やっぱりできない!「とりあえず」やってみること
どーも!青空コーヒーです!
ファーストペンギンって言葉を、みなさんは知ってますか?
なにかを始めるときって、とっても気がひけますよね。始めればいいってわかってるのに、とりあえずやってみればいいのに、それができない。
この記事を読まれている方は、きっといろんな記事を読んでるかと思いますし、ここで僕が言う内容も、さして変わらないと思います。なぜなら、僕もとりあえずやってみることができなくて、いろいろ調べた人だからです。(笑)
ここは、いろいろ考えた上で、いま自分がどう考えているかをまとめる場所なので、誰かのために書いているつもりはありません。自分を表現するために書いているだけです。
ですが、もし僕と同じように悩んだ方がいるのであれば、もし僕の考えが参考になるのであれば幸いです。
今回のテーマは、
「やっぱりできない!『とりあえず』やってみること」
です
目次
なぜとりあえずやるのが大事か?「ファーストペンギン」を例に考えてみる
なんで、そんなにみんなとりあえずやってみるって言うのでしょうか。そんなに大事なんですかね?
そう思って考えてみましたが、まぁ確率論的な話ですよね。
最初に話した、ファーストペンギンの話を例にしましょう。
ペンギンは魚を食料にするため、海に潜らなければなりません。ですか海には、そんなペンギンを狙うトドやシャチが構えています。
いまから潜る海には魚がいるのでしょうか?天敵がいるのでしょうか?これは誰かが潜らないとわかりません。
そこで先陣を切って飛び込むペンギンを、勇気あるものとしてファーストペンギンと言います。
このファーストペンギンは、すぐに食われて犠牲になってしまうかもしれません。はたまた、魚の大群を見つけるかもしれません。
でもどちらにしろ、ペンギンの群れにとっては利益なんですよね。ファーストペンギンが食われたら飛び込まなくて済むので犠牲が少なくて済みます。魚群を見つければみんな助かります。
茂木先生は、このファーストペンギンを人間にも当てはめて、脳科学的に説明していました。とても興味深く、かつわかりやすい内容でした。
確率論的な話に戻ります。
結局、行動した方が成功する確率が増えるからです。だからみんな、とりあえずやってみろっていうんですよね。
もちろん、成功の確率が増える分、失敗の数が多くなるのは事実です。
でも、いま考えている「とりあえず」やってみるは、ペンギンみたいに生死は関わらないですよね?笑
それにもかかわらず、なぜとりあえずの行動ができないのでしょうか。
なぜ「とりあえず」の行動ができないのか
なぜこの「とりあえず」ができないのか。
しっかり考えていきましょう。
「恐れ」がとりあえずを妨げる
主な原因は、恐れです。これに尽きます。
何かを始める時って、なにが起こるかわからないですよね?まぁ当たり前っちゃあ当たり前なんですけども。
でも、成功する期待よりも失敗する不安の方が、なぜか大きくなってしまいます。
なんでこんなところで悩んでいるんだろう、という葛藤にさらにモヤモヤします。
そして、「いや、やらなくてもいいじゃん」という言い訳を探してしまうのです。
なぜそんなにも恐れてしまうのでしょうか。
それは、脳に原因があるようです。
「恐れ」の原因は、現状維持したい脳の機能
元となる恐れの原因は、現状維持を本能とする脳の機能によるものです。
人間は危険を感じる時に、より安全な選択肢を求めるようです。
なにかを始める時って、不安を感じて恐れますよね。これが危険と判断されます。そこで、より安全な現状維持を選択するようです。
だから、おめでとうございます。
とりあえずを恐れてしまうのは、人間としてはとっても正常なようですよ。笑
でも、それではいけないと思っているからこの記事を読んでいるんですよね。知っています。笑
どうすれば「とりあえず」できるのか
では、「とりあえず」の壁をどうやって越えればいいのでしょうか。
現状維持したいと思っている自分の脳を自覚する
まず、最大の原因である脳の機能については、どうしようもありません。サイボーグにでもなれば別ですよ?笑
だからこそ、なにか新しいことをはじめるときは、「あ、いま自分の脳は現状維持をしたいと思っているな」と自覚してください。
すごい変人的なセリフになっていますが、めっちゃ真面目です。笑
そのことを自覚すれば、あぁいま自分の中に恐れがあるんだな、と自覚することができます。
逆に、脳の機能を知らないと、いつまでたっても脳を騙そうとして根性論になってしまいます。それではいつまでたっても解決しません。
脳は変わりません。狩りをしている時代から変わらない脳の機能です。もう、いさぎよくここは受け入れましょう。
失敗を受け入れる
脳の機能を受け入れたら、次は失敗も受け入れましょう。
これは、けっこう大変かもしれません。なので、丁寧に説明していきます。
まず、確率論を受け入れろとはいいません。なぜなら、失敗したときに原因を分析して対策すれば、2度と同じ失敗をしないようにすれば、失敗の数だけ成功の数に変わっていきます。
確率の話で考えるのであれば、10回のうち2回成功するという状態で、最初に話したのは、10回を100回に変えれば20回成功するから、という話の仕方でした。つまり母数をあげれば成功の数も増えるという話です。
僕がしたいのは、そういう話ではないです。
10回のうち8回失敗している現状を、もし失敗から学んで7回に抑えることができたら、100回やれば21回とは言わずに、30回くらい成功するかもしれません。
だから、確率論をそのまま受け入れるのではなく、確率論を変えていけるという部分を考えてください。失敗から学んで成功につなげることを考えてください。
そのように考えれば、失敗が成功の過程にあるものだと認識できるようになります。そうすれば、一時的な落ち込みも受け入れる準備もできるのではないでしょうか。
失敗を受け入れるのは、なかなか大変です。でもいままでも、それなりに失敗してきましたよね?僕も思い返せば、いろいろ失敗してきました。
そして、それを笑い話にしている自分に気づきました。笑えているということは、失敗したそのときと比較すれば、少なくとも成功に近づいているんだと思います。
ぜひ、失敗をネタにするくらいの心構えでいてもらいたいものです。
完璧を求めすぎてはいけない
そして、よく言われることだと思いますが、完璧主義な人こそ「とりあえず」が大嫌いです。
僕も昔は完璧主義に近かったです。やることは常に完璧にしたいと思っていました。
ですが、行動しないと始まらないと最近は気づいてきたので、
「70%くらいでやることを心がけて、足りない30%の分だけは失敗する可能性もだろうな、それを怖がっている自分のポンコツな脳がいるけど、失敗から学べることがあるから成長するだろうな、よし!」
と考えています。
完璧主義については、また今度書こうと思います。書いたらこの記事とつなげるので、そのときは参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?
「とりあえず」という言葉、ほんと使い勝手がいい言葉ですよね。
なのに、なんでこんなにも「とりあえず」行動するのが難しいか、お分りいただけましたか?
脳の現状維持について理解するだけで、けっこう考え方は変わると思います。
ぜひ、自分の中でファーストペンギンを増やして、どんどん未知の海に飛び込んでみてくださいね!簡単に死なないので大丈夫です、安心して飛び込んでいきましょう!
下に関連記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
それでは!