青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

楽しいはずのスノボ旅行

どーも!青空コーヒーです!

前回は、インターンを切って、はじめて漫画喫茶に行った話でした。

それから特になにか特別なことはすることなく、ひたすら自分について調べていました。

 

そして、研究室の人たちとのスノボ旅行。


今回のテーマは、


「楽しいはずのスノボ旅行」


です。

 

 

 

目次

 

不安だった仲間との対面

朝発で、1泊2日の旅行でした。
もう本当に、ただただ滑りに行く、とても楽しいスノボ旅行のはずでした。

2ヶ月以上前から決まっていたことです。その頃はなにもかも調子がよかったのですから、楽しみで仕方ありませんでした。

 

ですが、旅行の1週間前に崩れた自分。彼女のことで自分の生きがいを失い、研究のことで自信をなくした自分。

行くかどうかに関しては迷いませんでした。だって、高いお金払ってるんですから(笑)

 

しかし僕が不安に思ってたのは、仲間との対面でした。

 

研究室内での発表をドタキャンしてから、誰とも研究室の人とは連絡を取りませんでした。同期のマンデリンちゃんがいろいろ手を回してくれたのでしょう。感謝しかないです。

 

ということで、本当に会うのが不安でした。精神的にダメになったことは教授からおそらくみんなに伝えられてると思っていたので、どう自分を説明すれば分かりませんでした。

 

運命の、ご対面...

 

いや、運命ではないんですけど(笑)

 

みんなは、快く僕を受け入れてくれました。


なにもなかったかのように、ではありません。ふつうに心配してくれました。そして、ムードメーカーの1人、コナくんとしておきましょう(笑)、彼の一言で救われました。

 

「いや〜、来ないこと思ってた!
青空がきてくれてよかった!」

 

素直に嬉しかったですね。
まぁそんなこんなで、ふつうにスノボ旅行が始まったのでした。

 

 

夜の軽い修羅場

昼頃にスキー場について、レンタルして着替えて、いざ!
 
吹雪とかもなく、とてもいい天候でした。
 
やっぱスノーボードは気持ちいいですね!
まだ4回目とかなんですけど!(笑)
 
 
そんなこんなであっという間に時間はすぎ、夜に全員集まってトランプ大会。
 
負けたらお酒という、これまた大学生らしいかんじ。
 
そこそこ盛り上がってはいたのですが、途中でコナくんが言いました。
 
「最近どうなの?」
 
まぁいままでそっとしておいてくれた方がおかしいですよね。
 
僕もいつか話さないといけないな、自分が崩れていることを話さないといけないなと思っていました。
 
 
そこで、みんなの前で自分のことを話しました。
 
研究に詰まっていること、精神的に崩れたこと、研究室にいる意味が見いだせていないこと、そして最悪の場合は大学院をやめる選択肢もあるということ。
 
同期がやめるかもしれない、そう思ったみんなは、ただ事ではないということは理解してくれました。
 
わりと本気でした。というか、1ヶ月前の出来事ではあるんですけど、こうして書いている時も本気で思っています。
 
 
 
 
しんとするなか、同期の1人、マッチョなのでボディが強いということでジャワくんにしておきましょう。彼が言いました。
 
 
「青空、それって逃げなんじゃないの?」
 
 
そう思われても仕方ありません。というか、実際それはそうです。
 
この先、社会人になったらもっと苦労するかもしれない。そのことは理解できていました。
 
しかし、研究というのはお金とかの対価もなく、ただ自分の名誉とか好奇心を満たすためにやるものにしか僕には思えませんでした。
 
そうして研究室にいる意味を持てていなくなっている、本当にやりたいことではないのに無理をしている自分にとって、これを逃げと捉えるべきなのかは、正直わかりませんでした。
 
もちろん、大学院をやめてしまえば、最終学歴は退学です。そこに少し傷がつき、今後にどう影響するかはわかりません。社会人になったら学歴は関係ないとも言いますが、それは卒業段階での話。退学とか中退とは意味が違います。
 
一度逃げを経験すると、これからもその逃げに甘んじてしまう、そう他人から思われてしまうし、自分でも思ってしまう。それが退学の大きなデメリットでした。
 
そのデメリットの大きさはわかっていたので、大学院の中退は鬱病とかになったら行動しようというくらいの選択肢でした。
 
 
ですがジャワくんは、そこを突っ込んできました。1番僕が触れて欲しくなかった部分でした。
 
いまこの段階で社会人の話をされても困るから。それが僕が思っていたことでした。
いま自分がどんな感情か、それだけわかってくれればいいと思っていたのに、そこまでアドバイスというか説教を求めてはいませんでした。
 
 
 
そこで僕とジャワくんで話が噛み合わなくなると、マンデリンちゃんが、
 
「ジャワくん、ちょっといい?」
 
と僕の気持ちを代弁してくれました。
本当によき理解者です。
 
そして、マンデリンちゃんはジャワくんを連れて、別の部屋に移ってしまいました。
 
 
あぁ、自分のせいでせっかくの楽しい雰囲気を壊してしまった...
 
 
僕は少し後悔していました。
ですが、コナくんたちは、そんなことも気にせず、僕のそばにそっといてくれました。
 
 
 
しばらくして、ジャワくんが僕を呼び出し、部屋の外へ。
 
 
すると彼はいきなり、涙ながらに僕に謝罪の言葉を。
 
「俺は青空の気持ちをなんにもわかってなかった。
ほんとごめん。」
 
彼は体育会なので、情に熱い男でした。
基本的に精神論で物事を語るのですが、それは弱い自分に見栄を張っているようなもの。
 
自分がとても強くいようとする分、仲間にもその気持ちを求める、頼り甲斐のある人です。
 
ですから、ジャワくんはそんな自分を反省したようです。
 
僕は、ジャワくんの考えはまったく間違っていないし、自分もそう思っているということ。けれど、僕としては自分の気持ちをわかってくれればそれでいいということを改めて伝えました。
 
そして彼は、顔を洗ってくると言って、どこかへ行ってしまいました。
 
僕は、マンデリンちゃんが何を彼に言ったのかを聞いていません。けっこういまも気になってます。(笑)
 
ですが、彼女にお礼を言って、もう夜も遅かったのでそのままみんなで寝ることにしました。
 
 
 
いやぁ、軽い修羅場でした。
ですが本音をぶつけ合えたのは、いい機会でした。
 
これからもっといい仲間になっていくんだと思います。みんなに感謝です。
 
 
 
 
 
 
 
その後は楽しく滑り、なにごともなく帰りました。
 
次にいつ学校にくるか、それは来週だと宣言して、僕も帰りました。
 
あんまり止まってばかりではいられません。来週には教授にぶつかりにいこう、そう考えていました。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?
合宿あるあるの恋愛話とかはなく、本当に修羅場がメインの夜でした。

 

なんとかしなきゃなぁ、そう思えたいいタイミングでもありました。

 

次回は、スノボ旅行から帰って翌々日の面接について話そうと思います。

それでは!