やる気は行動から生まれる! 〜作業興奮の効果と注意点〜
どーも!青空コーヒーです!
みなさんは、やる気がみなぎってから行動する人ですか?
それとも、まず先に行動してみる派ですか?
とりあえずやってみることがいかに難しいのか、僕もいろいろ記事を書きつつ勉強してきました。
そこで出会ったのが、作業興奮という言葉でした。
今回はこの作業興奮についてまとめて、行動と感情とやる気について話していこうと思います。
テーマは、
「やる気は行動から生まれる! 〜作業興奮の効果と注意点〜」
です!
目次
作業興奮とは?
まず作業興奮という言葉について。
心理学者のクレペリンという方が提唱した、というのが定説のようですね。
一部そうかは定かでないという主張もありましたが、僕は置いておきます。
作業興奮というのは簡単に言うと、
「作業していくうちにやる気が出てくる」
という非常に単純な考え方です。
やる気スイッチといえばよろしいでしょうか。
つまり、作業興奮で議論になるのはこうです。
普通は感情→行動という考え方です。
しかひ作業興奮を前提にすると、行動→感情ということになります。
やる気が出てから行動!
ではなく!
行動するからやる気が出るんだ!
ということです。
作業興奮の発生原因
なぜ行動を起こすことでやる気が生まれるのでしょうか。
他のサイトでもたくさん書いてあるとおりですが、ドーパミンが影響しています。
そしてこのドーパミン、後でもまた説明しますが、手足や身体を動かすことで分泌されます。
激しい運動をしていると、出血していたことに気付かなかった、という感じです。
作業興奮の使い方
では、どうすれば作業興奮を使うことができるのでしょうか。
流れは非常に単純です。
とにかくやってみる。以上。
これができないんですけどね〜(笑)
スポーツをやったことがある人ならわかるはずです、本気を出す前に必ずウォーミングアップをすることを。
身体慣らしということもありますが、精神的にもこれはウォーミングアップなのです。
手足を動かしてドーパミンを出して、やる気を出してから本格的な練習をするのです。
ちなみに手足でなくても、身体を動かすのでも十分効果はあります。
そういう意味で、ガムを食べるのもやる気アップのためにはいいそうですよ。
あとよくある例は、イチローでしょうか。
イチローには、めちゃくちゃルーティンがあることをご存知でしょうか。
そう、ルーティンといえば、あのラグビーの五郎丸の...
すみません、ちょっとというか、けっこう違います。(笑)
五郎丸のルーティンは、やる気アップのためではなく、平常心を保つためのルーティンです。一瞬に力を集中させるものです。
一方のイチローは、朝起きてから練習までの流れ、とても細かいところまでルーティンがあるそうです。
歯磨きして、朝ごはん食べて、というルーティンよりももっと細かいバージョンだと思います。
ルーティンにすることで、なにも考えずに行動に移すことができます。
なので、勝手に脳がやる気を出すのです。
習慣づけはかなり難易度が高いですが、イチローのやる気アップ術が最高峰だと考えて良さそうです。
作業興奮における注意点
では最後に、作業興奮に関するいくつかの注意点だけまとめます。
十分な睡眠とエネルギー摂取
まずは生活習慣を整えることからです。
十分な睡眠と、バランスのとれた食事でエネルギー摂取をしましょう。
エネルギー不足では話になりません。
簡単にできる作業から始める
いきなり行動!といっても、やはり精神的な障壁が立ちはだかり、なかなか行動に移せないことがあります。
まず行動を起こす時は、なるべく簡単にできることから始めましょう。
娯楽ではダメ、あくまでもウォーミングアップ
ガムを食べてやる気が出るのですから、これから行動を起こすことに関係のないことで身体を動かして、そこで生じたやる気を使うというのはありです。
しかし注意点として、娯楽ではいけないのです。
深い原因については特に言及しませんが、脳がドーパミンではなく報酬回路という別の働き方をするからです。
報酬回路については、今後まとめていきますね。
とにかく、あくまでもウォーミングアップです。
やりたくないと抑制すると、逆効果になることも
あれこれ考えずにやる、というのが本当に難しいんですよね。
というのも、他のことや嫌なことを考えないように思うことで、逆にそのことを考えてしまうということもあるからです。
失恋したとして、それを忘れようと思えば思うほど、結局その失恋について思いをはせてしまったり、そういう感じです。
やらなきゃいけないけど、やりたくないなぁ。
あぁゲームしてる方がいいなぁ。
ゲームやりたいなぁ。
でも今はだめだ、でも...
という感じでしょうか。
よくあるのは、感情を無にしてやる、ということです。
しかし、それもどうやってやるんだ?って感じですよね(笑)
感情を無にするとかは、瞑想がおすすめです。マインドフルネスってやつですね。
そして、考えないようにするのではなくて、考えるだけはよしとして、でもやることからは逃げない、という姿勢がいいのかなと思います。
このあたりの話は作業興奮とはまた別の話になってしまうので、また別記事で今後まとめていきますね。
まとめ
いかがでしたか?
感情よりもまずは行動!
ロボットになったような感覚で、指令だけに忠実に従うのがいいのかもしれませんね。
作業興奮を使いこなして、やるべきことに取り掛かることができるような生活にしていきたいですね!
それでは!