自分の中での妥協とは?
どーも!青空コーヒーです!
みなさんは、妥協に対してイメージをもってますか?
どうしてもマイナスなイメージを抱いている人が多いと思います。僕もそうです。
最近は就活をしていることもあり、どの会社を選ぶかということでチラつく言葉が妥協です。(笑)
どんなときに妥協という言葉使いますか?
なぜ妥協するのでしょう?
今回のテーマは、
「自分の中での妥協とは?」
です!
目次
妥協の意味は?2種類の妥協について
まずは、妥協という言葉が使われる例を紹介します。
- 北朝鮮と韓国が双方妥協して条約を締結した。
- 欲しかった抹茶チョコが売り切れていたので、妥協してイチゴチョコを買った。
- この案件だけは絶対に妥協したくない。
- 本当は飲み会に行きたくなかったが、妥協した結果として二次会まで参加した。
まぁこんな感じですよね、例が極端ですけど(笑)
そして、妥協に大きく2種類あることをまずは説明します。
そのために、まずは妥協の意味を確認していきましょう。
[名](スル)対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること。「妥協の余地がない」「安易に妥協する」「妥協案」
妥協の辞書的な意味は、あくまでも自分と他人の間での話です。
先ほどの例だと、朝鮮半島の話がこれに当てはまります。
そして、もう1つの妥協についてですが、これは自分の中での妥協です。
朝鮮半島以外の3つの例は、すべて自分の中に関する意味としての妥協です。
本来そのような意味がないのにもかかわらず、なぜ自分に対する意味で妥協という言葉が頻繁に使われているのでしょうか。
これについては、あんまり調べてもヒットしませんでした。特に気にすることでもないんですかね。
でもここは、自分を理解して自分を表現するブログ。
しっかりと自分の妥協に対する考えをまとめていきます。
自分の中での妥協について
ここでは、自分の妥協がどういう意味なのか、なぜ自分の中で妥協という概念が生まれるのかについて、順を追って考えていきます。
自分の中での妥協は、選択
まずは辞書的な意味の妥協についてですが、
相手がいる妥協は、主張を決めることが本質的な部分ですよね。
この本質的な部分を、自分の妥協にも当てはめてみましょう。すると、自分の中での主張を決める、つまり選択を意味することになります。
自分の中での妥協とは、選択と言い換えることができますね。
マイナスの意味にしろ、プラスの意味にしろ、自分が妥協する上では必ず選択する段階を踏んでいます。
これは、2人の自分での対立から妥協が生まれると僕は考えます。
いい例がありました。リトル本田です。
リトル本田って知ってますか?僕はサッカーが好きなので、今回はこれを例にします。
自分の中のリトル本田に問いかけた、という表現をしていました。そして移籍を決めたと言ったのでした。
これは、やはり自分の中での選択ですよね。
また後でこの例は使います。
妥協している自分とは
それでは、自分の中で妥協しているというのがどんな状態か、考えていきたいと思います。
目の前の結果や快楽を優先する
まずはわかりやすい例です。
目の前の結果や快楽を求めて、長期的な成功を諦めるパターンです。この原因は、自分に自信がないことにつきます。
プライドだけ高く、上っ面だけで選択していて、中身がない、そのような状態です。
周りに流されている
もう一つも原因は同じですが、周りに流されている状態です。
他人に流されて、自分本意でなく、あまり意味のない選択をする状態です。
先ほどの例でいうと、飲み会に泣く泣く参加したパターンです。
一般的に言えることは、
自分の中での妥協は後悔の気持ちが強く、諦めていることがほとんど、ということです。
自分が納得していない、その場の言い訳で無理に納得しているだけ、こうも言えるかなと思います。
2人の自分がいるから妥協が生じる
先ほどのリトル本田に戻ります。
リトル本田に問いかけた、と本人は表現していました。普段はいない、気づかない自分なのでしょう。
僕は、本田選手は無意識の自分をリトル本田と表現したのだと考えています。
つまり、2種類の自分とは、意識的な自分と、無意識的な自分です。
この2人の自分における対立から妥協が生まれる、僕はそう考えています。
では、自分が納得していない、後悔しているとは、どういったことなのでしょうか?
それは、意識的な自分が納得していないということです。意識しているんだから、まぁそうなんですけども。(笑)
ここから言える大事なことは、無意識的な自分がなにを考えているかが非常に重要であるこどです。
もし無意識的な自分がいて、無意識的な自分がなにを考えているのかが意識的にわかって受け入れられていれば、それは意識的な自分が納得した上での選択であり、妥協ではないと思います。
意識が無意識を理解とかなんか、哲学的なループになるのでここで一度止めますね...笑
ただ、無意識的な自分にも2種類いることをはっきりさせなければいけません。
それは簡単です、強い自分と弱い自分です。
リトル本田は強い自分に当てはまります。内に秘めた本当に自分が望むものを手に入れようとしている、目的がはっきりとしている、モチベーションの高い、そんな自分です。
一方の弱い自分。これが問題です。
妥協の意味に、譲歩という言葉がありました。つまり自分の中での妥協とは、無意識的な自分への譲歩と言えるのではないでしょうか。
弱い無意識的な自分に関しては、以前にも言った通りで、脳の機能に起因します。
脳は現状維持を求めます。だから、変化をするようなリスクある選択肢を非常に嫌います。
このネガティブな自分の意見を汲み取って、まぁ仕方ないよなぁとしている、この状態が自分の中での妥協と言えるのではないでしょうか。
妥協しない人生を選択するには
それでは、どうすれば妥協しない人生を意識的に選択できるようになるのでしょうか。
無意識的な自分を自覚して、受け入れる
まずは最初、無意識の自分を自覚して、受け入れることが大切です。
なんか気づいたら他の記事と同じなんですよね。無意識の自分を自覚することがいかに大切なのか、僕もブログで自分を表現していく中で気付き始めました。
弱い無意識的な自分に対しては、現状維持を選択しがちということを受け入れます。
一方、強く眠っている無意識的な自分は、自分が生きていく上での原動力になる自分です。この自分をよく理解して、意識的な自分と同じ方向性になると、後悔しない人生を選択できるようになるのです。
無意識的な自分を自覚するには、自分を客観的に見る必要があります。それはこちらの記事をご覧ください。
妥協をしない、自分の考えに納得する生き方は、本当の意味での自分の人生であり、幸せにたどり着くための生き方だと思います。
ブレない強い自分を軸にすることができるので、周りに流されなくなります。それに、自分の選択やそれに付随する行動すべてに意味を持たせることができます。
後悔しない、意識的なあきらめとは
しかし、先ほどこう言ったのを覚えてますか?
「自分の中での妥協は後悔の気持ちが強く、諦めていることがほとんど」
たとえ強い自分に従っても、後悔したりあきらめたりすることがあります。そのことに関して、ここで解決しようと思います。
あきらめの意味って知ってますか?
言葉の意味って大切ですよ。(笑)
あきらめってなんかネガティブなイメージですけど、「明らめ」と書くことがあるのを知ってましたか?
もしくは、普段使う諦めるの字も、明らめと同じような意味の漢字であることを知ってましたか?
本来のあきらめるとは、ものごとの真相をはっきりさせる、という意味です。
ですが僕たちが使っているあきらめるは、ほとんどが道半ばで断念するという意味で使っています。
だから、あきらめるの本来の意味であれば、あきらめてもいいのです。なぜなら、できないことが明らかになっているからです。
僕も大学院で研究していく中で、研究に詰まったときに先生に言われました。
「もしできないと思うのであれば、できないことの証明をしてみろ。でないと、あきらめとは言わないぞ。」
その通りだと思います。できるかできないかの途中でやめるのは、真相がはっきりしてないですよね。
ですが、できないことが明らかになれば、それはあきらめていいのではないでしょうか?
そしたら、しゃーないな精神です。そのことを考えてもできるようにはなりません。別のことを考えるだけです。
意識的なあきらめをするまでは、とにかく行動
だからこそ、意識的にあきらめるようにしなくてはなりません。真相が明らかになってないからこそ、なにかできたのではないかと後悔してしまうからです。
真相が明らかになれば、やることはやったはずなので後悔することはありません。
意識的なあきらめをするには、とにかく行動するしかありません。行動しなければ真相まではたどりつかないですよね。
行動するかしないかは、自分次第です。僕からはなにも言えません。
ですが、将来の幸せや成長、大きな目標、ブレない自分がいるのであれば、そのためにいま行動する、多少の苦難はものともしないはずです。とにかく行動しようと努力するはずだからです。
人生は結果論です。そして、人生は選択の連続です。
取捨選択する自由も、自分次第。
無意識の自分を受け入れて、意識的な選択をすれば、それを続ければ、人生は結果としていい方向に傾くのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
まだ23歳なので、大したことは経験してませんが、これからブレない自分作るためにこのブログをやっています。
ときには、大変だなぁと思うこと、あると思います。ずっと意識的に生きていくのは、常に2人の自分の中での葛藤です。孤独な戦いです。
ずっと孤独な戦いをしていると、どうしても疲れてしまいますよね。仕方ありません。
そんなときは、きちんと休憩して、また回復してから立ち直ればいいと思います。人って1人ではそんな強い生き物ではないですから。
たまには周りの意見を聞いてみてください。忘れかけていたら何かに気づくかもしれませんよ。
それでは!