青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

コルチゾールとは? 〜過剰は毒になるストレスホルモン〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、ストレスにうまく対処できていますか?
 
最近はストレス社会ですよね。
 
当たり前のように、ストレス対策用のチョコレートが売られていたり、そういうサプリメントもよく売られています。
 
でも、まずは自分の体の中でどういうことが起こっているのかを知って、できる限りの努力をしてみるべきだとは思います。
 
そこで、今回はストレスホルモンと言われるコルチゾールに着目して、どのようにストレスに対策していけばいいかを考えていこうと思います!
 
テーマは、
コルチゾールとは? 〜過剰は毒になるストレスホルモン〜」
です!
 
 
目次
 
 
 

コルチゾールとは?

まずはコルチゾールの説明から。
 
コルチゾールは、副腎皮質と呼ばれる場所から分泌されるホルモンです。
 
糖質ステロイド糖質コルチコイドの一種です。
 
まぁなんのこっちゃって感じですよね。笑
重要なのはここから。
 
 
コルチゾールは、ストレスを受けた時に分泌量が増加します。
このことから、ストレスホルモンと呼ばれています。
 
 
このストレスホルモンという名前だけでは、悪いイメージになってしまうかもしれません。
ですが、薬のようなイメージでいてください。
 
適量であれば健康にいい、でも過剰だと毒になる。
 
そういうホルモンなんです。
 
なので、まずは正常の場合のコルチゾールの特徴についてまとめます。
 
 
 
 
まず、コルチゾールは朝が最も分泌量が多く、夜に少なくなります。
朝というのは、起床30~60分後にMaxに達するそうです。
朝勃ちのようなイメージでいいと思います。笑
 
これは、起床後にたくさんエネルギーを消費して動けるようにするために、このような機能があるそうです。
ちなみに、起床時コルチゾール反応(CAR)というそうです。
 
この機能によって、1日の活動リズムが整えられます。
 
 
また、コルチゾールには炎症抑制の機能もあります。
そのため、ステロイド系の抗炎症薬にはコルチゾールが含まれています。
 
 
そして、コルチゾールインスリンの影響を緩和してくれるそうです。
インスリンは、よく糖尿病と一緒に聞くワードだと思います。
 
インスリンの影響を緩和させることで、血糖値が上下せずに安定します。そのため、脂肪をエネルギーに使うようになります。
 
 
あとは、肝臓で糖を作ったり、脂肪分解を促進したり、タンパク質の代謝であったり。
 
このように、コルチゾールは生体にとって必要不可欠のホルモンなんです。
 
 
 

過剰分泌されると?

 
問題はここから。
適量であれば、先ほど言ったように、非常にいい機能を果たしてくれるコルチゾール
 
しかし、過剰に分泌されることで、様々な問題を引き起こします。
 
慢性的なストレスによる闘争・逃走反応
コルチゾールは、通常は朝に高く、夜に低くなるホルモンです。
しかし、ストレスを受けると分泌されるホルモンでもあります。
 
つまり、慢性的なストレスを受けると、過剰にコルチゾールが分泌され、闘争・逃走反応につながってしまうのです。
 
 
ストレスホルモンには、アドレナリンもよく知られていると思います。
 
アドレナリンは、副腎髄質という別の部分から分泌されます。
コルチゾールは副腎皮質です。
 
これらのストレスホルモンは、ストレス=危険という信号を送り、危険に闘争するか逃走するかという方針を出します。
闘争にしても、逃走にしても、その一瞬にエネルギーを使う必要がありますよね?
 
なので、血圧を上げて、筋肉を一瞬で動かせるように体をコントロールしてしまうんです。
脳や筋肉に糖を送ることで、いつでも全力が出せるように、臨戦態勢を整えます。
 
これが闘争・逃走反応です。
 
しかし、それは原始時代に必要だった機能。
現代のストレスに対して同様に反応してしまうと、いつもストレスにさらされている以上、常に臨戦態勢に体がコントロールされてしまいます。
 
常にライオンから襲われるかもしれない、という状態に体が知らぬ間になっているんです。
 
こうすると、自律神経に支障をきたします。
さらに、過剰分泌によって活動リズムが崩れるので、不眠症生活習慣病、さらにはうつ病へとつながります。
 
実際、うつ病だとコルチゾールが高いという報告もあるそうです。
 
 
免疫機能の低下
コルチゾールには、体内の免疫機能を緩和するという機能があります。
これが抗炎症につながるんです。
 
でも過剰になってしまうと、ウイルスや細菌に感染しやすくなるそうです。
 
まぁ普通に考えれば、活動リズム崩れているということは、健康ではありませんよね。
生活リズムの乱れが、免疫機能の低下につながる、といういたって単純な話です。
 
 
 
ニキビができやすくなる
そして、コルチゾールが過剰分泌されると、男性ホルモンの分泌も増えるそうです。
(あれ?朝勃ちにつながってしまった…?!笑)
 
男性ホルモンが分泌されると、皮脂ができやすくなります。
その結果、ニキビができやすくなるんです。
 
逆に、成長ホルモンに関しては抑制されてしまうため、肌の新陳代謝が悪くなります。
 
まぁこれも、不健康ならそうなりそうだよな、って感じですよね。
 
 
 
 

コルチゾールを正常に保つためには?

では、コルチゾールを過剰分泌させず、正常に保つためにはどうすればよいのでしょうか。
 
ストレスを取り除く
答えは簡単です。
過剰分泌の原因である、ストレスを避ければいいんです。
 
できる限り、ストレスフリーになるように環境を整える必要があります。
 
これは、自分からいまの環境を変えていくしかありません。
じっとしているだけでは、ストレスは積み重なってしまうだけです。
 
しっかりと行動に移していきましょう。
 
 
 
ストレスを解消する
ただ、すべてのストレスから逃れることはできないですよね?
 
人には、ある程度のストレスなら許容できる力があります。
 
そして、ストレスを解消する方法がたくさんあります。
 
 
溜まってしまったストレスは、しっかり解消していきましょう。
 
 
 
規則正しい生活習慣
当たり前ですが、やはり大事なのは規則正しい生活です。
 
自然の法則に従う方が、生物学的な機能に無理に争わずに済むため、人間らしい生活を送ることができます。
 
そのためには、朝に分泌量を多く、夜に少ないというコルチゾール本来のリズムで過ごす必要があります。
 
規則正しく過ごして、できる限りストレスは避け、適度に運動や趣味でストレス発散する。
 
コルチゾールをいい感じにするためには、当たり前が大切なんですね。
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
大事なことなので、もう一度。笑
 
規則正しく過ごして、できる限りストレスは避け、適度に運動や趣味でストレス発散する。
 
コルチゾールをいい感じにするためには、当たり前が大切なんですね。
 
 
それでは!