青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

逆説の十ケ条 〜世界中の心をつかんだ愛の言葉〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、この世界は不合理だとおもったことはありますか?
 
僕はあります。笑
 
 
 
このブログを始めたきっかけの1つである、彼女との別れ。
 
周りからすれば、彼女が悪いと言われても仕方ないような、そんな突然の別れを告げられました。
 
特になにかをしたわけでもなく、嫌われたわけではないので、とても不合理ですし、納得できるわけありません。
 
 
 
 
ですが、それでも僕は彼女のことを愛していると叫ぶことができます。
 
それも、今回紹介する言葉によって支えられた部分が大きいです。
なので紹介させてください。
 
テーマは、
「逆説の十ケ条 〜世界中の心をつかんだ愛の言葉〜」
です!
 
 
目次
 
 
 

逆説の十ケ条とは

逆説の十ケ条とは、1968年にケント・M・キースという当時大学2年生だった青年が作ったものです。
 
 
 
人生の中で、不合理なことに何度出会ったことがありますか?
 
世の中、不合理なことが多いです。欲まみれの世の中ですから、仕方ありません。
それでも、自分を貫くことが必要だということを諭してくれる言葉です。
 
英文は別のサイトを調べてください。すぐにヒットするはずなので。
 
 
 
(1)
人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。
 
(2)
何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
 
(3)
成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。
 
(4)
今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。
 
(5)
正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
 
(6)
最大の考えを持った最も大きな男女は、最小の心を持った最も小さな男女によって撃ち落とされてしまうかもしれない。
それでもなお、大きな考えを持ちなさい。
 
(7)
人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。
 
(8)
何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。
 
(9)
人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。
 
(10)
世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
 
 

なんで有名になった?

この言葉が有名になったのは、マザー・テレサの言葉とされたからです。
 
もともとはケント・キースのものです。彼が「リーダーシップの逆説十ケ条」という小冊子にまとめ、それがマザーテレサにまで伝わったそうです。
 
そして、マザーテレサが感動し、カルカッタの孤児の家(修道院)の壁にその言葉を書き留めました。
 
その結果として、マザーテレサの言葉として伝わったそうです。
 
ケント・キース本人も25年後にその事実を知ったようです。
本人が思わぬところで自分の言葉が使われていたのですから、驚きですよね。笑
 
 
 

なぜ逆説?

本来の逆説の意味は、こんなところです。
 
 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現。「急がば回れ」など。パラドックス
 
 
逆説という言葉には、どんな逆境の中でも、世間に屈することのない強い意志を持ってほしい、という意味が込められているらしいです。
 
 
 
さきほどの十か条、皆が思っていることとは、まったく対照的な言葉たちですよね。
ですが、その対照的な部分に世の中の真理がある、そんな大事なことを思い起こさせてくれます。
 
もともとキースが高校の生徒会のリーダーたちを励ますために書いたと言われているので、そのような意味が込められているようです。
 
 
他人を批判する、そんな不安や恐れから行動に移せないこと、あなたの経験の中にもあると思います。もちろん、僕にもあります。
 
そんな批判をする人にとって、たまたま自分が攻撃対象にされているんだ、彼らを敵にしてはいけない。という意味も含まれます。
 
 
 
 
 
逆説の部分は、「それでもなお」と訳されています。もともとは「Anyway」という英単語です。
 
この「Anyway」、英和辞書では[「とにかく」と訳されることが多いです。
 
そんなの関係ねぇ〜!
 
って感じですね。笑
 
それをもっとカッコ良く訳すなら、それでもなお、という言葉になるんだと思います。
 
 
 
 
 
また、アドラー心理学では承認欲求を否定し、他者貢献も自分自身が満足すればそれでよい、としています。
 
同じことが、キースの考えにも基づいています。
 
「自分の行った正しいこと、誠実なこと、良いことは、誰かに評価されたりする必要はない。」
 
とっても深いですね〜
 
この考えに高校生から大学生の間にたどり着いていたというのですから、本当に衝撃の嵐です。笑
 
ケント・キースはその後もいろんな活動をしていたようですし、やはり優れた才能の持ち主ではあったようです。
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
生きる意味、その真理。誰もが一生をかけて求めるものだと思います。
 
誰もがその真理にたどり着くことはできないかもしれません。
自分の中にしか本当に生きる意味は見つけられませんから。
 
ですが、マザーテレサのように、感動した言葉を自分のものに吸収すること、それは大いにしていくべきだと思います。
自分からすべてを生み出すことなんてできませんし、過去や他人の知見を使って自分を成長させるという考えで問題無いです。
 
 
僕もいろいろ周りから彼女のことに対して言われます。
それでもなお、彼女のことだけは信じ続けようと思います。
 
とか言って締めますね。笑
 
それでは!