青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

研究に詰まる(前編)

どーも!
前回までは、ただひたすら彼女への未練を書いてきました。嫌なブログですね笑

今回のテーマは、


「研究に詰まった」


人生の生きる意味を見失った、そのきっかけの2つ目です。
2年間研究生活をしてきました。その時系列に沿って自分の感情の変化を書いていこうと思います。

 

あ、ここは僕の体験談を語っているだけです。笑

もし検索で「研究に詰まったんだけど、どうすればいいかわからないなぁ」という方は、「現状を打開する」とかで再検索してくださいね〜

 

 

 

目次

 

研究室に入るまで

僕の大学では3年生までは学科、4年生から研究室に所属する形式です。
3年生の夏休みにフィリピンに行ったり、学祭でサークルに忙しかったり。

僕は正直、なにも将来について考えていませんでした。研究室も、就活も、具体的になにも考えていませんでした。

ですが卒業するためには、必ず所属しなければならない研究室。就職のことも考えて、僕が思ったことは、

 

「就職は推薦とか研究室のコネでなんとかなるだろう。
とりあえず興味あって、なるべく優秀な研究室がいいなぁ」

 

安直な考えですね。本当になにも考えていなかった。

そんなわけで、研究室を見学していくうちに、1つの研究室に絞りました。

人気な研究室ということもあり、倍率2倍超の面接を乗り越え(定員を超えない研究室が半分くらいなので、超人気でした)、無事に希望の研究室に所属することになりました。

いま思えば、よくこんななにも考えていない学生が通ったなと思いますね笑

 

 

4年生、なにかが狂ってきた

他の研究室は4月からスタートするところ、自分の研究室は2月からスタートしていました。意識高いですね。

先輩と同じテーマではなく、1人に1つの研究テーマが与えられるため、自分でやらないとどうにもならない環境でした。
まぁ、そういう自主自立の環境がよかったのは、僕がこの研究室を選んだ要因の1つではあります。

最初は、答えのない研究というものにワクワクし、いろんなことにチャレンジしていきました。

しかし、卒論が近づくにつれて、なんとなく歯車が狂ってきました。

まったく実験が思うように進んでいなかったのです。他の人は、実験すれば結果がすぐに得られたり、比較すればすぐに考察できたり、という感じでした。

しかし僕の場合は、まったく新しい実験方法を考える必要がありました。

そして、似たような実験をしている同期や先輩もおらず、答えのない世界で一人ぼっちになってしまいました。

 

 

クルシミマス、やっとの大学卒業

クリスマスイブ。卒論提出まではあと1ヶ月

まだ再実験です、データを集めます。しかし、時間が迫るプレッシャーの中での実験は、ただただ自分を焦らせるだけでした。

それらしい結果は出ない。しかも実験方法が最適でないことに実験後に気づくという最悪のミス。教授の怒りもマックスでした。


「いまのデータで説明するしかないなぁ。

君には期待していたんだけどなぁ。

能力はあるとは思うんだけど。」


とても心をえぐられる言葉でした。期待されていることは嬉しいものの、それに見合わない成果なのは、教授が納得いかないのも当然。

ただとにかくいまは卒論。文献を探りまくり、付け焼き刃での考察をすることにしました。

苦し紛れの発表、無事になんとか形になって終わり、卒論も通過して卒業が決まりました


そしてありがたいことに、卒論をもとにした学会発表でも受賞することになりました。

ただそれは、実験結果よりも、自分の発表や審査員との接し方が評価されたものだと思っています。


「本当にこれでいいのか?

中身のない結果で評価されているのは、

これは研究とは言えないんじゃないか?」

 

自分の納得していないデータで、でも上っ面は自信満々に発表しなければいけないということは、本当の意味での自信をすり減らしていっている気がしました。

「これから大学院生活、どうなるんだろう。これから同じテーマで続けるのかなぁ。」

僕の中には不安しかありませんでした。

 

 

まとめ

今回はここまで!研究室に入ってから大学を卒業するまでを書きました。自分に自信のない状態での研究や発表は、どんどん自分の身を粉々にしていきました。

 

次回は大学院に入ってから今に至るまで。研究を続けて、さらに自分の身をすり減らしていく状況を書いて、自分を客観視しようとおもいます。

 

それでは!旅行行ってきます!笑