青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

心の知能指数『EQ』を高めるには?

どーも!青空コーヒーです!
 
 
みなさんは、頭の良さってどう判断されるものだと思いますか?
 
 
 
よく言われるのは、IQだと思います。
 
知能指数と呼ばれるIQが高いほど頭がいい。
まぁわかるとは思います。
 
 
 
でも僕は、学力が全てではないと思っている人間で、同じくIQがすべてではないと思っています。
 
 
その1つに、EQというものがあるので、今回はこのEQについて紹介しようと思います。
 
テーマは、
「心の知能指数『EQ』を高めるには?」
です!
 
 
 
目次
 
 

IQとは?

まず先に、IQについて。
 
IQは「Intelligence Quotient 」の省略語で、知能指数、知能の発達速度を意味します。
 
昔はIQサプリという番組がありました。
頭のやわからさというイメージでしょうか。
 
 
 
IQテストとかはネットにもいろいろあるので、受けてみればわかるかなと思います。
 
 
ちなみに、IQが150以上だとMENSAと言われる頭脳集団の仲間入りができるかもしれませんよ。
 
 
ちなみにちなむと、僕は120前後です。可もなく不可もなく、いやぁなんとも言えない。笑
 
 
 
 
でも現代は、能力主義です、実力主義です。
 
 
果たして、「知能レベルが高い人=実力主義における勝者」なのでしょうか?
 
 
僕の答えは否ですし、おそらくみなさんの答えもそうなのかなと思います。
 
 
 
だって、たとえIQの高そうな東大生であっても、ろくな仕事にも就けずに貧乏生活をしている人がいるのが実態です。
 
逆に、中卒でも社長になって億万長者になっている人もいますよね。
 
では、実力主義の現代において必要な力はなんなのでしょうか。
 
 
 
その答えこそ、EQなのです。
 
 
 
 

EQとは?

ではEQに移ります。
 
EQは「Emotional intelligence Quotient 」の頭文字を取っています。
 
変わったのは、先頭にEmotionalという言葉がついていること。
 
最近はよく「エモい」という言葉が使われていますよね。
感情のemotionから来ているこの言葉。
 
そのためEQは「心の知能指数」と言われます。
 
 
 
IQでは、実力主義のビジネス社会における成功とは結びつきません。
そこで心理学的な視点から、ビジネスにおける成功要因を考えたのが、EQの始まりです。
 
 
EQがどんな能力かと言われれば、
 
  • 自分や他人の感情を知覚する力
  • 感情をコントロールする力
  • 問題処理能力
  • 環境適応能力
  • これらにより成功する能力
 
と言えます。
 
 
別のサイトには、
 
心内知性セルフコンセプト
対人関係知性ソーシャルスキル
状況判断知性モニタリング能力
 
という構成で表記されていました。
難しそうなので省略します。(笑)
 
 
 
 
ただ知能レベルが高いという一面だけではなく、知能をより実用的で多角的に捉えているのがEQです。
 
そして基本的にEQは、対人能力と言えそうですよね。
 
ビジネスは他人とのコミュニケーションが基本になっています。
そしてコミュニケーションは言動によって行われ、言動はその瞬間の感情に大きく左右されます。
 
なので、その時々の自らの感情を知覚してコントロールする、意識的に適切な行動をとることができれば、コミュニケーションもうまくいきそうですよね。
 
 
いわゆるコミュ力と同義になってくるのですが、これは才能ではないですよね。
訓練すれば、取得可能な能力でもあります。
 
ですから、私はEQ低いからダメだ…と諦めるのは早いですよ。
 
 
 
 

EQが高い人の特徴

では、どんな人がEQが高いと言えるのでしょうか。
 
コミュ力が高い、というのをもう少し噛み砕いていきましょう。
 
自己認識能力高い
一番はやはり、自分のことをよく知っているというのが大きな特徴です。
 
自分が何にどう反応するのか、これを知っているのが自己認識能力が高い人の特徴です。
  • どんなものに興味があるのか
  • 何に対して怒るのか
  • どんな時に幸せを感じるのか
 
このようなことが明確にわかっていれば、自己認識能力が高いと言えそうです。
 
 
 
感情と事実を切り離し、失敗を受けれられる
EQが高い人は、感情を認識することができています。
 
よって、感情と事実を切り離すことができるのです。
感情と事実を切り離すことで、主観に捉われずに客観的に物事を捉えることができます。
 
客観的に物事を見ることができると、自分の間違いもすんなり受け入れることができるのです。
正当に自分のことを評価できるので、批判もしっかり受け入れることができます。
 
 
 
感情に捉われて視点が主観のままだと、自分の失敗を認めたくはないので、他人を責めたり否定したり、言い訳をしたりします。
 
でもこういうときって、深層心理では自分の過ちを認識しています。
なので、不安を必死に隠そうとして攻撃的になるのです。
 
 
 
しかし自己認識能力が高いと、失敗を受け入れます。
失敗を分析して修正すれば成功につながることを知っているので、無駄に攻撃的にはならず、もし間違っていたら自分から謝罪することができます
 
 
オープンマインドで聞き上手
自分の失敗を受け入れることができるので、相手の意見も受け入れることができます。
 
つまり、いろんなことを受け入れることができます。
 
これを感情での受け入れで言えば、オープンマインドという言葉で表現できます。
 
 
 
あらゆる物事に対して、自分が正解ではないとも理解できているので、無駄に偏見に捉われることはありません。
 
よって、他人の意見やアイデアを自動的にシャットダウンするのではなく、しっかり耳を傾けることができます。
 
 
 

EQを高める方法

先ほど、EQは後天的なので訓練によって高めることができると言いました。
 
では、どのようにEQを高めればいいのでしょうか。
 
 
自己認識能力を高める
まずは自己認識能力を高めることから。
よく自分のことを知らないといけません。
 
効果的な方法だとされているのは、
 
  • 感情を表す言葉や表情を知る
  • 笑顔を作る
  • 自分のイライラに名前をつける
  • ネガティブな感情の原因と対処方法を知る
  • 映画やドラマで思ったことを自覚する
 
などです。
 
感情と行動どちらが先か、というのはいろいろあるのですが、笑顔になるから明るくなれる、というのは本当のようです。
 
なので、無理矢理にでも笑顔を作ることで気持ちが明るくなるかを自覚するのも、いい方法なんです。
 
 
 
自分のイライラに名前をつけて、例えば「マナー守れよ太郎」くんとします。ネーミングセンスの無さは無視(笑)
 
名前をつけたら、彼が現れたときを自覚するのです。
 
名前をつけて他人のように考えることで、自分から少しでも切り離して自覚できるようにするので、効果があるのです。
 
 
自分の意見を持つ
続いては、自分の意見を持つことです。
もう少し独りよがりになって大丈夫です。
 
自分のことを知ったら、自分自身を発信する力をまずは身につけます。
 
 
自分の主張を言える人と言えない人、どちらが社会では強いと思いますか?
 
 
 
しっかり自分が理解できたら、とにかくそれを言葉にして、相手に伝えてみましょう。
 
かなり深いレベルで本音を言える、言葉にすることができるようになるだけで、EQは高めることができますよ。
 
 
空気を読む
主張ができるようになってからで構いません。
コミュニティの雰囲気を感じ取る、つまり空気を読めるようになりましょう。
 
具体的な方法は、あったら僕も教えてほしいですが(笑)、
 
主張ができるのと、空気が読めるようになる。
 
これはどちらが先というものではありません。
繰り返すことが大切です。
 
主張してみたけど、雰囲気的にダメだった。
もしくは、
雰囲気的には発言して良かったのに何も言わなかった。
 
このような経験を積み重ねていくことで、EQはトレーニング的に高まるものだと思います。
 
 
相手の話をよく聞く
よく言われますよね、コミュ力があるのは聞き上手の人だと。
 
相手から話を聞き出すようにすれば、相手としては「自分に興味を持ってくれているんだな」と好意的に思うようになります。
 
 
 
もちろんただ聞くだけではなく、共感するのも大切です。
 
理解はしなくていい、でも共感はする。
 
これは僕個人的には思っていることです。
 
相手と自分がまったく同じ考え方である必要はありませんが、そういう考え方もあるんだなと、とりあえず受け入れるのは大切です。
 
そうすることで自分の幅も広がりますし、相手からも好意的に思われます。
 
まずはアウトプットをできるようにしてからインプットを増やすようなイメージで、いろんな考え方を吸収していきましょう。
 
 
当たり前の声掛けは忘れない
当たり前のあいさつとか声かけとか、みなさんはできていますか?
 
EQが高い人は、そういう当たり前のことは当たり前にこなします。
 
  • おはよう
  • こんにちは
  • こんばんは
  • お疲れ様です
  • いただきます
  • ごちそうさま
  • ありがとう
  • ごめんなさい
  • 失礼しました
  • 申し訳ございません
 
特に、「ありがとう」です。
 
ありがとうは、有り難いんです。なかなか出てくる言葉では、本来はないはずなんです。
 
でもそういう言葉を当たり前のように言えて相手に感謝できるのは、自分の限界を素直に認めて相手の言動の価値を本当にありがたく受け取っているからこそ、自然と出てくるんだと思います。
 
 
強い絆を作る
EQの最高級は、強い絆をいくつも持っていることかなと僕は思います。
 
社会での成功とは、たくさんの人から認められて、ビジネスの相手として信用されて、お金がどんどん回ることで成り立つのかな、とまだ社会に出てはいないんですけどそう考えています。
 
結局は信頼関係、そういう人間力としての判断基準の1つがEQなのかなと思います。
 
ですが、たとえ孫社長みたいな方でも、何百万人と信頼関係で結ばれているわけではないですよね。
おそらく、社内の幹部あたりの方、そしてビジネスパートナーの方との信頼関係が強固なんだと思います。
 
 
そういう、自身と近い距離にいる人と強い絆を持つ、それもいくつも持っていることで、困った時に助けてくれる人がそばにいてくれて、支えあうことができる強い人生になるのかなと思います。
 
そんな強い人生の基盤となるものを作っていきたいですね。
 
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
ビジネスで成功するには、人を動かせる力を持たないといけません。
しかし人には感情があります。論理的に筋が通っていても、理屈だけでは動きません。
 
でも高いEQがあれば、他人の感情を理解できるようになるので、人を動かせるようになるかもしれません。
 
決して、他人の性格を変えようとしてはいけません。そんな簡単に変わりません。
ですが、他人の行動は変えることができます。
そして、他人の性格を変えられなくても、感情を理解することはできます。
 
つまり、他人の感情を理解することは、ビジネスでの成長に必ず繋がっていきます。
 
 
自分を理解して心に余裕を持ってEQを高めることで、より豊かで実りある社会生活や仕事に取り組めるといいですね。
 
それでは!