青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

映画「ムーンライト」とLogic「1-800-273-8255」は、合わせて見て聞くべし!

どーも!青空コーヒーです!

 

みなさんは、洋楽とか聞きますか?
グラミー賞とか興味ありますか?

 

アカデミー賞は知っている方が多いんですけど、グラミー賞についてはあんまり、という方は多いですよね。

 

今年のグラミー賞、ブルーノマーズが圧倒的でした。
いや、彼のことは好きなんですけど、とっても悔しかったです。

 

というのも、ある曲をとっても応援していたからなんですよね。

今回は、その曲と、その曲がより感動的になる映画を紹介したいと思います。

テーマは、
「映画『ムーンライト』は、ロジックの楽曲を合わせて見て聞くべし!」
です!

 

 

目次

 

Logic「1-800-273-8255」

まずグラミー賞について。

簡単に言えば、音楽界のアカデミー賞といったところでしょう。

2018年(第60回)グラミー賞の受賞曲とノミネート(動画付き) | 小山守生

 

主要4部門というのがありまして、

 

  • 最優秀レコード賞
  • 最優秀楽曲賞
  • 最優秀アルバム賞
  • 最優秀新人賞

 

です。

最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞の違いとしては、楽曲賞は作詞作曲に対してレコードは演奏者全般に対して贈られるのが違いです。

 

 

2018年の最優秀レコード賞は、ブルーノマーズのThat's what I likeでした。

僕が推していたのは、ロジックの「1-800-273-8255」でした。

 

暗号じゃないです。これ、ちゃんと曲名なんです。

 

アメリカ政府が提供している、自殺防止ホットラインの電話番号なんです。

タイトルから強烈に伝わる、生きろというメッセージ。

 

まずは、この動画を、字幕なしで映像だけ見てください。

そのあと、日本語字幕ありでいいです、歌詞の意味を理解してください。

 

www.youtube.com

 


いや、違うんですよ。
googleがやっていた一般投票的なアンケートでは、ロジックが1位だったんですよ!

世界中のみんな、ロジックが取ることを求めていたんですよ!

 

なんでかって?動画を見たらわかるはずです。

 

動画の主人公は、いわゆるゲイと呼ばれる同性愛者です。

 

そのことが原因で、まともに生きることができない、死にたいと思ってしまう少年。

とても生々しい映像です。

 

そして歌詞。

僕もYouTubeで流し聞きをしていて、たまたまこの曲が流れてきたのが出会いでした。

 

驚きました。だって歌詞でいきなり、「I don't wanna be alive」っていうんですよ?

曲のわりと序盤から「生きたくない」とか言ってるんですよ??

この曲どうなるの!?って素直に思ってしまいました。

 

そして曲も後半、衝撃でした。

「I finally wanna be alive」

「本当は生きたいってわかった」って言ってるんですよ!?!?

 

展開すごくないですか!?

自殺したいという地獄の底から、生きる希望の光を見出している、ストーリー性のすごい楽曲なんですよ!

 

それに気づいた時、僕は感動しました。

なんどもこの曲をリピートしました。

なんどもなんども、この曲のMVを見ました。

 

素晴らしい曲だとおもいました。

絶対にこの曲に最優秀楽曲賞をとってほしいと思うようになっていました。

 

なのに!取れなかった!悔しい!!!

 

まぁしゃーなしとして、この曲と合わせて見るべき映画を紹介します。

 

 

 

 

2016年作品賞「ムーンライト」

ララランドが取ると思った2016年のアカデミー賞最優秀作品賞。
取ったのは、映画「ムーンライト」でした。
 
 
からしたら、なんでこんなに知らない映画が取ったんだろうとおもいました。
 
 
そんなことを思って1年が過ぎて、つい先日です。
wowowにムーンライトが録画されていました!
両親に感謝!
 
というわけで、さっそく見てみました。
先日ララランドを見たばかりなので、どっちがいいのか比較しながら見ることにしました。
 
 
 
 
いや、感想は、僕はムーンライトでした。
 
R15なので、多少の性的な描写はあったりもします、暴力的なシーンもあります。
 
ですが、これが作品賞なのも納得です。
 
たしかに、ララランドもよかったです、考えさせられたので。

 

skycoffee74.hatenadiary.jp

 

ですが、もっと考えさせられました。

テーマが重いですからね。

 

どんなテーマかというと、実はこの映画も同性愛者、ゲイの映画なんです。

3幕で話が進んでいきます。

幼少期、少年期、青年期の3つです。

 

 

ゲイのシャロンという少年、彼が主人公です。

 

 

幼少期、彼は小さい頃からいじめられ、麻薬に溺れる親の元で育ちます。

フアンという男が彼を助けつつ、フアンの妻テレサにも支えられ、なんとか生きて成長していくのが、序盤。

 

 

そして少年期。

高校生くらいでしょうか。まだシャロンに対するいじめは続きます。

そんな中、小さい頃からの友人ケヴィンと親密な中になり、夜の砂浜でケヴィンは自分の手でシャロンを射精させます。ゲイのシーンですね。

シャロンはその後いじめっ子から暴力を振るわれ、仕返しで椅子で殴ったところを逮捕され、中幕の終わりです。

 

 

そして30代くらいでしょうか。

一応、青年期です。

シャロンは見違えるような体つきの、イカツイ男性に様変わりしていました。しかも職業は、薬の売人。自分が恨んでいた仕事についていました。

逮捕されたのがきっかけでした。

 

 

ケヴィンから電話がかかり、彼が経営するレストランで2人は17年ぶりくらいの再開を果たします。

しかしあまりしゃべれず、ケヴィンの家に行くことになり、そこでシャロンは打ち明けます。

自分が親密になったのは、ケヴィンだけだと。

そして、ケヴィンがシャロンを抱くシーンで映画は終わります。

 

 

 

実は、けっこう単調な映画です。

生々しい映画って感じです。本当に。

 

ララランドみたいなミュージカルてき明るさはなく、

スターウォーズみたいなSFさも皆無です。

 

でも、だからこそです。

生々しいからこそ描ける、本当に人間らしい生き様を映画で見事に表現していました。

 

シャロンが幼少期、少年期、青年期で3人いるので、3人の役者が別々に演じきっていました。それも好評なところなんですかね。

 

 

 

そして!僕が言いたいのはここから!

 

ロジックの曲に出てくる青年が、まさにシャロンなんです!

もう、ものすごく重なります!

 

重ねると、ロジックの楽曲がもう素晴らしいんです!

 

 

ぜひ、ムーンライトを見たあとに、ロジックの楽曲を聞いて欲しいんです。

 

というわけで、このあと動画を紹介します。

 

 

 

Logicの感動ライブ

ロジックの曲も知って、映画ムーンライトも見たら、
 
最後にこちらのライブを見てください。
英語がわかる方はもちろんのこと、英語が聞き取れない方は字幕とかもあります。

 

www.youtube.com

 

もう、最高です。

こうやって、自分の主張をできるプラットフォームを作って、世界中の人を代表していること、もう感動です。

 

ロジック本人も、かなり苦しい生活をしていたそうです。

そういう背景から、こうやってメッセージを発信している。

 

本当に感動しました。

人は平等です。

でも、それを堂々と発信できるのって、なかなか普通の人にはできないことだとおもいます。たぶん僕もできないです。

 

ですが、ロジックはそれをやってのけました。

強いです。

 

これからもロジックのことは応援していこうと思っています。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

あまり日本人には馴染みがない、同性愛者とか、LGBTとか。

 

僕はフィリピンに行ったことがあり、同性愛者の知り合いができました。

やはり大変そうです。

 

価値観というのは、やはり大きな支配力があります。

世の中の常識が、マイノリティを苦しめるのは事実です。

 

もっと多様性が広がって、みんなが自由に生きられる社会がくるといいな!

そう思っています。なにか行動もできたら、今後はしていきたいなとおもいます。

 

それでは!