時間を意識する方法 〜将来の自分へツケを回さないために〜
どーも!青空コーヒーです!
みなさんは、時間をどれくらい意識して生活していますか?
僕が時間を意識するようになったきっかけは、大学一年生のとある授業を受けたときです。
授業中に外部講師の講演を聞いて、1週間後にその講演に関するレポートを出すというものでした。
最初は慣れていないこともあり、1週間後のギリギリになってレポートを書くようなリズムで授業を受けていました。
しかし、いつも僕の前に座っている、いかにも優秀そうな人の授業中の様子を見ていたのですが、
なんと、授業中にレポートが大体終わっていたのです!
授業中に聞きながらまとめて90分でレポートを終わらせる彼。
それに対して、メモを見てギリギリになって講演を思い出しながら3時間かけてレポートを終わらせる僕...
あぁ、効率がいいとはこういうことをいうんだな。
と、携帯のゲームをしていた僕は自分自身を悔いました。
そこから、タッチタイピングを猛特訓して、1ヶ月後には優秀そうな彼と同じように授業中にレポートを終わらせることができるようになりました。
そして、いままでギリギリにレポートを書いていた時間をバイトの時間に当てることができるようになり、お金まで生み出せることができるようになりました。
さて、もう一度質問させてください。
みなさんは、時間をどれくらい意識して生活していますか?
今回は、時間を意識する方法を自分の例も入れながらまとめていこうと思います。
テーマは、
「時間を意識する方法 〜将来の自分へツケを回さないために〜」
です!
目次
時間を意識する必要性
まず、時間を意識することの大切さ、必要性についてまとめていきます。
主なメリットとしてあげられるのは、
- スピーディーに物事をこなせるようになる
- 時間内にタスクを終わらせることができる
- 質の高い仕事をすることができる
- 前向きになれる
などでしょうか。
時間は、誰にでも平等に与えられているものです。
時間を意識するかしないかによって、時間を無駄にも有効にも使うことができます。
もし時間を意識することができれば、限りある時間を貴重なものと考えることができるので、短時間で効率よく物事をこなそうと考えるようになります。
どうせ同じ時間が経過するのであれば、人よりも濃密な時間を過ごしたいですよね。自分の思うように時間を使いたいですよね。
思い通りに時間を過ごしたいのであれば、時間はなるべく意識して生活をすべきです。
時間が意識できない原因
では、時間を意識しようとしているのにも関わらず、なぜ時間を意識できないのでしょうか。
習慣化できていない
時間を意識する上で1番ポイントになるのは、いかに効率よく、という効率についてです。
そして最も効率が良いのは、パターン化されている習慣です。
だって、例えばトイレに行くことを想像してみてください。
あれしてこうして用を足して、手を洗って鏡見てオッケー
みたいなことって、普段考えないですよね?
このような無意識的に行動できる習慣は、短時間で効率よく行動を終えることができる上に、すでに決まっていることなので決断労力を使うこともありません。
いろんなことを習慣化してしまえば、余分な時間が発生してきます。
これを自分が思うように使えることができれば、なんだか楽しそうですよね。
逆に習慣化できていないということは、それだけ無駄に時間を浪費してしまったり、無駄な決断労力を使ってしまったりしているのです。
時間を意識する上で、習慣化というのは切っても切れない関係なのです。
時間の浪費を自覚できていない
少し循環論法になってしまうのですが、
時間を意識できないと、自分がいかに時間を浪費しているかということを自覚できません。
この反省しない悪循環が、時間を意識できない理由につながります。
いかに可視化して時間を意識するか、これは非常に大きなテーマとなるので、頭に入れておいてください。
将来の自分へのツケ回し
まぁほとんどの理由はこれかなと思います。
時間には限りがある、とは言われるものの、
なかなか限りある時間というものは意識できません。
いや、正確に言うなら、
意識はできているんですけど、いまはする必要がない、したくないと思っていることがほとんどなんです。
別にいま過ごしているこのときからすれば、将来なんて時間有り余ってるし、別に今じゃなくてよくね?
という、将来の自分へのツケ回しという発想が生じるのです。
これは、
- 現状維持バイアスという短期的な楽をしたいという欲望に負ける働き
- 将来の自分をいまの自分とは別人と捉えて、他人である将来の自分に責任転嫁
という2つの側面があります。
どちらも重なりつつ、将来への自分へのツケ回しが起こるのです。
それぞれについて書いている記事があるので、そちらをご覧ください。
時間を意識する方法
では、どのように時間を意識していけばいいのでしょうか。
将来の自分にツケを回していることを自覚する
まずは、先ほど言った将来の自分へのツケ回しが起こっていることを自覚する必要があります。
無意識的に起こっていることなので、これを自覚できるかどうかで大きくスタートが変わります。
日常でいろんな選択をする場面があると思います。
そこで、いまはいいやという現状維持バイアスが働いていないか、チェックしてみてください。
そして、それが将来の自分へのツケ回しであったら要注意です。
さらに、将来へと回したツケは、おそらくいまやってもいいことのはずです。
それをいまやらないのは、いま楽をして将来の自分にツケを回しているだけなのです。
そんな弱い自分がいることを自覚して、受け入れてください。
人ってそんなもんです。
でも、現状維持バイアスをしていることを自覚できるだけで、人生は大きく変わりますよ。
だって、もっと意識的に人生をより良い方向に選択できる可能性が広がったのですから。
自ら制限時間を設ける
デッドライン効果と呼ばれるものです。
自ら締め切りを設けることは、自ら自分の首を締めるような行為に見えますが、追い込みをかけるという点で非常に優れています。
そして、制限された中で働くことで、勝手に時間枠を意識するようにもなります。
これらのホルモン作用で、短時間で集中するようになります。そういった意味でもデッドライン効果は活用するべきです。
また自らの制限によって追い込みをかけることで、無駄を排除して効率よく行動しようとするようになり、習慣化の手助けにもなります。
1週間の30分ごとスケジュールを立ててみる
僕は具体的な作業はこれから始めました。
週間カレンダーで、30分ごとに自分の予定を書いていくのです。
とにかく可視化すること、そしてデータとして蓄積していくこと。
それだけを意識して、最初に設定した通りに時間を過ごせた過ごせなかったという成功失敗は考えないようにしました。
とにかくやること、継続すること、それが習慣化には大切ですからね。
1週間経ったら、そこから小さな改善点を見つけて、少しずつでいいので修正していきます。
最初に本質的な作業をする
具体的な作業をする際に時間を意識するには、
最初に本質的な作業をするようにしましょう。
これは、将来の自分へのツケ回しに対するプリコミットメントです。
「パレートの法則」、「2:8の法則」は聞いたことがある方は多いと思います。
全体の8割は、2割のものから構成される、という法則ですね。
会議資料制作をするとして、
かかった時間の2割が本質的で重要なもの(全体の8割の完成度)を担い、
残りの8割の時間で完成度をあげる(全体の2割の完成度)を担う
といったかんじです。
これを逆手に取るのです。
たとえば1週間後に締め切りという仕事があったら、最初の2日で重要で本質的な8割を完成させるのです。
これをトップ・ヘビーと言ったりします。バッファーを残すという言い方でもいいかもしれません。
パレートの法則に従って時間配分を考える、特にトップ・ヘビーで最初に頑張るというのが効率的な方法だと思いますよ。
習慣化する
そして、時間を意識した効率化のゴールとなりうるのが、習慣化です。
あとで説明しますが、1週間の僕のおおよその行動パターンです。
学業関係:45時間
バイト:8時間
運動:1時間
生活時間(移動、食事、洗面、トイレなど):40時間
睡眠時間:47時間
自分の時間(遊び、買い物、テレビ、休憩など):27時間
合わせて24*7=168時間と一致するはずです。
あるアプリで測定しているのですが、可視化すると見えてくることがあります。
それは、ある程度の行動パターンは決まっているということ。
もちろんバイトや移動時間などで変動はありますが、平均をとっていくと想像以上にパターン化されている自分の行動に気付かされます。
そして、平日と休日でアプローチの仕方が変わります。
まず平日は、いかに限られた仕事の時間をその時間で効率的に終わらせて、自分の時間にや睡眠時間を削らないようにするかということがポイントです。
そのためにも、仕事の時間(僕はまだ学業ですが)をいかに習慣化して効率よくして、その時間内に終わらせるかという時間意識が大切となります。
一方で休日は、仕事の時間がなくなりますので、この時間を自分の時間にたっぷりかけられるようになります。
...と思うんですが、それができないことが多いですよね。
その原因は、安定した生活リズムでないことが多いからです。
おすすめなのは、健康的な側面からもですが、睡眠時間、就寝時間、起床時間を平日と同じにすることです。
方法1::My Statsで時間測定
ここからは僕自身の具体的な方法論です。
まぁいまの時代ですから、アプリを多用しています。
1つ目が、「My Stats」という時間測定アプリです。
測定と言いましたが、自分で時間を入力するシステムです。
僕の友達は僕がこのアプリを使っている様子を見て、「非常に面倒くさそう」と言っていました。
僕は比較的マメな人だと勝手に思っているので笑、あまり苦には感じていませんが、
こまめな人にとってはとっても使い勝手のいいアプリだと思います。
特徴は、15分、30分、60分ごとと自分の好きな時間単位で、自分が設定した行動を当てはめることができることです。
そして、1週間ごとにそれをデータとして残してくれることが非常に便利です。
若干の面倒くささはあること、日記ではないのでその日に何があったかは記録できないこと、そして有料であることがデメリットとしてあげられますが、
有料といってもたかが120円、自販機を1回我慢すればいいだけで優秀なアプリが手に入ります。
そして、続けることによるメリットがとても大きいかなと思います。
方法2:Sleep Meisterで睡眠管理
基本となる睡眠の管理は、僕は「Sleep Meister」で一元管理しています。
アラーム機能はもちろんのこと、自分の体動によって熟睡度を測ってくれるのがこのアプリの特徴です。
レム睡眠という眠りが浅いタイミングを見計らってアラームを鳴らしてくれるので、起きるときも快適なことが多いです。
しかも、寝るタイミングと起きるタイミングをグラフとして残してくれるので、改善点を見つけていくのにも非常に効果的なアプリです。
いいことしかないアプリですが、弱点は枕元に置かないといけないこと、そしてスヌーズ機能がないこと。
ですが、他の記事でも紹介した通りで、いいことが圧倒的に多いので、ぜひ使うことをおすすめしておきます。
まとめ
いかがでしたか?
いろいろ時間を意識する方法を書きましたが、
なによりも大切なことが2つ。
1つ目は、制限した中で行動が達成できたかどうかよりも、そのこと自体をきっかけにして反省して、よりよい方向に自分を変えていこうという意識を持つこと。
2つ目は、自分自身の目的、優先順位が高いものから集中的に時間を割いていくということ。
この2つは基本的ですが忘れがちなことなので、時間を意識して行動改革をしていきたい方は、ぜひ心にとめておいてくださいね。
それでは!