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オキシトシンとは? 〜触れて生まれる信頼ホルモン〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、愛情に満ち足りていますか?
 
愛情と聞いたら、恋愛の愛情を浮かべる方が多いかもしれませんが、広義の愛情では家族愛、友情、ペットとの信頼関係も含まれてきますよね。
 
 
こうした愛情、絆、信頼という気持ちと大きく関係するのが、オキシトシンと呼ばれるホルモンです。
 
今回は、このオキシトシンについてまとめます。
テーマは、
オキシトシンとは? 〜触れて生まれる信頼ホルモン〜」
です!
 
 
目次
 
 

オキシトシンとは?

まずは、簡単にオキシトシンについてまとめます。
 
 
オキシトシンは、視床下部と呼ばれる部位で生合成される、下垂体後葉ホルモンです。
 
名前の由来は、出産が早い、促進、早く生まれる、という意味のギリシャだそうです。
 
その名の通りで、主には子宮収縮ホルモンとしての作用が強く、陣痛誘発剤として使用されています。
 
 
 
こう聞くと女性に多いホルモンかと思われますが、オキシトシンは性別や年齢に関係なく生成されます。
 
 
 

オキシトシンの特徴

それでは、オキシトシンの特徴についてまとめていきます。
 
幸福感を与える
一番大きな作用は、幸福感を与えることです。
これは、幸せな気分を高めるセロトニンと呼ばれるホルモンの分泌を促してくれるからです。
 
セロトニンに関する記事はこちらからどうぞ。
 
 
やる気向上
幸福感だけでなく、オキシトシンやる気も向上させてくれます。
 
これは、ドーパミンというホルモンの分泌をしてくれるからです。
 
 
 
ドーパミンに関連した記事はこちらから。
 
 
やる気向上の影響でしょうか、学習意欲や記憶力の向上にも関係するそうです。
 
 
 
 
気分を安定させる
さらにオキシトシンには、気分を安定させる作用があります。
 
別の言い方をすれば、ストレス耐性の向上、不安感の減少、とも言えます。
 
気分をポジティブにしてくれるわけではありませんが、
ネガティブにしすぎることを防いでくれると思えばいいです。
 
やる気向上は先ほど説明したように、別の作用となります。
 
ネガティブに下がりすぎなければ、ポジティブにもなりやすそうですしね。
 
 
 
気分が安定する結果、入眠作用を促進するという特徴もあります。
 
 
 
触れ合うことで分泌される
重要なことをここで。
 
オキシトシンの最も大きな特徴として、触れ合うことで分泌されることがあげられます。
 
触れ合うというのが、母親と赤ちゃんのスキンシップ、男女間の恋愛が例としてよくとりあげられます。
 
そのため、愛情ホルモン、信頼ホルモン、絆ホルモンと呼ばれたりします。
 
触れ合うことについては、また後ほど説明しますね。
 
 
 
放出後にすぐに消える
もう1つ重要なことを。
 
オキシトシンは、脳から放出されると、すぐに消えてしまうそうです。
 
つまり、今まで説明してきた特徴も、長続きしないんです。
 
これは大問題ですよね!
 
この特徴も合わせて、どうすればいいかという対策についても、この後まとめます。
 
 
 
 

オキシトシンを分泌するには?

それでは、どのようにすればオキシトシンを分泌することができるのでしょうか。
 
具体的には、先ほど言ったように触れ合うことが重要になります。
これも踏まえて、具体的に説明していきます。
 
ハグをする
まず一番いい方法は、好意を抱いている相手とハグをすることです。
 
ハグって、いいですよ。笑
手を握るでももちろんいいんですが、それだと接触面積は手だけ、小さいです。
 
それに比べてハグなら、もう全身で触れ合うことになります。
接触面積が大きい分、体温を受け取りやすいので温まりますし、
なによりオキシトシンがドバドバです。笑
 
ただ抱きしめ合うだけ、交際期間を長くしたいのであれば、これだけで十分かもしれませんね。
 
 
愛撫する
触れ合うことが大切なので、もちろん性交も含まれます。
愛撫もそのうちの1つです。
 
そしてよく言われることですが、性行為自体よりも愛撫などの前戯が長い方が、女性は精神的にも身体的にも興奮しやすいんです。
 
愛撫をバカにしてはいけません、お互いの身体を認め合う行為です。
愛情たっぷり時間をかける方がいいんです。
 
 
マッサージを受ける
さて、ピンクから戻ります。笑
 
触れ合う行為といえば、マッサージも含まれますよね。
 
マッサージを受けるだけでも、オキシトシンは分泌されます。
 
要するに、その人が好きかどうかはあまり関係なく、とにかく触れ合うことでオキシトシンは分泌されるんです。
 
特に肌と肌が触れ合うマッサージがいいです。
 
整体する、コリをほぐす、そういう目的で行くことがほとんどだと思いますが、気分を落ち着かせるという目的でマッサージを受けてみるのもありだと思いますよ。
 
 
ペットを撫でる
そしれ触れ合うのは、人間だけとも言っていません。
 
ペットを撫でるだけでも、オキシトシンは分泌されます。
 
つまり、相手が好きかどうかだけでなく、相手が人間でなくてもいいんです。
温かみのある生物と触れ合うだけで、オキシトシンは分泌されます。
 
ペットを飼う人がとても多いですが、オキシトシンを分泌して気分を安定させたい、という本能的な欲望もあるのかもしれませんね。
 
 
親切にする
そして、触れ合う以外にもオキシトシンを分泌する方法があります。
 
まず、親切にするだけでオキシトシンは分泌されるそうです。
もちろん、心から親切にしないと意味はないですが。笑
 
相手のことを思いやる、そういう気持ちの持ち方を態度に表すと、信頼関係の向上につながることが多いと思います。
 
それもやはり、信頼ホルモンのオキシトシンを分泌するからなんだと思います。
 
 
感情を表に出す
さらにさらに、相手がいなくてもいいんです!
 
感情を表に出すだけでもオキシトシンは分泌されます。
 
喜怒哀楽をとにかく表に出す、これが大切です。
 
それだけなら、ハグしたりする相手やペットがいなくても、一人で映画を見るだけでもよさそうですよね。
 
感動したり、泣いたり、楽しんだり、これなら一人でもできます。
 
 
 
まずは一人の時、自分の気持ちを抑え込まずに、外に気持ちを出してみることから始めるといいですね。
 
 
常に刺激を与える
そして、特徴の最後に説明した、オキシトシンは放出後にすぐ消えてしまうという点について。
 
効果が長続きしないのであれば、どうすればいいか。
 
簡単です。常にオキシトシンが分泌されるように、継続的に刺激を与える必要があるんです。
 
ハグも1日での回数を増やしたり、
愛撫も回数を増やしたり、
マッサージも継続的に通って、
ペットは長時間撫で続ける。
 
こうして常にオキシトシンを分泌していると、ベースとなるオキシトシンの量が増えていくそうです。
 
安心感で満ち溢れていくようになるんです。
 
オキシトシンで満たされたい時は、ベースの量を増やすために、継続的な刺激を受けられるようにしましょう。
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
信頼ホルモンとも言われるオキシトシン
触れ合うことで分泌されますが、すぐに消えてしまうのが難点。
 
なので、継続的な刺激を与えることで、相手も自分も幸せで満ち溢れるようにしましょう。
 
それでは!