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フェニルエチルアミンとは? 〜好きと錯覚させる恋愛ホルモン〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、何が理由で人を好きになりますか?
 
ある人は外見、ある人は性格、ある人は年収と言うでしょう。笑
 
 
僕がブログを書き始めたときは、失恋が1つのきっかけとなっていました。
なので、どうして人のことを好きになってしまうのか、ということは考えていました。
 
そうして調べている中で、恋愛ホルモンと呼ばれるフェニルエチルアミンという存在を知りました。
どうやらこのホルモンが恋愛に大きく関与しているそうです。
 
今回はこの恋愛ホルモンについてまとめます。
テーマは、
「フェニルエチルアミンとは? 〜好きと錯覚させる恋愛ホルモン〜」
です!
 
 
目次
 
 

フェニルエチルアミンとは?

フェニルエチルアミンは、英語で書くとPhenethylamineと書くそうです。
 
Phen Ethyl Amine の頭文字をとって、普通はPEAと表記されることが多いです。
 
ただ、今回はあえてカタカナで表記を統一します。
その方がフェニルエチルアミンという名前を覚えやすいからです。笑
 
脳下垂体から分泌されるホルモンで、アルカロイドという有機物質の一種であり、麻薬物質の一種とされています。
 
というのも、モルヒネアルカロイドの一種なんです。幻覚を見せるようなホルモンだと思ってもいいかもしれません。
 
 
 
このフェニルエチルアミンは、ドーパミンノルアドレナリンなどの仲間ともされます。
この理由については、後ほど吊り橋効果と一緒に説明します。
 
 
また、フェニルエチルアミンは巷では、ときめきホルモン、惚れ薬、恋愛ホルモンと呼ばれます。
 
 
さらに、フェニルエチルアミンは、許されない禁断の恋をしていても大量に分泌されるそうです。
 
浮気や不倫が多いのも、フェニルエチルアミンによるものかもしれませんね。
 
そして、失恋などの場合でもフェニルエチルアミンは分泌されるようです。
 
 

フェニルエチルアミンの特徴

それでは、フェニルエチルアミンの特徴をまとめます。ここからが本題です。
 
その前にまず、恋したときの特徴はどんなものがあげられますか?
 
  • 顔が赤くなる
  • ドキドキする
  • 夜も眠れない
  • 食べ物が喉を通らない
  • 他のことが手に付かない
 
などでしょうか?
 
これらはすべて、フェニルエチルアミンによって説明できるんです!
 
全ての原因はフェニルエチルアミンですよ!
 
 
 
目で見たものに反応する
まず、フェニルエチルアミンは目で見たものに反応してから分泌されるそうです。
 
これって、面食いの説明になると思いませんか?
 
やっぱり人を好きになるときは、人の中身よりも、外見やその人の行動、態度から入ることが多いと思います。
 
中身なんて最初はわかりませんからね。
 
つまり、その人に関する情報を外から受容したときに、その人を好きになるということです。
 
そして、外部情報の8割は目からの情報とも言われます。
 
 
 
そうです、だから、目で反応しやすいのは普通のことなんです。
外からの情報を目で受けやすい以上、目で見えるものから入るこむのは仕方ありません。
 
 
 
目で見て、自分の好みの外見や、気になる行動を見ると、やはり脳は勝手に反応してしまうんですね。
 
 
 
血圧上昇
こうしてフェニルエチルアミンを勝手に分泌されてしまったあなた。
 
この時点では、まだその人のことを好きではありません。
まだ脳は意識的には好きと判断していません
 
あくまでも、目で見たものに反応して、フェニルエチルアミンを分泌してしまっただけです。
 
 
分泌されると、次の段階です。
フェニルエチルアミンには血圧を上昇させる性質があります。
 
血圧が上昇すると何が起こるのか。
 
  • 顔が赤くなる
  • ドキドキする
 
この2つなんです。
 
なぜだかその人を見ると、顔が赤くなってしまったり、胸がドキドキする。
これはフェニルエチルアミンのせいです。
 
 
 
この血圧上昇の段階になってから、初めて身体の異変を意識的に感じられるようになります。
 
そして、その異変があの人を見ることがトリガーであることに気付きます。
 
すると、「あぁ、私はこの人のことが気になるんだ」という好意を自覚するわけです。
 
 
つまり、重要なのは、
 
恋をしてからフェニルエチルアミンの分泌、ではありません。
 
逆です。
 
フェニルエチルアミンが分泌されることで相手を好きと錯覚するんです。
 
これがとても重要なんです。
 
 
 
吊り橋効果
少し脱線します、が、気になる話題をここで。
 
よくありがちな好きになるシチュエーションとして、吊り橋効果ゲレンデマジックという言葉があります。
 
なぜ吊り橋に一緒にいると、その人のことを好きになってしまうのか。
 
それは先ほど説明した、血圧上昇と関係します。
 
 
 
血圧上昇するのは、フェニルエチルアミンが全ての原因ではありません。
 
恐怖、不安、緊張などの体験でも、勝手に心拍数は上昇してしまいます。
 
その簡単な例が吊り橋なだけです。
 
 
 
吊り橋は高いところで揺れますし、もし落ちたら...と考えると怖いですよね。
 
この恐怖、不安、緊張という感情も、やはり血圧上昇を起こします。
まぁ正確には、こちらも血圧上昇してから恐怖と判断しているのですが。
 
 
この血圧上昇を、不安がトリガーだと思うか、それとも一緒にいる人のせいだと思うのか、これが問題です。
 
 
しかし、血圧上昇しているときは、麻薬物質のようなホルモンが分泌されていることがほとんどです。
 
フェニルエチルアミンであったり、恐怖ではドーパミンノルアドレナリンが該当します。
 
 
これらの麻薬物質が分泌されているとき、脳は判断力が低下してしまいます。
 
そうすると、このドキドキが、果たして不安と恋のどちらが原因か、判断できなくなってしまうのです。
 
こうして脳の勘違いによって、その人を好きになってしまうのが、吊り橋効果と呼ばれます。
 
ゲレンデマジックは、滑ることが楽しく、ドーパミンやアドレナリンがドバドバ出ている状況で、この快感によるドキドキを恋のドキドキと勘違いすることが原因です。
 
 
食欲抑制効果
話を戻します。
 
フェニルエチルアミンには、食欲抑制効果があります。
 
これが、食べ物が喉を通らなくなる原因です。
 
恋をすると食べられなくなる、というのはどうやら本当のようです。
 
そして、食べられなくなると、摂取カロリーが減りますから、必然的に痩せますよね。
 
ついでに言えば、フェニルエチルアミンには、消化促進、老廃物排出、便秘解消、美肌効果などの効果もあるそうです。
 
「恋する乙女は可愛く見える。」
 
これも、あながち間違っていないんですね。
 
 
脳の一部を破壊する
フェニルエチルアミンが分泌されると、脳の一部が破壊されるとも言われています。
 
これが判断力の低下を招くんです。
 
「なんでそんな男に引っかかるの〜?」
 
と周りは言うかもしれませんが、それは周りのみなさんの脳が正常だから。
 
麻薬物質によって脳の機能が低下しているあなたの脳では、そんなことには気付くことができないんです。
 
これぞ、恋は盲目!
 
 
一定期間経つと分泌量が減少
さて、これも重要です。
 
フェニルエチルアミンは、一定期間が経過すると、分泌量が減少してしまうんです。
 
一定期間とは、およそ3年
 
3年以内にお別れしてしまうカップルが多いのも、おそらくこのフェニルエチルアミンの減少によるものでしょう。
 
この麻薬物質の影響がだんだん弱くなるのですから、正常に自分の状態を把握できるようになります。
 
そうすると、
「あぁ、なんで私はこんな男と一緒にいるんだろう。」
 
と判断できるようになるのです。
 
 
 
 
ちなみに、もし3年以上恋をしているとしたら、それはフェニルエチルアミンではなく、おそらくオキシトシンの影響です。
 
オキシトシンは、安心ホルモンとも呼ばれたりする、相手への信頼感を高めるホルモンとしてしられています。
 
つまり、3年以内に恋愛ホルモンのフェニルエチルアミンがドバドバしている状態から、相手への信頼感を高めてオキシトシンを分泌するのが、結婚への近道となるんです。
 
 
 
 
この他にも、快感や性欲を高める、ドーパミンの濃度を高める、などの特徴がフェニルエチルアミンにはあるそうです。
 
 
 

フェニルエチルアミンを分泌させる方法

これで1つ、確実に言えることがあります。
 
相手を惚れさせたいのであれば、
 
相手をドキドキさせたいのであれば、
 
フェニルエチルアミンを分泌させればいい!
 
それでは、どのようにすれば相手にフェニルエチルアミンを分泌されることができるのでしょうか。
 
 
見た目に気を使う
目で見たものに反応すると言いました。
 
ですからもちろん、ある程度見た目には気を使わなければなりません。
 
  • 靴を磨く
  • しっかりアイロンがかかったシャツを着る
  • ほつれのないカバンを使う
  • 肌荒れを治す
  • 髪型を整える
 
とにかくマイナスの要素をなくすように心がけましょう。
 
 
チョコレートを食べる
カカオには多くのフェニルエチルアミンが含まれているそうです。
 
積極的にチョコレートを食べるのは、効果的かもしれません。
 
カカオに含まれているのですから、ココアなども効果的ですよ。
 
 
ワインを飲む
ポリフェノールと成分的に近いのかもしれませんね。
ちょっと専門的ではないのでわかりませんが。
 
ワインもフェニルエチルアミンの分泌に効果的だそうです。
 
デートの際にアルコールを選ぶときは、ぜひワインを選ぶようにしてはいかがでしょうか。
 
 
チーズを食べる
なんと嬉しいことでしょう!
ワインのお供のチーズにも、フェニルエチルアミンは多く含まれるようです。
 
ただし、フェニルエチルアミンは熱に弱いそうなので、ナチュラルチーズを選ぶようにしましょう。
 
ワインとチーズが効果的らしいので、デートの際のランチやディナーは、フレンチやイタリアンを選べば間違いないですね!
 
 
 
吊り橋効果を使う
あとは必殺技です。吊り橋効果を使いましょう。
 
もう先ほど説明したので、くどくどは説明しません。
 
相手をドキドキさせる方法をとにかく考えましょう。
そして、そのドキドキを恋のドキドキだと勘違いさせるのです!
 
具体的な方法はわかりませんが…笑
 
まぁ、相手がドキドキしているときに、かっこいいorかわいい一面を突きつけてやれば、きっと相手をコロッと恋に落とせますよ!笑
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
好きとなってからフェニルエチルアミンが出るのはありません。
 
フェニルエチルアミンが分泌されてから、身体が反応して、それから脳が好きと錯覚してしまうのです。
 
つまり、その人のことを惚れさせたいのであれば、フェニルエチルアミンが出るように仕向ければいいのです!
 
異性を落とすために、少しは科学的アプローチも知っているといいかもしれませんね!
 
それでは!