青空の下でコーヒーを

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なぜお腹周りに脂肪がついてしまうのか? 〜内臓脂肪が溜まる原因とその落とし方〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、お腹周りの脂肪が気になっていませんか?
 
僕自身、とても気にしています。いえ、正確には気になってきてしまったと言った方がいいですね。笑
 
大学に入ってからも運動は続けていましたが、なぜか会社に入ってからは、自分のお腹がだんだんと膨れているような気がしてなりません。
 
そして、ただ眺めているだけではずっと膨らみ続けてしまいます。
一刻も早く、このお腹を締めないと!
 
 
というわけで、今回はお腹周りに脂肪がついてしまう理由からその対処法まで、まとめます。
テーマは、
「なぜお腹周りに脂肪がついてしまうのか? 〜内臓脂肪が溜まる原因とその落とし方〜」
です!
 
 
 
目次
 
 
 

お腹周りの脂肪について

まずは、お腹周りの脂肪について。いろいろ前提を理解していきましょう。
 
 
そもそもですが、脂肪には2種類あります。
 
1つは、皮下脂肪
もう一つは、内臓脂肪です。
 
そして、男性の場合は内臓脂肪がつきやすいんです。
 
 
この2つ、どっちかわからないと対策もしづらいです。
ほとんどの男性は内臓脂肪だと思うのですが、念の為、確認する方法を。
 
1、背筋を伸ばして、お腹に力を入れます。
2、このとき、お腹がつまめる → 皮下脂肪
3、お腹がつまめなかった → 内臓脂肪
 
あまりお腹自体がつまめないのに、なぜお腹が出ているのか。
それは、腹筋の下にある内臓脂肪が腹筋を外に押し出しているから、ということなんです。
 
 
 
内臓脂肪は、名前の通り、内臓の周りについた脂肪です。
 
メタボと言われる、メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が過剰に蓄積されたものです。
(ついでに、メタボの基準は腹周りにも項目が色々あります。特に血圧と血糖値を気にする必要があります。)
 
肥満による糖尿病、高血圧などの生活習慣病も、すべて内臓脂肪によるものです。
 
 
 
また、内臓脂肪が増えすぎると、脂肪細胞からインスリンの働きを阻害する物質が出たりします。そのため、インスリンの働きが悪くなり、糖尿病の状態となってしまうのです。
 
 
 
 

なぜお腹周りに脂肪がつきやすいのか

それでは、本題に入ります。
なぜ男性はお腹周りに脂肪がつきやすいのか。これを理解すれば、対処法も飲み込みやすくなりますよ。
 
 
 
ホルモンの関係
一番の大きな原因は、ホルモンによる影響です。
 
先ほど述べた内臓脂肪は、お腹にある腸間膜という、腸を固定するための膜に蓄積されることで形成されます。
 
この腸間膜という部位からは、アディポネクチンというホルモンが出ているそうです。
 
アディポネクチンは、糖分や脂質の代謝を良くする、いわゆる善玉ホルモンと言われるやつです。
 
ですが、腸間膜に内臓脂肪が付いてしまうと、このアディポネクチンが分泌されにくくなります。
 
 
というわけで、アディポネクチンが出なくなって、代謝が悪くなって、さらに脂肪が増える、という悪循環が進むわけなんです。
 
 
血行が悪い
それでは、なぜ腸間膜に内臓脂肪がついてしまうのかというと、それは腹部が血行が悪いからという理由になります。
 
もともと血流が良くない箇所なので、脂肪が燃えづらいんです。
 
血流が悪いと、脂肪を溶かすためのホルモン感受リパーゼという酵素も活性しにくくなり、結果的に内臓脂肪がたまりやすくなってしまうんですね。
 
 
 
基礎代謝が落ちたから
あとは、年をとるにつれてカラダ全体の基礎代謝が落ちるのも理由の一つです。
 
若い頃は新陳代謝も良いですから、何もしなくても消費カロリーが摂取カロリーを上回ります。
 
しかし年齢を重ねると消費できなくなる体になるため、摂取カロリー>消費カロリーとなり、結果的にカラダの中に溜まってしまうのです。
 
そして、溜まりやすいお腹へと蓄積されていくんですね。
 
 
 
さらに、先ほど話に出したリパーゼという酵素は、成長ホルモンによって活性化されるそうです。
つまり、年と重ねると成長ホルモンが出なくなるわけですから、脂肪燃焼のリパーゼが不活性になる、これも基礎代謝が下がる原因の1つに当てはまります。
 
 
 
 
もちろんこの他にも、運動とか姿勢とか骨盤とか、いろんな問題が加わってきます。
 
 
 
 
実は、お腹周りの内臓脂肪が一番落ちやすい
しかし、1つ朗報です。
 
お腹周りに脂肪がつきやすいというのは、逆に言うと、お腹周りは優先的に引き締まりやすいということになるのです。
 
 
お腹周りの内臓脂肪は、腹部の血行が悪いために溜まってしまっていますが、つまりは血行さえ良ければ内臓脂肪は燃焼されやすいとも言えるかもしれません。
(事実、お腹周りの内臓脂肪は血液中に溶けやすいという話もあります。)
 
血中に溶けた内臓脂肪は、血管をたどり体をめぐるようになります。そのため、お腹にたまらなくなりますし、ずっと順繰りしているのですから脂肪燃焼もしやすくなります。
 
だから、お腹の脂肪は最も落ちやすいんですね。
 
 
 

お腹周りの脂肪を減らす方法

それでは、どうしたらお腹周りの脂肪地獄から脱出できるのでしょうか?
 
まずは自分のお腹と向かい合う
とにかく方法を知りたい!という方が多いかと思います。
 
しかし、方法だけやっても、それは上っ面です。
 
本当に変えるべきは、自分がどう見えるかではなく、どう見せたいのか、という内面です。
 
ただただ大きくなるお腹を直視せずにいたら、本当に方法だけやっていればいいのでしょうか?
そんなことはないはずです。
 
 
 
ダイエットしようとしてもリバウンドしてしまうのは、一時的な短期的な欲求に身を任せているだけだからです。
 
なぜお腹が出てしまったのか、なぜ自分はお腹を凹ませたいのか、その理由を確固たるものにする必要があります。ダイエットも筋トレも、そこからスタートですよ。
 
 
 
ダイエットは長期戦です。2ヶ月で何キロ減量がゴールですか?何十年も体重をキープしている方がすごいと思いますよ。
 
 
 
自分のお腹と徹底的に向かい合うのであれば、まずは記録を取り続けることからです。
この後に、運動や食事など、いろんなことを書いていきますが、計測が続かないのであればうまくいきません。
逆に、計測さえしていれば、おそらく8割がたダイエットは成功です。
 
記録するということは、数字という事実が否応なく自分に突きつけられます。
最初はめまいがするくらい、自分を情けなく思うかもしれません。
しかし、数字という絶対的な指標で見るからこそ、目標がはっきり現実と理想の差として現れてきます。
 
この格差を実感することが、集中力を保つことにつながり、モチベーションの向上につながるのです。
 
 
 
大事なことなので、もう一度。
ダイエットは長期戦です。
これからいろいろ対処法を書きますが、大切なのは、何もしなくても勝手に脂肪燃焼をしてくれるカラダにしてしまうことです。
 
 
 
 
食事
まずは食事から。
 
先ほども言ったように、「摂取カロリー>消費カロリー」これが内臓脂肪がつく原因です。
 
 
 
そのため、内臓脂肪が取るためには逆の式に、「摂取カロリー<消費カロリー」にすればいいんです。
 
 
これには2通りあるのは、わかりますよね?
・摂取カロリーを少なくする
・消費カロリーを大きくする
 
食事でコントロールできるのは、主に摂取カロリーを制限する方です。
 
摂取カロリーを少なくする
・食べるのは腹八分まで
・1日の14〜16時間くらい、1日に食べない時間を確保する(断食)
・脂質を取り過ぎない
・糖質控えめ
・良質なタンパク質を摂取する(鶏胸肉、ツナ、卵、牛乳、豆)
・筋肉の元になる必須アミノ酸を取る(鶏胸肉、白身魚
・加工品はダメ(ハンバーグなど)
・揚げ物を減らして、加熱中心に
・ドレッシングやマヨネーズは使わない
・内臓脂肪になりにくい不飽和脂肪酸を取る(ナッツ、魚、アボカド)
カテキンを毎日625mg取る(緑茶2、3杯)
・水溶性の食物繊維をとる(海藻類、オクラ、アボカド、ごぼう、にんにく)
・お酒を控えめにする
 
 
消費カロリーを大きくする
・アディポネクチンを摂取して脂肪を燃やす(玄米、大豆、トマト、オクラ、ひじき)
・酢を使う(いちご酢)
 
 
これらの中から、取り組みやすいものから始めればいいと思います。
 
 
 
 
運動
食事に対して運動は、消費カロリーを増やす方法です。
 
先ほども言ったように、勝手に脂肪燃焼してくれるカラダを作るのが目的です。
 
そして、勝手に脂肪を燃焼してくれるカラダとはつまり、筋肉質なカラダです。
 
・ドローインなどの、お腹を凹ませるエクササイズ
・ツイスト系の、ねじり運動で有酸素運動
・筋トレで筋肉をつけることで、体の基礎代謝を上げる
 
主にはこんなところでしょうか。
お腹に集中するのであれば、ツイスト系の運動で血流を良くするのが効果的かもしれませんね。
 
 
睡眠
睡眠は、いわゆる健康的な睡眠を意識すれば大丈夫です。
 
 
しかし、睡眠が不十分になると、摂取カロリーを高めてしまう可能性が非常に高くなります。
 
それは、睡眠不足になってホルモンバランスが崩れることで、レプチンという満腹ホルモンが分泌されにくくなるからです。
 
レプチンが低下すると、空腹感が高まり、食欲が高まります。
そして、夜遅くに健康を害するポテチなどを食べてしまうのです。
 
 
睡眠不足の基準は人それぞれですが、少なくとも5時間はまとまった熟睡を取れるようにしましょう。
 
 
 
ストレス・心配事
あとは精神面です。
 
これもまたホルモンの影響なのですが、ステロイドホルモンというストレスに反応して分泌されるホルモンがあります。
 
特にコルチゾールというホルモンが、脂肪増加に大きく影響します。
別記事にも書いているのですが、基本的にコルチゾールは幸福感を満たしてくれるいいホルモンです。
 
しかし、本来は緊急時の危険に対応するためのホルモンです。
それが現代のストレスにも反応してしまい、分泌されることが多くなります。
 
 
コルチゾールは、短時間でエネルギーに変わり、幸福感を満たすホルモンです。
そして、短時間でエネルギーに変わるのは、糖分です。
そのため、砂糖が大量に含まれた食べ物や飲み物を欲する、それがコルチゾールが長期にわたって分泌されているときの脂肪貯蓄状態です。
 
 
 
いまのストレスは、原始時代における狩りでの危険とは異なります。しかし同じような反応を脳がしてしまうために、いろんな問題が生じます。
 
内臓脂肪とかに関係なく、ストレスはためないようにしましょう。
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
お腹が凹むと、やはり男としては自身がつきます。
周囲からの見た目も気にすることがなくなり、女性からもモテるようになり、人生がスマートになりますよ。
 
それでは!