価値観とは?なぜ価値観に違いが生まれる?
どーも!青空コーヒーです!
突然ですけど、僕はチョコミントが大好きです!幼稚園の頃にチョコミントアイスをよく食べていたのが要因だと思ってます!
でも世の中には、チョコミン党といわれるくらい、なんか派閥ができています。悪く言う人には、歯磨き粉味なんて!ひどい!
このように、食べ物の好き嫌いのような些細なことで喧嘩になったりしますよね。これは、広く捉えるのであれば、価値観の違いです。
というわけで、今回のテーマは
「価値観とは?なぜ価値観に違いが生まれる?」
です!
目次
価値観とは
では、価値観の意味を確認していきましょう。
一般的に価値観とは、
- なにを大切に思っているか
- 価値を置いている物事への考え方
- なにを優れて、何を劣っていると思うか。その判断基準
という風に考えられています。
その価値観の作られ方は、その人の生まれ育った家庭環境、そして社会環境に大きく影響されます。なので、人によって価値観は様々です。兄弟でも違うのは、ごくごく当たり前のことなのです。
そして、価値観という言葉とセットでよく使われるのは、
異性、家族、お金、仕事、友人、娯楽、自分、将来、人生、外見、内面、趣味、食べ物
などではないでしょうか。
これらのものに関する価値観が同じだと、お互い同じものを大切に思えるため、長続きする関係になります。
なぜ価値観に違いが生まれる?
では、人間関係の悩みの根源とも言える、この価値観になぜ違いが生じるのでしょうか。さきほども1つ原因を言いましたが、もう少し深く考えてみましょう。
育った環境が違うから
まず1つ目は、育った環境が人それぞれだからです。これは先ほども言った通りです。
人は自分の育った環境によって価値観というフィルターを手に入れます。「あんな汚いことをする大人になってはダメよ」、と子供をしつけるお母さんは、「汚いはダメ」というフィルターを子供に与えているのです。そしてなにも知らない子供は、それを基準として世界を捉えるようになります。
人は、小さい頃に手に入れた価値観というフィルターごしに世界を見て、物事を認識します。そのため、価値観をもとにさまざまなことを相対的に比較しています。
電車のつり革とか、結構分かれるんじゃないですかね。あなたにとっての汚いのフィルター、つり革はどっちですか?
圧倒的なコミュニケーション不足
フィルターが違うということは、見えている世界が違うということです。それを解決するには、私はこうやって世界が見えているのよ、と伝えなければ相手にはわかりませんよね?
それを伝えない、つまり、圧倒的なコミュニケーション不足が価値観の違いを際立たせます。
よく価値観の違いと言われるのは、恋愛ですよね。
僕は、彼女に雑談をしてほしいと思っているとします。
でも彼女は、いまは黙ってそばにいたいなぁと思っています。
こうなると、2人ともしゃべらなくなり、なんとなく気まずい雰囲気になってしまいます。
解決方法は簡単です。お互いの気持ちをいえばいいのです。でも、それが怖いのです。だから、自分の気持ちを相手に伝えられなくて、価値観の違いをもとにギクシャクしてしまうのです。
相手と向き合って本音で話すのって、大変ですよね。何が大変かというと、自分の本音をさらけ出すことです。それって、実はとても勇気がいることなんです。
なぜなら、自分の価値観が正しいかがわからないからです。それは生きていく中でなんとなく感じているから、無意識のうちにそう思っています。
そして、自分の価値観が正しいかわからなくなると、相手の価値観を否定してしまったりします。それは、相手の価値観にムカついているとかではなく、自分の価値観を否定されるのが怖いから、自信がないからです。
比較しなければ、認識することができない
それでは、さらに深くします。なぜ価値観を比べるのでしょうか。
それは、人は物事を認識するために、比較しなければいけないからです。そうしないと客観的に自分を見れないのです。
例は極端に考えるとわかりやすいです。
世界にあなたしか人間がいないとします。そこに、実はもう一人の人間がいて、目の前に現れました。身長は2mあります。
このとき、身長について初めて認識できるのです。一人しか世界にいなければ、身長のことは考えずに済みます。ところが、自分よりも圧倒的に背の高い人がいると知った時、初めて比較することができ、自分の身長が小さいのだと自覚することができます。
いまのは極端でしたが、たとえば170cmとなると話は人それぞれだと思います。なぜなら、170cmを身長が高いととるか低いととるかは、その人の価値観によって決まるからです。
比較における基準は、価値観なのです。特に、目に見えないものの比較基準は、すべて価値観と言ってもいいくらいです。
そんな目に見えない基準を元に、常にフィルターごとに比較しているので、基準は絶対的でなく、相対的です。使うフィルターによって基準は変わってしまいます。
そして人は全員異なるフィルターを持っている以上、必ず違いは生まれてしまいます。
なので価値観の違いをなくすということは、根本的には不可能なんです。
このことは、次からの話において非常に重要なので、頭に入れておいてください。
価値観において、大切なこと
それでは、価値観について考える時に大切なことはなんでしょうか。
これを把握しておけば、価値観の違いについてしっかり対処できるはずです。
自分の価値観を自覚する
まずは、自分がいまどんな価値観を持っているのかを把握しましょう。
- 自分はどんなフィルターで世界を見ているのか
- どうしてその価値観が身についたのか
- このフィルターの基準はどこにあるのだろうか
自分はこう思います、だけではダメです。
自分はこんな価値観を持っているからこう思います。と説明できるのであれば、それは自分の価値観を把握できているといってよいでしょう。
価値観の違いがあることを認める
自分の価値観が把握できたら、もう次は簡単です。価値観に違いがあることを素直に認めましょう。
価値観の違いは、根本的には解決できません。でも、違いがあるということを認識さえしていれば、そこで無駄に争うことはしなくなります。なぜなら、どちらの価値観が正しいとかは言い切れないからです。
相手にとってはなにが大切なんだろうか、と一旦立ち止まってみる。これが価値観の歩み寄りの第一歩だと思います。無理やり相手の価値観を自分のにさせようとしてはいけません。それは、明らかな独りよがりですよね?
一度立ち止まることができたら、次は相手の価値観に関心を示しましょう。どんなフィルターで世界を見ているのか、相手の目線になって考えてみましょう。すると、自分には見えなかった世界が見えて、けっこう面白かったりしますよ。
そして、相手の価値観を把握したら、自覚している自分の価値観を示します。自分が自覚している分、なにが同じでなにが違うのかがはっきりと認識できるはずです。それを相手にもわかるように伝えましょう。
あとは簡単です。価値観は違って当たり前という前提を共有します。
相手の価値観を受け入れて、方向を揃えていくこと。相手との価値観に関しては、ここまでしかできません。
自分の価値観に責任を持つ
そして大事なことをもう一つ。自分の価値観には責任を持ちましょう。
自分がなにを大切に思い、なにをもって判断するのか、これがしっかり把握できいない人は危険な状態です。
自分の価値観やアイデンティティが確立されていないと、人は自分の考えに自信が持てなくなり、不安定になってしまいます。
そうすると、自分で判断できなくなるので、他人に判断を任せたりします。そのくせ、大切な人や物をなくすことを恐れるのです。とても一人では生きていけない、依存体質の人になってしまいます。
自分の価値観には、そして自分の人生には、自分で責任を取りましょう。
そのために、何回も言っていますが、自分の価値観を自覚するのが非常に大切です。
まとめ
いかがでしたか?
人は一人では生きられません。互いに助け合いながら生きています。
価値観が違うのは当たり前なのに、そこですれ違ってしまうのは本当にもったいないです。
自分の価値観を自覚し、責任を持ち、違いを受け入れる。
他人の価値観を受け入れれば、そして大切にすれば、きっと他人も自分を大切にしてくれます。相互に影響を及ぼしあって生きているのが人間という知的な生物なんです。
さぁ、今日からあなたもチョコミン党を許してあげましょう!笑
それでは!