は楽ですね。そもそも考えることを放棄しているので、あれこれ考えずには済みます。
ただこのような場合は、実は自分の知らない自分がいるということはどこかでわかっていて、ただ考えると止まらない、考えてもどうしようもならないことを無意識のうちに自覚していることが多いです。
自分をわかろうとする行為を拒否している
2つ目は、自分をわかろうとすることを拒否している場合です。これを読んでいるみなさんはこれに多くが当てはまると思います。僕もこれでした。
自分をわかろうとしているのに、自分で拒否しているとは不思議な状態ですよね。
これは、無意識の自分が大きく関わっています。
無意識の自分というものは、自分で自覚するのはとても大変ですよね。
トラウマとかはよく聞いたことがあるかもしれません、これも無意識の自分の感情の1つですね。
自分が拒否しているというのは、自分の全体像を知る上で欠かせないはずの「無意識の自分」がそれを見せないようにしている、見れないくらい深いところにあるといった具合です。
- 本当はこんなこともできないようなちっぽけな自分がいるという恐怖
- それを認めたくない
- 他人に言われたからこういう自分でいなくてはいけない
- 他人に嫌われたくない
まぁこういう自分が無意識のうちに存在しているわけです。普段考えていないとは思いますが。
詳しく言うのであれば、無意識的にいまの自分から変わりたくないとか、変化を拒む現状維持バイアスというものが作用しています。
結局としては、弱い自分を認められていなくて、それは幼少期に形成された価値観、いま現在の他人や世間一般の価値観に縛られていることがほとんどです。
そして、それを当たり前と思って生きていると、自分の感情をコントロールしなくてはいけなくなります。これをよくいう理性と表現しますね。
つまりは、自分の本当にしたいとか好きと思っていることが、価値観という邪魔なもので覆われている。感情が理性というフィルターにかけられているために、自分がわからなくなっている、というわけです。
自分をわかるための方法
無意識の自分によって抑えられていて、本当の自分がわからないということがわかりました。
それでは、どうすれば自分がわかるようになるのでしょうか。
簡単に言ってしまえば、理性のフィルターをとる、邪魔な価値観を一度捨てると言った感じになりますが、具体的な方法をここでは提示します。
自分でアウトプットする
まずは、自分をとにかくアウトプットすることが大切です。
- 感情をとにかく書き出す
- 日記をつける
- 行動を書き出す
- 好きなこと、過去の経験を思い出す
- やりたくないことを書き出す
このあたりがアウトプットの方法です。自分に合った方法をまずは試してみてください。3日あたりすると、なんとなく見えてくるかと思います。
自分は、行動と感情を同時に書き出しました。どういうことかというと、例えばコンビニに行ってお菓子を買うとします。このとき、
「なんでコンビニにこようとしたのか？」
「なんでこのお菓子を買おうとしたのか？」
「どうしてそのお菓子と迷ったのにこっちにしたのか？」
と、行動とそのときの感情を同時にメモするようにしました。
そうすると、なぜ自分がその行動をとるのか、ということが自覚できるようになりました。二度寝したくなる気持ちもよくわかってきました。笑
そうすると、何を基準に自分が動いていたり、なにが判断基準になっていたり、なにを好きと思って行動しているのかが、なんとなく見えてきます。
これは、自分がわからない状態からは大幅に前進しているのではないでしょうか。
誰かに話す
自分だけでは、自分のことを理解できません。他人は自分の鏡とかよく言いますよね。
他人にしゃべるのはとても効果的です。自分よりも圧倒的に客観的に自分のことを見てくれていますからね。もちろん、その人もその人の価値観というフィルターで世界を、そして自分を見ています。そのことを前提に話してみましょう。
- 友人
- 恋人
- 両親
- 上司先輩
- カウンセラー
などがパッと思いつくところでしょうか。自分の話しやすい方と話すことをお勧めします。
僕の場合は、研究室の同期、そしてカウンセラーでした。最初は同期に話して、そこでカウンセラーの選択肢を教えてもらい、最後に両親でした。
他人に話すことで、自分の言葉で表現するだけで、自分が何かに対してどう思っているのかがわかったりします。
率直に自分がわからないと言ってもいいですし、悩み事からそう思っている場合でしたらその悩み事を素直に打ち明けるのが手っ取り早いですね。
その際に注意してもらいたいのは、アドバイスをくれる人よりも、ただ聞いてくれる人がベストです。アドバイスになってしまうと、それはその人の価値観の元の解決手段なので、自分に合っていないことが多々あります。
他人に頼るなんて無理！と思われる方もいるかなと思います。
ぜひこちらの記事をどうぞ。
自分を認める
そして最後は、そういう自分を認めること、受け入れることです。
めちゃくちゃ天使で、なにもかも肯定してくれる自分を作るイメージですね。
その天使な自分にひたすら悩みとかをしゃべります。これは他人に話すのと同じ工程です。
重要なのはその次。すべてをポジティブに受け入れましょう。
- うんうん、そういうときもあるよ。
- そうだよね、まったくわからないよね。
- あなたって本当に弱いよね。仕方ないよ。
こんな感じで、弱い自分を認め、受け入れることです。
受け入れると、あぁそんなもんか、こんなちっぽけだけどどうしようもないよな、とだんだん開き直ってくるようになります。
たしかに根本的な解決になっていないかもしれません。しかし、考えすぎはよくありません。自分がわからなくてもいいけど、そこで立ち止まっているわけにはいきません。
立ち止まるよりかは、行動している方が絶対に自分のためになりますよ。
まとめ
いかがでしたか？
自分がわからないのは、本当の自分である感情が価値観というフィルターによって理性に変えられ、そこにギャップが生まれているからです。
自分をわかりたいのであれば、そのフィルターがなんなのかを理解する、フィルターがあることを理解することが必要です。そのためにアウトプットしたり、弱い自分を認めてあげるのがスタートです。
自分の得意なこと、好きなことで、少しでも小さな成功体験を積むことで、自信がつきます。そして、他人の価値観に振り回されることなく、人と比べることの必要性を感じなくなります。
そんな開放感あふれる自由な自分でいたいですよね？
でも行動とかできないし！結局どうすればいいの！
という方は、いろいろ記事は書いているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
それでは！
