青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

質問力を高める!

 
どーも!青空コーヒーです!
 
僕の研究室では、週に一度のペースで全員集まり、各自の研究の進捗発表を行います。
 
そこで問われるのが、質問力でした。
 
今まで僕は甘ちょろく生きてきたので、あまり質問力について考えるというか、質問することもありませんでした。
 
 
 
でも就活や研究を通して、質問することの大切さを知り、質問力についてもいろいろ意見あるなと思ったので、自分なりにまとめてみようと思います。
 
今回のテーマは、
「質問力を高める!」
です!
 
 
目次
 
 

質問力とは?

まずは質問力の定義から。
 
その前に、質問の定義はこんな感じです。
 
[名](スル)わからないところや疑わしい点について問いただすこと。また、その内容。「質問に答える」「先生に質問する」
 
つまり、質問力の意味は簡単ですね。
 
わからないこと、疑わしいことを問いただす力
 
この定義でいいのではないでしょうか。
 
 
現代は多様な価値観が許され、各自が様々な情報を元に意見言うことができる世界となりました。
 
一般的なマナーとかもありますが、問題や課題などに対する絶対的な答えがない世界になっています。
 
 
 
そんな中で、自分たちなりに答えを見つけるというか、作り出していくことが必要ですね。
 
そのために、わからない点を明らかにする力、これが非常に大切になってきます。
 
いろんな角度から見ることで、答えに対して肉付けできたり、基盤をしっかりさせることができます。
 
これからの時代で質問力は必須の力とも言えそうです。
 
 
 
もうすこし具体的なプロセスを言うのであれば、
 
疑問が解消→問題を解決→目標を達成
 
という感じではないでしょうか。
 
 
 

なぜ質問力が身につかないのか

 
では、そんな大切な質問力を、なぜ身に付けることができていない人が多いのでしょうか。
 
先ほどの定義から言うなら、
 
わからないことを明確にすることができていない
 
この状態を、質問力がない状態と言えそうですね。
 
 
なぜわからないことを明確にしようと質問を考えているのに、それが通じないのでしょうか。
 
 
質問の種類を把握していないから
まずは、質問にどんな種類があるのか把握していないことが1つの原因です。
 
質問にはいろんな種類があります。
特に有名なのは、クローズドクエスチョンと、オープンクエスチョンですね。
 
選択肢が決まっているクローズドクエスチョン
一方で5W1Hの中でも、WhyとHowを中心にしているオープンクエスチョン
 
質問をしているときに、この2種類のクエスチョンを意識できていないと、なにを目的に質問しているのかがブレてしまいます。
 
 
質問の目的を把握していないから
上の続きにはなりますが、質問をしている目的がわかっていないと、いい質問とは言えないです。
 
なぜその質問をしているのですか?
質問の答えからなにが広がりますか?
 
質問をする場面によって、ここはかなり影響を受けます。
 
その質問は自分に関する質問なのか、相手に関する質問なのか。
日常的なコミュニケーションのための質問なのか、ビジネスにおける問題解決のための質問なのか。
 
 
質問力!と言われると、どうしてもビジネスチックに聞こえますが、日常的な質問も同じです。
会話が噛み合わないと、人間関係もうまくいきませんよね。
質問なしで会話しても味気ないですから、普段の会話でも質問力はあるに越したことはないはずです。
 
ですが、なんも興味もなくただ間を埋めるためだけの質問をしているだけでは、質問力が身につくとは言い難いです。
 
 
悪い質問をしているから
そして、悪い質問をしているから、というのももちろん質問力が身についていない原因です。
 
悪い質問って、なんだか言い方は自分でも気に入ってなくて、嫌な気分を感じてしまいますが、
具体的には、
 
答えを求める質問
相手を追い詰めるような質問
他の選択肢を一切考慮しない質問
 
などは、あまり良い質問とは言えないですよね…
 
 
悪い質問の中に、質問の種類を把握していないとか、目的がはっきりしていないとかも含まれますが、それ以外にも要素はある、ということだけここでは言わせてください。
 
 
 

どうやって質問力を身につけるのか

それでは、どうすれば質問力を身につけ、向上させることができるのでしょうか。
 
簡単に言ってしまえば、先ほど言ったことの逆をすれば良いわけですよね。
質問の種類を把握して、目的を明確にして、いい質問をするという。
 
それができないから困っているのがほとんどの人だと思うので、もう少し簡単に説明しようと思います。
 
 
質問の種類は、大きく2つ
先ほども言いましたが、質問には大きく2つの種類があります。
 
選択肢が決まっているクローズドクエスチョン
一方で5W1Hの中でも、WhyとHowを中心にしているオープンクエスチョン
 
そして、いい質問と言われるのはオープンクエスチョンです。なぜだかわかりますか?
 
 
簡単な例で言うなら、本を読んでいる友人に話しかけるとします。
 
「趣味は読書?」
これはyes or no の2択にしかなりません。話を広げるには、さらに質問をしないといけません。
そうすると、自分がしゃべることが多くなってしまいますね。
 
なにか、アンケートのような印象を受けてしまいますね。相手が本当に話したいと思えるような、そんな関係を構築しようとしているとは言い難いです。
 
 
一方で、
「どんな本を読んでいるの?」
これだと、選択肢は多数存在しますよね。その中で相手が答えを探さなければいけません。
そうすると、相手の価値観というフィルターを通してでてきた答えがでてきます。
 
つまり、このような質問は相手の本音を引き出すことにつながり、いい質問とされています。
相手が自分の頭で考えて答えを返す必要があるので、相手の引き出しを開けるのもそうですし、新たな可能性を見つけることにもつながります
 
わからなかった相手の本音がわかるようになるので、いい質問と言えそうですよね。
 
 
事実を確認しながら、広範囲⇒一点集中へ
いい質問は具体的で、本質的である。これも間違いなさそうです。
 
 
 
「恋って、なんだと思う?」
 
 
 
 
そんなこと言われても知るか!って感じですよね。笑
 
かなり抽象的ですし、この人は何を話したいんだろう...と思われてしまいます。
 
具体的かつ本質的にするには、いきなりそんなことを質問しても意味がありません。
 
いろんな事実、相手の意見を確認しながら、広範囲⇒一点集中にしていくのがいい質問です。
 
その具体例というのが、相手にyesと言わせる質問方法です。ちょっと名前は忘れちゃいました。笑
 
「彼女いる?」
「別れちゃったの?いつから?」
「なんで別れちゃったの?浮気されたとか?」
「彼女が悪いと思わないのは、自分がいけなかったと思っているんだよね?」
「なんで自分がいけないと思ってしまうんだろう?」
「自分にとって、恋ってなんだと思う?必要なもの?」
 
って感じで掘り下げていく方が、相手も答えやすいとは思います。例がかなり極端ですが。笑
 
 
相手の意見を確認しながら、広範囲⇒一点集中
これは質問において非常に重要かつ効果的なものです。
 
 
当たり前を疑う
もう聞き飽きましたよね。でも大切なので。
先ほどの事実や意見を確認しながら、という部分とかぶりますが、
 
質問をする際は、当たり前を疑うのが非常に大切です
 
なぜか。
相手と自分の間で前提を同じにする必要があるからです。
そうでないと、なにがわからないのかがわからなくなってしまいます。
 
これでもか、というくらい疑っても問題ありません。
言葉一つとっても解釈はかなり分かれます。
likeとloveみたいに、解釈は人それぞれです。
 
わからないことを明らかにするのであれば、当たり前を疑うのは必須です。
 
 
ゴールを設定し、目的を意識し続ける
そして最後に。
質問をする際は、なぜその質問をしているのか?と逆に聞かれても答えられなければ意味がありません。
 
必ず質問をする前に、何がわからないから聞きたい!というゴールを設定しましょう。
そして、その目的に沿った質問をするように心がけましょう
 
これは質問をする前に考えなければいけません。
 
自分の中で先に質問しても構いません。その上で、自分の考えと同じかを確かめるように質問するでもいいです。
 
 
 

まとめ

いかかでしたか?
 
最近はテレビでいろんなスキャンダルとか不祥事をやっていますよね。
そこでの記者の質問、かなりピンキリ分かれます。
 
そういう実践されている場を自分で見て、なにが良い質問なのかを考えてみるのは、いいトレーニングになりそうですよ。
 
それでは!