青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

強い人と弱い人の違いは? 〜本当に強い人は、他人を受け入れられる〜

どーも!青空コーヒーです!
 
 
みなさんは、自分のことを強い人だと思っていますか?
それとも、弱い人だと思っていますか?
 
 
おそらくほとんどの方は、自分は弱い人だと思っているかなと思います。
 
 
でも、僕の疑問はこうです。
 
 
本当に強い人って、弱みがないの??
弱みがあるけど強く見せかけているだけ??
 
 
 
強い人と弱い人、みなさんはどうやって決めつけているのでしょうか。
 
 
今回は、そんなことを話していこうと思います。
テーマは、
「強い人と弱い人の違いは? 〜本当に強い人は、他人を受け入れられる〜」
 
 
 
目次
 
 
 

世間が言う強い人とは?

では、まず一般的に強いと思われる人の特徴をあげていきましょう。
 
人気者
まずは人気者
 
世間的にいろんなプレッシャーを受けていることがほとんどですよね。
 
スポーツ選手、芸能人、政治家、社長など、メディア特にテレビなどの表舞台に立つような方は、とんでもないプレッシャーを抱えているかなとおもいます。
 
 
だって、一言で地に堕ちたりしますし、少しでも悪いことをしたら一気に見捨てられます。
 
 
そんな世界で生きているのですから、きっと強い人のことでしょう。
 
 
 
 
自分の主張を通すことができる
人気者だと少し世界がかけ離れてしまったので、俗世に戻します。(笑)
 
会社や学校などのコミュニティで強いと思われる人は、おそらく意見を通せる人です。
 
しっかり自分の意見を持っていて、多くの人が集まる中で意見をまとめることができる。
 
そういうリーダーシップ的な要素を持ち合わせている人は、強い人に見えそうですね。
 
なんて言えばいいでしょう。
プライドが高い人はここに当てはまるのでしょうか。
 
 
精神的にタフ
メンタルが強い人は、一般的に強い人ではないでしょうか。
 
まぁいろいろ定義があるかなと思います。あとで本当に強い人を考えていきますので、その時まで保留にしておきます。
 
 
 
筋トレオタク
肉体的に強そうな人です。
 
いや、どうみても強いでしょ?(笑)
 
僕も最近とある本を読みまして、その影響を熱烈に受けているんですけどね。
 
でも僕は、これはそうだと思います。
 
あとで理由も書きますが、とりあえずこの本読んで筋トレしとけ、って感じですね(笑)
 
 
 

でも、それって本当に強い人?

先ほどあげた強い人たち。
では、僕の疑問に向き合っていきます。
 
彼らは本当に強いのでしょうか?
弱みはないのでしょうか?
見せかけの強さではないのでしょうか?
 
 
僕が思う、見せかけの強さについてまとめていこうと思います。
 
弱い人ほど、攻撃的になりがち
まず、弱い人ほど攻撃的になっていて、結果として強く見えているのかなと思います。
 
ですから、攻撃的=強い、というストレートなイメージです。
 
なぜ攻撃的な人が実は弱いのではないか、というのには理由があります。
 
 
端的にいうのであれば、相手が違うから自分が正しいという土俵に持ち込もうとしているから、です。
 
 
 
だってそうですよね。
自分以外の人を否定すれば、結果自分が正しくなりますよね。
 
 
そうやって相手を踏み台にするような形で、自分の存在を周りに示すのが、攻撃的だと言えます。
 
 
 
でもこれ、本当は弱いってことがわかりますか?
 
強いふりをしていますが、考えているのは結局自分のこと。
自分の存在を示せればいいのです。
自分の正しさよりも、自分の存在を示したいんです。
 
その承認欲求的なものの裏には、いろいろ本心が隠されています。
 
 
 
 
また、こういった攻撃的な人は、感情表現が苦手です。
喜怒哀楽は、表面的にしかできません。
 
でも、怒りだけはストレートにできます。
そうすることで、弱さを隠そうとしているのですから。
 
動物でいう威嚇ですね。
少しでも強く見せようとしているだけです。
そういう本能的な生き方をすると、攻撃的になってしまいます。
 
 
 
プライドが高いほど、いまあるもので勝負しがち
プライドが高いのは、つまりは自分が正しい、自分が誰よりも優っているという心持ちです。
 
自分が優っていると思うのであれば、無理に自分のことを変えようとは思いませんよね。
 
ですから、変化を拒みます
柔軟さが欠けてしまいます
 
自分を変えられないのであれば、いまあるものでしか勝負できません。
 
学ばないので、成長しません。
 
 
 
 
さらに、いまあるもので勝負して、もしも失敗したらどうなるでしょうか。
 
きっと、原因はいまあるものにもありますよね?
 
 
 
けれど、プライドが邪魔します。
失敗を認めたら、自分のいまあるものがダメだという否定になります。
そんなことは、自分が優っていると思っているプライドが許しません。
 
なので、失敗しないようにリスクはとりません
挑戦しなくなり、保守的になります。
 
この保守的というのは、僕の中ではキーワードかなと思います。
 
 
 
認めてもらいたいから強がる
でも、プライドって、なんであるのでしょうか?
 
もし世界に1人だけしかいなかったら、おそらくプライドとかはありません。
 
他人がいるからこそ生じるのが、プライドですよね。
 
ですから、プライドは結局のところ、世間体です。
他人にどう思われたいか、ということになります。
 
プライドが高くとも、もしそれが正しければ、きっと周りからも認められることでしょう。実力主義ですからね。
 
でも、それがハリボテだったらどうでしょう?
実力がそこまで伴っていなかったら、どういうことになるのでしょうか?
 
 
 
そんな状態でも、人には承認欲求と呼ばれるものがあります。
認められることで、人は自分の存在意義を見出します。
生きている証が欲しい、それも自分でなければならないような証が欲しい。
 
それが結果として、相対的に相手より上になることであり、そのために攻撃的になります。
 
 
 
また、一貫性の原理という他人から一貫した筋の通った人に見られたいというのもあり、自分が正しく曲がらない人だと思われたくなり、プライドが高くなって失敗という傷を恐れます。
 
 
 
このように、自分の価値が他人に依存している人は、どうしても攻撃的になったりプライドが高くなりがちです。
 
これが世間からすると、強い人に表面的には見えてしまうのです。
 
 
自分の弱さを認めたくないから強がる
でもそれって、どこに原因があるのでしょうか?
 
実力が伴っていないこと?
筋が通っていない人間性のこと?
他人の判断に自分の価値を委ねていること?
 
僕は、自分のことを自分で認められないことが原因かなと思います。
 
 
強くあれば、弱い部分に注目しなくてもいいですよね。
 
僕も確かに、自身の長所で勝負する価値主義の世の中になると思っているので、自分が強くいれる場所で勝負するという考えはいいと思います。
 
 
でも、だからといって弱い部分に注目していないかと言われたら、そんなことはありません。
 
 
 
弱い部分を理解していて、それを受け止めているからこそ、開き直るじゃないですけど、明らめるという感じです。
 
でも本当は弱い人は、その弱さを受け止めきれていません。
 
 
強くありたい理想の自分を高く持っていて、でも現実の弱い部分があって、
 
その矛盾している様な状態を解決するために、弱みを隠す様な形で、強い攻撃的なハリボテの自分を作るのです。
 
 
 
この状態、あまりよくありません。
 
自分の心に嘘をついているような状態ですし、本当の自分よりも強く見せているので、過大評価のような状態になります。中身が伴っていないことにもつながります。
 
 
 
自信の無さを隠すために強がる
では、なぜ自分の弱さを認められないのでしょうか。
 
それは、本当の意味で自分に自信がないからです。
 
自信がないからこそ、強く見せようとしているのです。
 
本当にこんな自分で勝負できるのかな、弱い部分を攻撃されたらどうしようもないや。
 
そうやって強そうな殻を作り、中身は弱くなってしまうのです。
 
 
 

本当に強い人とは?

ここまでけっこういろいろ自分の意見を言ってきました。
では、本当に強い人は、どんな人のことを言うのでしょうか。
 
 
ありのままの自分を受け入れている
まずは、自分に自信があるないに関わらず、ありのままの自分を認めて受け入れている人こそ、本当に強い人だと思います。
 
 
なぜか。
 
 
それは、ありのままの現状の自分を受け入れているので、理想と現実とのギャップもしっかり認識しているからです。
 
 
 
先ほども言ったように、弱い人は自分の弱さを隠すためにハリボテのプライドで強く見せかけています。
 
しかし、心では嘘をついているような状態なので、殻が破れると一気に崩れます。
 
 
 
本当に強い人は、自分の弱さを知っています。
失敗することも、自分の実力が足りないからだと認めます。
 
なので、欠点や課題と向き合って、そこから努力することができます。よりよい方向に変わっていくポテンシャルがあります。
 
そこから成功すれば、それは変わった自分に成功要因がありますよね?
そしたら、自分の能力に自信を持つことができます。更なる挑戦につながっていきます。
 
 
感情を認識・コントロールすることができる
自分を受け入れることができる、そのもう少し深い概念です。
 
自分の能力ではなく、考え方、価値観、感情などを認識できている人は、本当に強い人です。
 
自分がいま怒っているのか、興奮しているのか、嬉しいのか、なぜそういう感情なのか。
 
などなど、自分が何をどう考えていて、そう考える原因までわかっているのは、言ってしまえば自分を客観視できている状態です。
 
 
 
感情を認識できたら、なんとなくコントロールできそうですよね?
 
悲しいときは悲しむ、怒っていいときとそうでないときで感情のコントロールができそうですね。
 
 
 
 
そして感情を認識することができる人は、感情と行動の関係性も痛感しています
 
例えば、怒っていたらやけ食いしがちとか、嬉しかったら人に優しくしがちとか。
 
 
 
つまり、感情を認識できる人は、感情が行動に強く影響することを知っているので、感情をコントロールすることで行動までもコントロールすることができます。
 
 
 
見せかけの強さで攻撃的になるなんてことは、ありません。
 
 
他人に優しい
本当に強い人は、自分に厳しいです。
逆に、他人には優しいのが本当に強い人です。
 
強さとはやさしさ、とかたまに言ったりしますが、その通りです。
 
 
 
ここでいう優しいとは、他人を受け入れる包容力があるということです。
他人を突き放すようなことはしません、必ず受け入れます。
 
 
他人を受け入れることができるのは、自分を理解できているからです。
 
価値観の違い、能力の違いなど、ありのままの自分を理解できているため、ひょんなことでは自分の軸は揺らぎません。
しっかりと他人がいる現実を受け止めることができます。
 
他人を受け入れることができれば、相手の意見をしっかり聞くこともできます。
自分が必ずしも正しくはないことを理解できているので、素直に相手の意見に耳を傾けることができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
僕は、本当に強い人はアンパンマンで表現できるかなと思います。
 
アンパンマンは、強くて優しいです。
バイキンマンは、見せかけの強さでいばって、自分の価値観に則り好き放題やらかします。
一方のアンパンマンには、困っている人を助ける本当の強さがあります。
 
 
 
アンパンマンは、自分が水には弱いという弱点があることを素直に認めています。そこが限界であることを知っています。
 
だからこそ、ジャムおじさんたちに新しい顔を求める、つまり協力を依頼できるんです。
 
 
 
自分をしっかり理解して、相手を認めていれば、素直に助けを求めることができ、結果として自分を表現できるのではないでしょうか。
 
 
 
 

本当に強い人になるには?

いろいろ弱い人、強い人について言ってきました。
 
では、最後です。
本当に強い人になるにはどうすればいいのでしょうか。
 
 
あるがままの自分を受け入れる
まずは、ありのままの自分を受け入れることからスタートです。
 
その方法は別記事にいろいろ書いてあるので、そちらを参考にしてください。
 
 
 
コントロールできることだけに集中する
自分をコントロールしすぎてはいけません。
 
コントロールできないことってたくさんありますよね。
人は思っているより自分を理解していないと思いますし、その分コントロールできていないはずです。
 
 
 
ですが、そんなコントロールできないことに無駄に時間を費やしても、どうせコントロールできないのに悩んでも、仕方ないですよね。
 
それなら、コントロールできることだけに集中した方が、実に合理的だとは思いませんか?
 
 
 
 
 
よくあるコントロールに関する例えは、馬に水を飲ませる例です。
 
 
馬を飼っていて歩いていたとします。
近くに水辺を見つけました。
 
果たして、この馬に水辺で水を飲ませることができるでしょうか。
 
 
 
 
それは、ほぼ不可能であり、飼い主にできるのは、水辺まで連れて行くことまでです。
 
 
 
 
これと同じ例が、自分と他人に当てはまります。
 
他人をコントロールしようとしても、実際に行動に移させることは非常に困難です。
 
私たちにできるのは、他人に行動をさせるように仕向けることだけです。
 
仕向けることまでが私たちの影響力が効く範囲なのです。
 
 
自分の影響力の範囲を知って、その範囲内で自分のできる行動だけすること、これがポイントです。
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
本当に強い人かどうかの判断も含めて、強い人と弱い人についておわかりいただけたかなと思います。
 
しっかりと自己理解をして、本当の意味で強い人になりたいですね!
 
それでは!