青空の下でコーヒーを

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扁桃体はどこにある? 〜脳を分解してみる〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、脳についてどれくらいご存知でしょうか?
 
正直、僕はこのブログを書くまでなにも知りませんでした。海馬という部分があるくらい、脳のシワが多いほどいい、くらいです。笑
 
 
ですが、ブログを書いていくうちに、あることを知りました。
 
扁桃体という部分がストレスとかやる気とかに関わってくる、と。
 
なので、最近は脳科学的なところの勉強をしようと思っています。
 
 
 
 
で、扁桃体の説明をしたいのですが、まずは、脳の構造の説明をしなければなりません。
 
図があったほうがいいと思うので、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
 
今回は、脳の構造について簡単に説明し、扁桃体までたどり着こうと思います。
 
 
タイトルは、
扁桃体はどこにある? 〜脳を分解してみる〜」
です!
 
 
 
目次
 
 
 

脳を3つに分ける

まず、脳はおもに3つに分かれます。
 
  • 大脳:あとで説明
  • 小脳:運動機能をつかさどる
  • 間脳:自律神経、内分泌
  • 脳幹:中脳、橋、延髄など
 
そして、脳における割合としては、8:1:1くらいで、いかに大脳が大きいかわかるかなと思います。
 
扁桃体は大脳に当てはまるのですが、ここでは先に小脳や脳幹について説明します。
 
 
 
小脳は、運動指令や、平衡感覚、姿勢維持などの運動動作に大きく寄与します。
 
ここから直接脊髄に情報を送ったり、視床という部分を通して命令したりします。
 
そして、小脳は脳幹の後ろについており、後頭部を打つと小脳にダイレクトにアタックします。
 
そうです、小脳が傷ついて体が動かなくなる可能性があるので、後頭部は気をつけろと言われるのです。
 
 
 
間脳と言われる箇所が脳幹の上にあり、ここに視床視床下部、下垂体という聞いたことがありそうな部分があります。
自律神経系など、神経伝達の中枢がここにあたります。
 
 
 
 
脳幹は、大脳と脊髄をつなぐ重要な部分です。
脳幹は中脳、橋、延髄に分かれ、
 
  • 中脳:視覚や聴覚
  • 橋:呼吸、反射反応
  • 延髄:代謝、血液循環
 
という生命維持機能に必要な部分がめちゃくちゃ集中しています。
 
 
 

大脳を2つに分ける

大脳もまた、2つに分かれます。
 
 
大脳基底核は、線条体とかもろもろからなる、非常に重要な部分なのですが、難しくなるので省略します。笑
 
ですが、ここに側坐核と呼ばれるものがあり、これがのちに扁桃体と関連してくるので、いまのうちに書いておきます。
 
 
 

大脳皮質を3つに分ける

 
どんどん分けます。
脳>大脳>大脳皮質まで来ました。
 
ここでは、大脳を3つに分けます。
 
  • 新皮質
  • 古皮質
  • 旧皮質
 
成人になるまで、旧→古→新という順で、外側に大きくなってきます。
 
つまり、旧・古皮質が新皮質の内側にあり、守られているというイメージです。
 
そして、旧・古皮質を合わせて大脳辺縁系と呼びます。
 
 
 
 
 
大脳新皮質は、運動や感覚などはもちろんですが、主に知的活動に長けた部分です。
 
大脳新皮質も4つに分かれ、
 
  • 前頭葉:思考、判断、ワーキングメモリ
  • 頭頂葉:皮膚感覚(温度、痛みなど)、空間認識、味覚野
  • 後頭葉:視覚情報
  • 側頭葉:音、色や形
 
と場所で分かれています。
 
 
 
 
 
また、左右で分かれるのも、この大脳新皮質の部分です。
 
  • 左脳:論理的思考(知覚、思考、判断、意思、感情など)
  • 右脳:感覚的思考(本能、自律神経、記憶など)
 
 
という分類です。
 
 
 
 
 

大脳辺縁系を3つに分ける

脳>大脳>大脳皮質>大脳辺縁系まで来ました。
 
この大脳辺縁系、感情をコントロールするところで、哺乳類にしかない部分だそうです。
 
非常に大切な箇所ですね。
この大脳辺縁系大脳基底核と近くにあります。
そろそろ側坐核も関わってきます。
 
大脳辺縁系の主な役割は、記憶と情動です。本能的な欲求もここに起因します。
 
 
 
さて、大脳辺縁系を分けます。
 
  • 帯状回:各部位をつなげる、呼吸系の調整
  • 扁桃体:不安などの不快感情、感情の記憶に関与
  • 海馬:記憶
  • 側坐核
 
側坐核がたまにここに含まれたりするのでが、まぁ僕の知るところではないです。笑
 
側坐核は、大脳辺縁系の近くにあり、快の感情に関連するということだけ覚えておいてください。
 
 
 
 
扁桃体という名前は、アーモンドの形をしていることに由来しています。
 
一般的に、扁桃体情動反応の生成装置と呼ばれており、好き嫌いを判断する場所だとされています。
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
脳の構造なんて、あまり気にしないですよね。
 
ですが、今回扁桃体を勉強するために、少しだけ脳の構造を分解しながらまとめてみました。
 
次回は、扁桃体についてもっと細かく見ていこうと思います。
 
それでは!