青空の下でコーヒーを

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逃げるのは簡単! 〜逃げ癖がついてしまう原因とは?〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、なにかから逃げていますか?
もしくは、逃げた経験はありますか?
 
 
 
 
僕は、何度もあります。
 
  • 好きな子に告白できなかったり、
  • 委員長に立候補しなかったり、
  • やるべき宿題をやらなかったり、
  • 困っている人を助けなかったり、
  • 難しい研究テーマから楽なテーマに逃げたり、
 
あげようと思えば、たくさんあげられるのかなと思います。
 
 
 
 
そして、逃げたことがない、という人はいないのかなとも思います。
 
この記事では、逃げることが悪いこと、という話ではないです。
逃げたことがない人はいないと思う、それに逃げることも勇気がいるときがあるし、それが正しい時もある。
というのが僕の前提となる主張です。
 
 
しかし、逃げ続けること、つまりは「逃げ癖」があることはどうなのか、ということについては、僕はどうなのかなと思います。
今回は逃げ癖について話していこうと思います。
 
テーマは、
「逃げるのは簡単! 〜逃げ癖がついてしまう原因とは?〜」
です!
 
 
 
目次
 
 
 

逃げ癖がある人の特徴

まずは、逃げ癖があるという特徴はどんなことをいうのでしょうか。
簡単にまとめてみました。
 
 
ネガティブ思考
ネガティブ思考な人は、逃げ癖があると言っていいのではないでしょうか。
 
  • どうせやっても失敗するだけだし
  • いやいや、できっこないでしょ
  • 失敗するの怖いなぁ
  • いままでもできなかったしなぁ
  • 自分にはそんなのできないよ
  • あぁやっぱりこうなるんだよ
  • なんもできないんだよなぁ
 
逃げることが多そうな思考ですよね。
これは素直に納得すると思います。
 
自分はこれじゃない!と思いながら記事を読んでいる方がいたら、もう少し下まで読んでみてください。
 
 
 
「逃げることは手段」と考えている
逃げることは手段、と捉える人も、逃げ癖がある人の可能性が高いです。
 
先ほども言ったように、逃げることはたしかに悪いことと断言するべきではありません。
 
しかし、ここで話しているのは逃げ癖がある人のことです。
 
  • 逃げることが手段である
  • 逃げることは決して負けではない
  • 逃げることが間違っていない
  • 逃げることで無駄な労力を使わずに済む
  • 逃げることで時間を有効に使える
 
こうやって考えていたら、なんとなく逃げることを正当化していそうですよね。
 
 
たしかにそういう時もあります。
しかし、
「逃げること=問題を解決しない」
と捉えるのであれば、問題をおざなりにして、問題と向き合わない傾向にある、と言えます。
 
これは逃げ癖がありそうです。けっこう重いですよ。
 
自分に甘く、言い訳が多く、自分は悪くないと自分自身を慰めることが多いです。
 
自分に変化を求めないのであれば、おそらくこの逃げ癖は直らないでしょう。
 
 
 
 
なぜ逃げ癖があるのはいけないのか?
 
と言われれば、信頼を得られないから、ということに尽きます。
 
だって、頑張ろうとしてないと世間的には見られるんですからね。
そりゃあ、頑張っている人、結果を出している人の方が応援したくなりますし、一緒にいたくなります。
 
逃げてばかりだと、誰も一緒にいようとはしませんし、いつまでたっても信頼を獲得することはできません。
 
 
 
 

なぜ逃げるのか?

では、なぜ逃げ癖がある人は、逃げ続けるのでしょうか。
 
かなり重い原因もあるのかなと思いますが、僕の考える範囲でまとめていきます。
 
 
精神的に現状が苦しい
まずは一番素直な理由から。
 
逃げたくなるほどストレスがかかる状態で、精神的に苦痛だから逃げるのです。
 
それはまぁ当たり前ですよね。
多少の負荷なら我慢も必要かもしれません。
しかし、それで鬱になるような状態なら逃げるべきですよね。
なによりも健康第一だとは僕も思いますから。
 
 
 
自信がない
問題は、ここからです。
まずは、ネガティブ思考の原因についてです。
 
これに関しては、自信がないから、という言葉に集約されるかなと思います。
 
 
自信については以前に別記事でまとめたのですが、
 
自信のベースになるのは、能力と価値観です。僕はそう考えています。
そして自信がないと、自ら行動できず、行動の基準を他人の価値観に合わせます。
 
ですが、時としては自分の価値観で判断しないといけないときもあります。
 
そうなると、自分に自信がないので、自ずと失敗が目に見えてきます
さらに他人の価値観に責任を委ねることができなくなりますので、判断の責任が自分に襲いかかります。
 
ここまでくると、プレッシャーを感じたり、自分を責めるとかにつながってきたりするので、先ほどのように精神的苦痛から逃げることにつながります。
 
 
そして、この経験が後悔につながるのですが、この負のスパイラルはなかなか途切れません。
 
 
 
 
一度逃げた人は、また逃げる。
 
よく聞く言葉だと思います。
でも、そうだと思います。
 
一度でも現実から逃げると、その一瞬の快楽は忘れられなくなります。
逃げてもなんとかなる、ということも知ることができます。
 
そして、逃げたという言い訳。
自分を理性的にごまかそうとしている、その事実が自分の能力不足というふうに捉えられてしまい、結果として自信がなくなっていきます
 
 
自分がよければ、それでいい
続いて、逃げることは手段と捉える原因について。
 
これは、「自分さえよければそれでいい」という自己中心的な考え方からきます
 
順に説明していきますね。
 
 
 
まずは、逃げることを手段だと捉えているのには、逃げることにメリットを感じているからです。
 
・たいていの物事は、自分の思い通りにいかない
・多様な選択肢があるから、自分で道を決めないといけない
 
こういうことを理由にすれば、逃げることにメリットを感じることができます。
 
相手の思い通りで自分が苦しむだけなら、逃げればいい。
他の選択肢もあるんだから、主体的に、戦略的に撤退しているだけ。
 
このように考えることができますからね。
 
 
 
ですがこの場合も、自信がないことや、精神的に逃げていることが裏に含まれてきます。
 
 
 
 
 
そして決定的なのは、逆の立場になったとき。
 
自分が相手にお願いする立場であるとき、相手が逃げようとしたらどのように思うでしょうか。
 
 
 
おそらく、逃げてほしくないと思うのがほとんどです。
特に、自分に間接的にでも影響がある場合。
 
 
こういうときに逃げてほしくないという思いの裏には、自分に被害があるから逃げてほしくない、と思っていることがほとんどなのかなと思います。
 
 
どれだけの人が、相手のことを考えて逃げてほしくないと思っているのでしょうか。
 
「逃げたら君のためにならないよ。」
 
と口では言っていても、頭で考えているようでも、実際は自分へのダメージ軽減が大きいかなと思います。
認めたくはないですけどね。
 
 
 
 
結局は、精神的に逃げる現実逃避、もしくは自分さえよければいいという自己中心的な考え方、この2つが逃げることを手段として捉える主な原因になっているのかなと思います。
 
 
 
今が楽なら、それでいい
僕のブログでは、現状維持バイアスを前提としていることが多いです。
そして、ここでの主張も同じです。
 
これから大変な課題をやらないといけない、としましょう。
 
選択肢はいくつあるでしょうか。
 
課題をやる
課題をやらない
 
 
 
 
 
 
おそらく、課題をやらないというのが逃げだと思います。
 
しかし僕は、その前に第3の選択肢である、「やるかやらないか迷うという段階があり、これが逃げ癖の根本だと思っています。
 
明日があるじゃん、いまやらなくてもいいじゃん、とりあえず保留!
 
のように、いますぐ逃げるのではなく、一旦考えるのを放棄することで、いまこの瞬間のストレスを軽減したい!というのが現状維持バイアスです。
 
課題をやると決めたら、それなりに大変でしょうから、楽な現状から大変な将来に変わるという、その変化自体を危険と捉えるのが現状維持バイアスです。
 
瞬間的にはとても楽な「迷う」選択肢をとりがちな、いまさえよければいいという人は、逃げ癖があるといえるでしょう。
 
現状維持バイアスの記事は、こちらからどうぞ。
 
 
 
 
精神的な苦痛から逃げるのが表面上の理由で、
・自信がない
・自分さえよければ、それでいい
・今が楽なら、それでいい
という3つの理由が重なって逃げることにつながり、
この悪循環を断ち切れないと、逃げ癖になる。
 
これが僕の結論です。
 
 
 

逃げ癖を直す方法

それでは、解決方法に考えをまわしましょう。
 
他の記事と被る部分もあるので、引用しながら説明していきます。
 
 
なぜ自分が逃げたいのかを自覚する
基本的には、
「理性的な考えよりも、無意識的な欲望が勝っている」
というのが僕の考えです。
 
なので、無意識の考えがあることを自覚することが最優先です。
 
ずばり、なぜ逃げたいと思っているのかを自覚するのです。
 
もちろん、自分の負の部分を受け入れないといけません
ですが、それは自分が悪いのではなく、人の脳の自然で本能的なメカニズムに起因します。
 
「あぁ、脳はこうやって考えてしまっているんだろうな、それを勝手に自分がいけないと理由付けてしまっているんだろうな。」
 
このように思うのが第一歩です。
 
 
逃げた後のリスクを考える
それでも逃げたくなった時は、10分だけ待ってみましょう。
そして、逃げた後にどうなるかを考えてみましょう。
 
逃げたとしたら、ルートからは反れることになります。
待っているのは、さらなる未知。
 
変化を恐れるのが現状維持バイアスです。
逃げた後のリスクを考えると、一貫性の原理という脳の仕組みのもと、変化を恐れることがあります。
 
その際に、逃げるよりも逃げずにやったほうがいいかも、と思えたのであれば次のステップです。
 
 
いまできることを考える
逃げるよりも、やった方がいい。
そう思えたのであれば、次は行動です。
 
ですが、行動が難しいんですよね〜
僕のこの記事も、かなり読まれているようなので、みんな考えていることは同じなのかなと思います。
 
 
 
ポイントは、いまできることだけに集中することです。
 
僕は、スモールステップの原理とヘミングウェイ方式をお勧めしていますので、そちらをごらんください。
 
 
目標を考える際は、絶対に達成できるくらいに細分化して、さらに時間期限を見積もりの1.5倍にして設定する
というやり方です。
 
 
 
まずはやってみる
目標だけ考えるのも、とても楽ですよね、だって考えるだけですから。
 
でも、やらないとなにも始まりません。
とにかくやることが大切です。
 
 
 
ところで、
 
僕はよくあるのですが、やってみたら意外と大変じゃないし、一度始めてしまえば終わるまでやりたくなる。みたいな感覚。
 
これは作業興奮と呼ばれ、苦しいこともやり続ければいずれは楽しみに変わる、というものです。
 
やってみれば、作業興奮が出ることがよくあります。
それを信じてみて、とりあえずやってみるのもありではないでしょうか。
 
 
 
 
諦めるのではなく、明らめる
これも別の記事で書いたのですが、明らめるのはいいと思います。
 
明らめとは、自分の限界を明らかにすることです。
できないところを潔く認めることです。
 
中途半端で自分がどこまでできたのかが不確かな諦め。
これは自分の可能性を残すので、そこにすがることができ、できなかった原因を外部に押し付けることができます。
しかし、それではできなかったところに注意が向いてしまいますよね。
 
 
 
明らめであれば、自分ができなかったところは潔く認め、かつできたところに注意が向くようになります。
ここまではできるんだ!という自信につながるのです。
 
 
ネガティブ思考の人は、この点に注意してもらいたいです。
 
結果だけで考えてしまうと、そんなに物事上手くいく世の中ではありませんから、失敗が多くなると思いますし、ネガティブになりがちです。
 
そうではなくて、そこまでの努力の過程、そこまでに自分ができたことに目を向けてみてはどうでしょうか。
 
結果が全て、それもそうですが、人生はもっと長いですよ。
その結果は、あなたの人生の過程でしかないはずです。
 
ならば、1つ1つの結果の過程を大切にしてみてはいかがでしょうか。
目の前の結果にとらわれすぎない方が、心豊かに生きることができますよ。
 
 
反省や後悔はしていい、必ず受け入れる
たとえ明らめを選択したとしても、やはり反省や後悔はすると思います。
 
でも、それって当然じゃないですか?
 
なんだかんだいっても、理想を追い求めたいですよね。
それが人なんですから、理想と現実とのギャップに目を向けるのは当然のこと
 
それを全部自分のせいにして自分を責めすぎるのもよくありません。
かといって、自分に責任はないと逃げて外部要因に責任転嫁するのもまた違いそうですね。
 
 
 
経験を糧にして、人は成長をしていきます。
 
自分を責めていても、なにも始まりません。
 
足りなかったことがあれば素直に認め、間違いも認めます。
そして、それを繰り返さないようにすれば、必ず成長していきます
 
そこでどれだけ対策を立てられるのか、そこに人の強さが表れると僕は思います。
 
 
 
 
逃げるのは誰でもできることを理解する
そして最後、もし何度やってみてもダメで、本当に逃げる選択をする直前の時。
 
もう一度考えてみるだけ、考えてみてください。
 
逃げるのは、誰にでもできる。ということ。
 
 
 
明らめなら、僕はいいと思います。
 
そうでないなら、ヘミングウェイ方式で。
期限をつけて、それまでは闘ってみてはどうでしょうか。
 
逃げないことが苦しい道になるかもしれません。
ですが、並大抵のことであれば、そんな簡単に人はくじけません。
意外とパワーありますよ。人は。
 
自分自身の内に秘められたパワー、もう少しだけ信じてみて、期限付きでやってみてはどうでしょうか。
 
逃げずに戦ったことが、将来には勲章になると思いますよ。
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
逃げるのは本当に簡単です。
 
ですが、人生という長期スパンで見たときに、果たしていまその選択が正解だったのか、と考えてみてください。
 
時には逃げることが正解な時はぜったいにあります。
 
 
 
しかし、逃げ続ける人生ほどつまらないものはないのではないでしょうか。
 
少なくともこの記事を読まれた方は、その点だけで言えば僕と同じ考えだと思います。
 
逃げたくないから、この記事を読んでいるはずなので。
 
 
 
実りある人生にするために、明らめを受け入れていく人生にしていきたいですね!
 
それでは!