自分が変わらないと、なにも変わらない
どーも!青空コーヒーです!
みなさんは、「その性格少し直してもらいたいなぁ」という友人の方はいますか?
なにかしら友人に対しては思うところがある人は、けっこういるのではないでしょうか。
でもそういうときって、あんまり友人は変わってくれないですよね。
なぜなら、自分が思っても他人が変わってくれることはほとんどないからです。
逆に言えば、変わるなら自分が変わるしかない、とも言えます。
僕はけっこうそういう考えで、ここ数年は過ごしてきました。友人が変わってくれないのであれば、友人を受け入れるように自分が変わればいいんだ。という感じですね。
でも、どうしてもそれだけだと辛いですよね。僕は本当に辛くなりました。
今回のテーマは、
「自分が変わらないと、なにも変わらない」
です。
僕が自分地獄に落ちた、その根源とも言える問題です。
正直なところ、解決していません。
ですが、僕がいま考える範囲で、自分の考えをここに書いていこうと思います。
目次
なぜ自分が変わらないといけないと思ってしまうのか
それでは、なぜ「自分が変わらないとなにも変わらない」、言い方を変えると、「なぜ自分が変わらないといけない」と思ってしまうのでしょうか。
ちなみに僕の場合を先に言います。
僕は本の影響が大きいです。
大学生になってから読んだ本、「人を動かす」、「7つの習慣」、「嫌われる勇気」。どれも同じことを言っていました。
3冊の本に同じことを言われると、それはそういうものかと思ったりしてしまいます。
弱い自分を認めたくない
まずは、簡単な理由から。弱い自分を認めたくないからです。
自分はもっとできるはず、こんなもんではないと思っているとき、人は強い自分を想像しています。そんな自分になりたくて、弱い自分から必死に避けようとしている状態です。
それが結局は、自分は変わらないといけない、と思うようになることにつながります。
いまの自分ではいけないという自己否定
自分が変わらないといけないと思っている理由として、いまの自分はダメだと思ってしまう自己否定があげられます。
僕はまさにこれでした。理想があって、でもいまは何かがダメで足りなくて、それを補うために自分を変える。それはいいお思います。
ですが、理想にもしたどり着いたら、また別の理想ができるのではないでしょうか?
ということは、また自分が変わらないといけない、と思うことになります。
つまりは、自分は常に変わり続けないといけない、いまの自分は常に道半ばなダメな自分だ、ということになってしまいます。
しかも、自分が変わらないといけないということは、自分のダメなところ、足りないところにどうしても目を向けなければいけません。
それって、際限がないのはわかりますか?
理想とか目標は常に高くなるもの。だって、人として生まれてきた以上、よりよい人生を歩みたいとは誰もが思うものですから。
ということは、現実とのギャップも必然的に生まれてしまいます。
だからこそ、自分のダメなところには、際限がないのです。
いつまでたっても自分はダメなんです。
それなのに、ダメなところばかりに着目していては、永遠に自分を責め続けることになります。
とても辛いです。
そんな人生、あなたは望んでいますか?
なにか問題があるとき、もし相手と自分がその問題に関連しているとき、相手が悪くないとしたら、自分が悪いことになります。自動的に自分を責めることになります。
しかし、それは本当に正しいのでしょうか?目指すべきは、問題の解決です。少しでもいい方向に向かうことです。
ですが、自分を責めているだけでは、何が問題の原因かはわからないですよね。
ただ自分が自分を責めていては、辛いだけですよね。
だからといって、相手を責めていいということでもありません。
たしかに相手を責めたら、自分を責めなくて済むので気持ちは楽になります。しかも、原因追及しなくても大丈夫です。
しかしこれでもやはり、問題の解決には向かいませんよね。
自分を責めてはいけないですが、相手を責めていいわけでもありません。とても不思議な状況ですよね。
自分に自信がない
そして、自分が変わらないといけないと考えてしまう1番の原因は、自分に自信がないからです。
自信については、以前の記事でも紹介しました。
「価値観×能力=行動⇒自信」
僕の中での自信を作る法則です。
自分が変わらないといけないと思ってしまう本当の原因。
それは、自分の能力がないと思い込んでいる、そんな自分を嫌だと思っているからです。
先ほど、自分を責めてしまうと言いました。自己否定ですね。
では、自分の何を責めるのでしょうか?それはもちろん、自分を形成しているものです。
それが、価値観と能力です。
身体的なことは、自分ではなかなか変えられないものですが、価値観と能力は変えることができます。
自分が変わらないといけない、そう思う時はコンプレックスではなく、考え方とスキルについて思っています。
変わりたくないという脳の現状維持機能
そして大事なことがもう一つ。
自分を形成しているものは、価値観、スキルの他にもう一つあります。
それは、自分の過去。これって、変えられないんですよね。
でも、これが自分を変えたいと思う時に、大きな障害になります。
後ほど言いますが、まずは弱い自分を受け入れることが大切になります。それがすべてのスタートなんです。
しかし、それを受け入れられないのは、いままで自分が生きてきた過去にたくさんの苦しみの感情が伴ったストーリーがあるからだと考えます。
いきなり人は変われない、よく言われますよね。
たとえば、もっと自分が積極的な人でコミュニケーションをしっかり取れる人だったら、あんなミスはしなかったのになぁと思っているとします。
明日からは、もっと人と話そうと誓うとします。
でも、現実としては、なかなか変われません。
たとえいろんな本を読んで、いろんなコミュ力向上の本を読んだとしても、そう変われません。
それは、過去に消極的だった自分がいたからです。
自分がそういう弱い自分だということを無意識的かつ経験的には自覚していて、かつその自分から変わるのが怖いからなんです。
そうやって変わるのが怖いのは、脳の現状維持の機能が原因です。
脳は、変化を危険と認識し、よりリスクの少ない安全な現状維持を好みます。
変えられない過去、それと同じようにいたいと思うのが現状維持です。
価値観やスキルをどう変えたって、過去は変わりません。
この過去やそれに付随する負の感情が、自分が変わらないといけないと思っても変えられない大きな要因だと思います。
自分を責めない方法
弱い自分を認めて次の一歩が始まる
少しだけ怒ってみる
まとめ
いかがでしたか?
自分をそんなに責めないでください、もっと自分を大切にしてください。
たしかに自分が変わりやすいのはそうかもしれません。
けれど、そんな自分が粉々になっては元も子もありません。
まずは自分を受け入れて、自分を責めないことからスタートです。
それができてから、
自分の価値観やスキルをはっきりとさせ、
自分に自信をつけて、
自分をよりよい方向に変えていく方法を考えていきましょう。
それでは!