青空の下でコーヒーを

自分がわからなくなった自分ために、自分を表現するためのブログ

オキシトシンとは? 〜触れて生まれる信頼ホルモン〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、愛情に満ち足りていますか?
 
愛情と聞いたら、恋愛の愛情を浮かべる方が多いかもしれませんが、広義の愛情では家族愛、友情、ペットとの信頼関係も含まれてきますよね。
 
 
こうした愛情、絆、信頼という気持ちと大きく関係するのが、オキシトシンと呼ばれるホルモンです。
 
今回は、このオキシトシンについてまとめます。
テーマは、
オキシトシンとは? 〜触れて生まれる信頼ホルモン〜」
です!
 
 
目次
 
 

オキシトシンとは?

まずは、簡単にオキシトシンについてまとめます。
 
 
オキシトシンは、視床下部と呼ばれる部位で生合成される、下垂体後葉ホルモンです。
 
名前の由来は、出産が早い、促進、早く生まれる、という意味のギリシャだそうです。
 
その名の通りで、主には子宮収縮ホルモンとしての作用が強く、陣痛誘発剤として使用されています。
 
 
 
こう聞くと女性に多いホルモンかと思われますが、オキシトシンは性別や年齢に関係なく生成されます。
 
 
 

オキシトシンの特徴

それでは、オキシトシンの特徴についてまとめていきます。
 
幸福感を与える
一番大きな作用は、幸福感を与えることです。
これは、幸せな気分を高めるセロトニンと呼ばれるホルモンの分泌を促してくれるからです。
 
セロトニンに関する記事はこちらからどうぞ。
 
 
やる気向上
幸福感だけでなく、オキシトシンやる気も向上させてくれます。
 
これは、ドーパミンというホルモンの分泌をしてくれるからです。
 
 
 
ドーパミンに関連した記事はこちらから。
 
 
やる気向上の影響でしょうか、学習意欲や記憶力の向上にも関係するそうです。
 
 
 
 
気分を安定させる
さらにオキシトシンには、気分を安定させる作用があります。
 
別の言い方をすれば、ストレス耐性の向上、不安感の減少、とも言えます。
 
気分をポジティブにしてくれるわけではありませんが、
ネガティブにしすぎることを防いでくれると思えばいいです。
 
やる気向上は先ほど説明したように、別の作用となります。
 
ネガティブに下がりすぎなければ、ポジティブにもなりやすそうですしね。
 
 
 
気分が安定する結果、入眠作用を促進するという特徴もあります。
 
 
 
触れ合うことで分泌される
重要なことをここで。
 
オキシトシンの最も大きな特徴として、触れ合うことで分泌されることがあげられます。
 
触れ合うというのが、母親と赤ちゃんのスキンシップ、男女間の恋愛が例としてよくとりあげられます。
 
そのため、愛情ホルモン、信頼ホルモン、絆ホルモンと呼ばれたりします。
 
触れ合うことについては、また後ほど説明しますね。
 
 
 
放出後にすぐに消える
もう1つ重要なことを。
 
オキシトシンは、脳から放出されると、すぐに消えてしまうそうです。
 
つまり、今まで説明してきた特徴も、長続きしないんです。
 
これは大問題ですよね!
 
この特徴も合わせて、どうすればいいかという対策についても、この後まとめます。
 
 
 
 

オキシトシンを分泌するには?

それでは、どのようにすればオキシトシンを分泌することができるのでしょうか。
 
具体的には、先ほど言ったように触れ合うことが重要になります。
これも踏まえて、具体的に説明していきます。
 
ハグをする
まず一番いい方法は、好意を抱いている相手とハグをすることです。
 
ハグって、いいですよ。笑
手を握るでももちろんいいんですが、それだと接触面積は手だけ、小さいです。
 
それに比べてハグなら、もう全身で触れ合うことになります。
接触面積が大きい分、体温を受け取りやすいので温まりますし、
なによりオキシトシンがドバドバです。笑
 
ただ抱きしめ合うだけ、交際期間を長くしたいのであれば、これだけで十分かもしれませんね。
 
 
愛撫する
触れ合うことが大切なので、もちろん性交も含まれます。
愛撫もそのうちの1つです。
 
そしてよく言われることですが、性行為自体よりも愛撫などの前戯が長い方が、女性は精神的にも身体的にも興奮しやすいんです。
 
愛撫をバカにしてはいけません、お互いの身体を認め合う行為です。
愛情たっぷり時間をかける方がいいんです。
 
 
マッサージを受ける
さて、ピンクから戻ります。笑
 
触れ合う行為といえば、マッサージも含まれますよね。
 
マッサージを受けるだけでも、オキシトシンは分泌されます。
 
要するに、その人が好きかどうかはあまり関係なく、とにかく触れ合うことでオキシトシンは分泌されるんです。
 
特に肌と肌が触れ合うマッサージがいいです。
 
整体する、コリをほぐす、そういう目的で行くことがほとんどだと思いますが、気分を落ち着かせるという目的でマッサージを受けてみるのもありだと思いますよ。
 
 
ペットを撫でる
そしれ触れ合うのは、人間だけとも言っていません。
 
ペットを撫でるだけでも、オキシトシンは分泌されます。
 
つまり、相手が好きかどうかだけでなく、相手が人間でなくてもいいんです。
温かみのある生物と触れ合うだけで、オキシトシンは分泌されます。
 
ペットを飼う人がとても多いですが、オキシトシンを分泌して気分を安定させたい、という本能的な欲望もあるのかもしれませんね。
 
 
親切にする
そして、触れ合う以外にもオキシトシンを分泌する方法があります。
 
まず、親切にするだけでオキシトシンは分泌されるそうです。
もちろん、心から親切にしないと意味はないですが。笑
 
相手のことを思いやる、そういう気持ちの持ち方を態度に表すと、信頼関係の向上につながることが多いと思います。
 
それもやはり、信頼ホルモンのオキシトシンを分泌するからなんだと思います。
 
 
感情を表に出す
さらにさらに、相手がいなくてもいいんです!
 
感情を表に出すだけでもオキシトシンは分泌されます。
 
喜怒哀楽をとにかく表に出す、これが大切です。
 
それだけなら、ハグしたりする相手やペットがいなくても、一人で映画を見るだけでもよさそうですよね。
 
感動したり、泣いたり、楽しんだり、これなら一人でもできます。
 
 
 
まずは一人の時、自分の気持ちを抑え込まずに、外に気持ちを出してみることから始めるといいですね。
 
 
常に刺激を与える
そして、特徴の最後に説明した、オキシトシンは放出後にすぐ消えてしまうという点について。
 
効果が長続きしないのであれば、どうすればいいか。
 
簡単です。常にオキシトシンが分泌されるように、継続的に刺激を与える必要があるんです。
 
ハグも1日での回数を増やしたり、
愛撫も回数を増やしたり、
マッサージも継続的に通って、
ペットは長時間撫で続ける。
 
こうして常にオキシトシンを分泌していると、ベースとなるオキシトシンの量が増えていくそうです。
 
安心感で満ち溢れていくようになるんです。
 
オキシトシンで満たされたい時は、ベースの量を増やすために、継続的な刺激を受けられるようにしましょう。
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
信頼ホルモンとも言われるオキシトシン
触れ合うことで分泌されますが、すぐに消えてしまうのが難点。
 
なので、継続的な刺激を与えることで、相手も自分も幸せで満ち溢れるようにしましょう。
 
それでは!

言葉にすることの大切さ 〜思考を整理して、内面の言語化をする〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、しっかりと自分の想いを言葉にしていますか?
 
僕は、なるべく感謝するようにしているんですが、それでもやはり言えなかったときとかは、とても歯がゆい想いをしたこともあります。
 
特に留学生との会話では、僕は全然言葉にできなくて、とても申し訳ないなと思ったりします。
 
 
 
一度は自分の想いを言えなくて、とても後悔したことはあると思います。
 
今回はそんな、言葉にすることの大切さについて考えてみようと思います。
テーマは、
「言葉にすることの大切さ 〜思考を整理して、内面の言語化をする〜」
です!
 
 
目次
 
 

なぜ言葉にするべき?

 
では、まずなぜ自分の想いを言葉にするべきなのかを考えていこうと思います。
 
 
言葉にしないと伝わらない
もちろんそれは、言葉にしないと伝わらないからです。
 
自分の中で考えているだけでは、それ自体を共有する術は、いまのところありません。
 
ただ、日本には察する文化がありますよね
でも、本当に態度や仕草だけで想いを伝えることができるのでしょうか。
 
しっかりと自分の想いを伝えるには、言葉という記号を介さないといけません
逆に言えば、言葉という共通した記号を使うことで、自分がその言葉という記号から感じていることを伝えることができます。言葉によって共通認識を持つことができるのです。
 
 
 
だって、考えてみてください。
態度や仕草は、その人個人に依存するものですよね。
自分は緊張したときに右耳を触るけど、あの人は左耳かもしれませんし、その人は緊張しても態度に出ないかもしれません。
 
しかし、「緊張」という言葉を使いさえすれば、あの人やその人が抱いている感情がわかりますよね。
 
言葉という感情の共通言語を介することで、想いをより正確に伝えることができます。
ですから、想いを言葉にすることは大切になります。
 
 
 
 
コミュニケーションをとることができる
では、なぜ想いを言葉にして伝えなければならないのでしょうか。
 
それは、人とつながりたいから
コミュニケーションを取りたいから、これに尽きると思います。
 
だって、別に関わりたくない人からは離れればいいだけですから。
 
 
 
 
自分の感情というとても伝えづらいものをあえて言語化までしてでも伝えるのは、そうまでしても相手とコミュニケーションを取りたいからですよね。
 
 
たとえば
「あ、ブルドッグだ。」
 
この一言だけでは、ただの事実を言っているだけですよね。目に見えた事実でしかありません。
 
ですが、ここに一言加えるだけで、自分の感情を伝えることができます。
 
「あ、ブルドッグだ。やっぱかわいい〜!!」
 
「あ、ブルドッグだ。なんであんなブサイクな顔してんだろ…」
 
「あ、ブルドッグだ。でも私はトイプードルの方が好きだなぁ。」
 
 
 
このように、自分の想いを言葉にすることで、その事実をどう捉えたかということを伝えることができます。
 
最初の人は、「ブルドッグ=かわいい」となりますが、次の人は「ブルドッグ=きもい」のように、それぞれ価値観が異なりますよね。
 
この、価値観を共有するという作業は、人が共に生きていく上で重要な要素なんです。
同じ価値観の人と一緒にいれば、すれ違うことが少なくなりますから、心地よく生活できますもんね。
 
 
でもこういう価値観というのは、やはり言葉という共通した記号を用いた方が共有しやすいものです。態度や仕草だけでは伝えきれない部分があります。
 
なので、自分の想いを言葉にすることで、自分の価値観を知らせることができ、また相手の価値観を知ることができるのです。
 
 

なぜ想いを言葉にできない?

それでは、なぜ自分の想いを言葉にすることができずに困っているのでしょうか。
言語の壁
これは容易に想像できると思います。
そもそもの共通認識をするツールである言語が一致していないからです。
 
やはり言語には、文化が大きく関与しています。
ある国では雪の種類は1つしかありませんが、ある国では数十種類ある、みたいな感じで大きく異なります。
 
言語が違うと、やはり自分の想いを言葉にするのには苦労します。
 
僕も研究室に留学生がいますが、なかなか困ることもあります。
英語だと伝えきれなくて困ったことはたくさんあります。
 
 
傷つきたくないから
これは大きいと思います。
想いを言葉にすることで、傷つく可能性もあるからです。
 
こんなこと言ったらバカだと思われそう…
うまく伝えられないかも...
断られたらどうしよう…
嫌われたくない…
 
言葉にすることの怖さはおそらく、一度口から発したらその責任が発した者にふりかかるから、だと思っています。
 
だって、一度言ってしまったことを誰も聞かなかったとすることはできませんから。
 
政治家の失言とかは、典型的な例だと思います。
 
 
言葉に、特に口にしている以上、必ず脳が指令をしていますので、ある程度考慮して言葉にされていると、普通の人なら考えます。
もしくは、その人はそういう思考を常日頃からしているんだと思われます。
 
なので、「生産性がない」とかそういうことを言ってしまったら、普段からそう考えているんだと思われて、信頼を失って、という結末になります。
 
ですから、無理に自分の想いを言葉にしなければ、誰から攻撃されることもありません。
自分の中で考えているだけであれば、誰も不快にしませんから。
 
 
たしかに怖さというものは、想いを言葉にすることの裏に含まれますよね。
 
 
 
漠然としている
言語的な問題はないし、傷つくとか関係なくて、言いたいことはあるんだけど、
 
でも何から伝えればいいんだろう…
 
 
という、自分の思考が不明確で漠然としているから、というのも、想いを言葉にできない原因になります。
 
 
 
でも、これってまぁ仕方ないんですよね。
 
普通に生活してても、なかなかあふれ出るように言葉で表すことなんて、できないと思います。
 
おいしいモンブランを食べたとしても、
 
おいしい、甘い、渋みがある、しっとり感、栗!
 
感想はこんなもんですよね。
 
普段は、外部環境からの刺激に対して、喜怒哀楽の判断しかしていません。そういう本能的な反応、感覚的な反応に対して、あとから言語化をしているのです。
 
なので、この言語化という作業をしていなければ、自分が何を感じて、何を考えているのかは明確にはなりません。
 
そして、そもそもの思考が漠然としていれば、それを言語化することは困難です
 
下手をすると、感情のままに言葉を発してしまうということになります。
 
 
 
おそらくほとんどの方が、傷つきたくないからか、考えが漠然としているかのどちらかです。
 
そして、考えが漠然としている、うまく伝わらないかも、何言ってんだと思われたくない、傷つきたくない、というのが多くの流れだと思います。
 
 
 
 

実際に言葉にすることでわかること

でも、実際に言葉にしないとわからないことがあるのもたしかです。
 
 
みんな同じく漠然で怖がっている
すべてをわかっている人などいません。
 
みんな、自分と同じく考えは漠然としていて、傷つくのを恐れているんです。
 
「あ!そう思ってるのは自分だけじゃなかったんだ!」
そう思うこと、ありませんか?
 
 
 
想いを言葉にすることで、納得はされなくても、理解はしてもらえるかもしれません。
 
理解してもらえると、自分だけがそう思っていたという孤立感から解放されます。
 
この、人と想いがつながる、一体感を感じる瞬間は、とても素晴らしい瞬間です。
 
 
 
感謝を伝えることは素敵なこと
「ありがとう」という言葉は、やはりパワーワードです。
 
言うだけで、いいことをしたような気分にさせてくれます。
言われるだけでも、いいことをしたような気分になります。
 
ありがとうという言葉だけで、心が温かくなります。
 
 
感謝する文化は素敵だと僕は思います。
言霊という言葉もありますが、感謝の想いはきちんと伝わるものだと思います。
 
感謝という想いは、相手の存在意義を認めることにつながります。
そして人は誰しも、自分が生きていてもいいんだと認められることを望んでいます。
 
ですから、感謝を伝え伝えられる文化は、とてもハッピーな文化ですし、素敵だと思います。
 
そんな文化の中では、人は皆いい気分になりますし、互いのいいところに目がいくようになります。
 
 
 
 

想いを言葉にするには?

しかし、想いを言葉にするだけではいけません。
 
相手とコミュニケーションを取る以上、相手に伝わらなければ意味がありません。
 
そして、相手が自分の想いや言葉を理解してくれないと、そういう満たされない想いが積もると、ストレスになってしまいます。
 
そして、自分の想いは率直に伝えなければ、ストレスになります。
家族や親友や恋人など、なにも包み隠さずに話せる相手であれば、ストレスは感じないはずです。
 
なので、想いを言葉にする時は、自分の率直な気持ちを相手に伝わるようにしなければいけません。
 
そのためには、どうすればよいのでしょうか。
 
 
自分の思考や感情を把握する
まず大切なのは、自分の考えや気持ちを把握することです。
 
 
漠然としたままでは、本当に伝えたいことが伝わる可能性も低くなります。
 
そしてわかりづらければ、相手も理解を示そうとしなくなります。
 
 
 
まずは、自分の思考を整理しましょう。 
その際は、とにかく言語化することが大切です。
 
口にしなくてもいいです。
むしろ、文字にする方がいいです。
形として見える方がいいです。
 
自分にメールしてもいいですし、メモでも全然いいです。
 
僕はいつもEvernoteに自分が何を考えているかをとにかく書き起こしています。
 
そうすると、何度も出てくるキーワードがわかったり、どういう筋道で、何が原因でそう考えているのかがわかるようになります。
 
言葉にすると、自分のボキャブラリの中から最適な言葉が選択されるので、ぼんやりしたものが形作られるんです。
 
 
 
そして、書き出すことには客観視できるというメリットもあります。
 
文字にすることで、自分が一度発散した言葉になります。
 
そうすることで、あとからそれを見直すと、現在の自分が過去の自分を見ることになりますよね。
 
これが自分を客観的に見ることになります。
 
文字にすることで、自分の思考や感情を、一度内からではなく外側から確認することができるんです。
 
 
 
まずは自分の言葉で想いを書き出してみて、思考や感情を客観的に把握するようにしましょう。
 
この段階でおそらく、これだけは伝えたいという本質が見えてくるはずです。
 
自分の思考や感情の本質的な部分がわかるように、言葉を分解していくことも大切ですよ。
 
キーワードを探す作業は、決しておろそかにしてはいけません。
 
 
言葉を選ぶ
自分の想いを書き出したら、次は言葉を選んでいきます。
 
どのように選ぶかは、非常に簡単です。
具体的でわかりやすく、相手が理解しやすい言葉につきます。
 
想いを伝える先が相手であれば、相手に伝わらなければ意味がありません。
 
ですから、相手が理解できるような言葉を選ばなければなりません。
 
 
そして、曖昧な言葉や、感情が先走った言葉では、うまく想いを伝えることができません。
 
誰かに何かを指示するときとかは、こういうことはよくあります。
 
「報告書のラフまとめといて。」
「なんでまだなんだよ、早くまとめろ!」
よりも、
 
「明日の12時までに、報告書のここをまとめておいて、数字だけはしっかり裏を取るようにしておいてね。明日午後に私が確認するからよろしく。」
 
と言った方がしっかり伝わりますよね。
 
何をどこまで求めているのかをわかりやすくするためにも、言葉選びには注意しなければなりません。
 
 
 
私目線で言葉にする
先ほど言いました、言葉には責任が伴うと。
 
なので、人に責任を押し付けないようにするために、私を主語にした、私目線で想いを言葉にしましょう。
 
「みんながきっとそう思ってるから、早くして」
 
と誰かに責任を押し付けるよりも、
 
「私はこう思ってる、だから早くしてくれると嬉しい。」
 
と自分の目線で話すことで、自分の感情をしっかりと言葉にすることができます。
 
こうすることで、相手に自分の気持ちを率直に伝えられるようになります。
 
 
 
 
もちろん、自己中心的ではいけませんよ。
 
自分を大切にしつつ、相手を大切にする、アサーティブコミュニケーションという方法があります。
 
もっというなら、感情を把握・制御しながら、相手を傷つけることなく、言葉を選んで、自分を表現する方法です。
 
このアサーティブコミュニケーションを意識して、想いをいざ言葉にするといいです。
 
気になる方は、アサーティブコミュニケーションについて調べてみてくださいね。
 
 
自分のクセを知る
想いを言葉にするよりも前の話になるかもしれませんが、自分が話すときのクセを知ることで、相手によりきちんと自分の想いを伝えることができるようになります。
 
自分の声を録音して聞くと、変に聞こえますよね。
これは、普段は耳だけでなく、骨も介して自分の声を聞いているため、というのはけっこう知られている話。
 
 
 
では、自分の声や態度や仕草などを、音声や映像で客観的に見たことはありますか?
 
なんか変な感じがして、ちょっと気持ち悪いですよね笑
 
でも、やはりなんでもトライアンドエラーです。
 
自分のクセを知って、積極的に改善していく方が、より相手に自分の想いを伝えることができるようになります。
 
  • 早口すぎて聞こえない
  • ボソボソ声
  • 語尾が聞こえない
  • 咳払いが多い
  • えっと、という間合いが多い
  • 相槌を打たない
  • 笑い声がうるさい
  • ネガティブなことばかり
 
たくさん自分のクセってあるはずです。
そして、自分が気になるクセは、おそらく相手も多少は気にしているはずです。
 
こういう悪い癖にまずは自分で気づきましょう。
意識化すれば、きっと直そうと努力するはずです。
 
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
 
人は助け合いが必要な生き物です。
 
「ありがとう」の言葉は、言いすぎても悪いことはないですし、言われすぎてもずっと気持ちいいものです。
 
黙っているだけでは、違う形で相手にとらえられてしまうかもしれません。
 
でも、言葉にするのは本当に一瞬です。
 
しっかり自分の想いを、心を込めて相手に伝えてみましょう。
 
それでは!
 

フェニルエチルアミンとは? 〜好きと錯覚させる恋愛ホルモン〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、何が理由で人を好きになりますか?
 
ある人は外見、ある人は性格、ある人は年収と言うでしょう。笑
 
 
僕がブログを書き始めたときは、失恋が1つのきっかけとなっていました。
なので、どうして人のことを好きになってしまうのか、ということは考えていました。
 
そうして調べている中で、恋愛ホルモンと呼ばれるフェニルエチルアミンという存在を知りました。
どうやらこのホルモンが恋愛に大きく関与しているそうです。
 
今回はこの恋愛ホルモンについてまとめます。
テーマは、
「フェニルエチルアミンとは? 〜好きと錯覚させる恋愛ホルモン〜」
です!
 
 
目次
 
 

フェニルエチルアミンとは?

フェニルエチルアミンは、英語で書くとPhenethylamineと書くそうです。
 
Phen Ethyl Amine の頭文字をとって、普通はPEAと表記されることが多いです。
 
ただ、今回はあえてカタカナで表記を統一します。
その方がフェニルエチルアミンという名前を覚えやすいからです。笑
 
脳下垂体から分泌されるホルモンで、アルカロイドという有機物質の一種であり、麻薬物質の一種とされています。
 
というのも、モルヒネアルカロイドの一種なんです。幻覚を見せるようなホルモンだと思ってもいいかもしれません。
 
 
 
このフェニルエチルアミンは、ドーパミンノルアドレナリンなどの仲間ともされます。
この理由については、後ほど吊り橋効果と一緒に説明します。
 
 
また、フェニルエチルアミンは巷では、ときめきホルモン、惚れ薬、恋愛ホルモンと呼ばれます。
 
 
さらに、フェニルエチルアミンは、許されない禁断の恋をしていても大量に分泌されるそうです。
 
浮気や不倫が多いのも、フェニルエチルアミンによるものかもしれませんね。
 
そして、失恋などの場合でもフェニルエチルアミンは分泌されるようです。
 
 

フェニルエチルアミンの特徴

それでは、フェニルエチルアミンの特徴をまとめます。ここからが本題です。
 
その前にまず、恋したときの特徴はどんなものがあげられますか?
 
  • 顔が赤くなる
  • ドキドキする
  • 夜も眠れない
  • 食べ物が喉を通らない
  • 他のことが手に付かない
 
などでしょうか?
 
これらはすべて、フェニルエチルアミンによって説明できるんです!
 
全ての原因はフェニルエチルアミンですよ!
 
 
 
目で見たものに反応する
まず、フェニルエチルアミンは目で見たものに反応してから分泌されるそうです。
 
これって、面食いの説明になると思いませんか?
 
やっぱり人を好きになるときは、人の中身よりも、外見やその人の行動、態度から入ることが多いと思います。
 
中身なんて最初はわかりませんからね。
 
つまり、その人に関する情報を外から受容したときに、その人を好きになるということです。
 
そして、外部情報の8割は目からの情報とも言われます。
 
 
 
そうです、だから、目で反応しやすいのは普通のことなんです。
外からの情報を目で受けやすい以上、目で見えるものから入るこむのは仕方ありません。
 
 
 
目で見て、自分の好みの外見や、気になる行動を見ると、やはり脳は勝手に反応してしまうんですね。
 
 
 
血圧上昇
こうしてフェニルエチルアミンを勝手に分泌されてしまったあなた。
 
この時点では、まだその人のことを好きではありません。
まだ脳は意識的には好きと判断していません
 
あくまでも、目で見たものに反応して、フェニルエチルアミンを分泌してしまっただけです。
 
 
分泌されると、次の段階です。
フェニルエチルアミンには血圧を上昇させる性質があります。
 
血圧が上昇すると何が起こるのか。
 
  • 顔が赤くなる
  • ドキドキする
 
この2つなんです。
 
なぜだかその人を見ると、顔が赤くなってしまったり、胸がドキドキする。
これはフェニルエチルアミンのせいです。
 
 
 
この血圧上昇の段階になってから、初めて身体の異変を意識的に感じられるようになります。
 
そして、その異変があの人を見ることがトリガーであることに気付きます。
 
すると、「あぁ、私はこの人のことが気になるんだ」という好意を自覚するわけです。
 
 
つまり、重要なのは、
 
恋をしてからフェニルエチルアミンの分泌、ではありません。
 
逆です。
 
フェニルエチルアミンが分泌されることで相手を好きと錯覚するんです。
 
これがとても重要なんです。
 
 
 
吊り橋効果
少し脱線します、が、気になる話題をここで。
 
よくありがちな好きになるシチュエーションとして、吊り橋効果ゲレンデマジックという言葉があります。
 
なぜ吊り橋に一緒にいると、その人のことを好きになってしまうのか。
 
それは先ほど説明した、血圧上昇と関係します。
 
 
 
血圧上昇するのは、フェニルエチルアミンが全ての原因ではありません。
 
恐怖、不安、緊張などの体験でも、勝手に心拍数は上昇してしまいます。
 
その簡単な例が吊り橋なだけです。
 
 
 
吊り橋は高いところで揺れますし、もし落ちたら...と考えると怖いですよね。
 
この恐怖、不安、緊張という感情も、やはり血圧上昇を起こします。
まぁ正確には、こちらも血圧上昇してから恐怖と判断しているのですが。
 
 
この血圧上昇を、不安がトリガーだと思うか、それとも一緒にいる人のせいだと思うのか、これが問題です。
 
 
しかし、血圧上昇しているときは、麻薬物質のようなホルモンが分泌されていることがほとんどです。
 
フェニルエチルアミンであったり、恐怖ではドーパミンノルアドレナリンが該当します。
 
 
これらの麻薬物質が分泌されているとき、脳は判断力が低下してしまいます。
 
そうすると、このドキドキが、果たして不安と恋のどちらが原因か、判断できなくなってしまうのです。
 
こうして脳の勘違いによって、その人を好きになってしまうのが、吊り橋効果と呼ばれます。
 
ゲレンデマジックは、滑ることが楽しく、ドーパミンやアドレナリンがドバドバ出ている状況で、この快感によるドキドキを恋のドキドキと勘違いすることが原因です。
 
 
食欲抑制効果
話を戻します。
 
フェニルエチルアミンには、食欲抑制効果があります。
 
これが、食べ物が喉を通らなくなる原因です。
 
恋をすると食べられなくなる、というのはどうやら本当のようです。
 
そして、食べられなくなると、摂取カロリーが減りますから、必然的に痩せますよね。
 
ついでに言えば、フェニルエチルアミンには、消化促進、老廃物排出、便秘解消、美肌効果などの効果もあるそうです。
 
「恋する乙女は可愛く見える。」
 
これも、あながち間違っていないんですね。
 
 
脳の一部を破壊する
フェニルエチルアミンが分泌されると、脳の一部が破壊されるとも言われています。
 
これが判断力の低下を招くんです。
 
「なんでそんな男に引っかかるの〜?」
 
と周りは言うかもしれませんが、それは周りのみなさんの脳が正常だから。
 
麻薬物質によって脳の機能が低下しているあなたの脳では、そんなことには気付くことができないんです。
 
これぞ、恋は盲目!
 
 
一定期間経つと分泌量が減少
さて、これも重要です。
 
フェニルエチルアミンは、一定期間が経過すると、分泌量が減少してしまうんです。
 
一定期間とは、およそ3年
 
3年以内にお別れしてしまうカップルが多いのも、おそらくこのフェニルエチルアミンの減少によるものでしょう。
 
この麻薬物質の影響がだんだん弱くなるのですから、正常に自分の状態を把握できるようになります。
 
そうすると、
「あぁ、なんで私はこんな男と一緒にいるんだろう。」
 
と判断できるようになるのです。
 
 
 
 
ちなみに、もし3年以上恋をしているとしたら、それはフェニルエチルアミンではなく、おそらくオキシトシンの影響です。
 
オキシトシンは、安心ホルモンとも呼ばれたりする、相手への信頼感を高めるホルモンとしてしられています。
 
つまり、3年以内に恋愛ホルモンのフェニルエチルアミンがドバドバしている状態から、相手への信頼感を高めてオキシトシンを分泌するのが、結婚への近道となるんです。
 
 
 
 
この他にも、快感や性欲を高める、ドーパミンの濃度を高める、などの特徴がフェニルエチルアミンにはあるそうです。
 
 
 

フェニルエチルアミンを分泌させる方法

これで1つ、確実に言えることがあります。
 
相手を惚れさせたいのであれば、
 
相手をドキドキさせたいのであれば、
 
フェニルエチルアミンを分泌させればいい!
 
それでは、どのようにすれば相手にフェニルエチルアミンを分泌されることができるのでしょうか。
 
 
見た目に気を使う
目で見たものに反応すると言いました。
 
ですからもちろん、ある程度見た目には気を使わなければなりません。
 
  • 靴を磨く
  • しっかりアイロンがかかったシャツを着る
  • ほつれのないカバンを使う
  • 肌荒れを治す
  • 髪型を整える
 
とにかくマイナスの要素をなくすように心がけましょう。
 
 
チョコレートを食べる
カカオには多くのフェニルエチルアミンが含まれているそうです。
 
積極的にチョコレートを食べるのは、効果的かもしれません。
 
カカオに含まれているのですから、ココアなども効果的ですよ。
 
 
ワインを飲む
ポリフェノールと成分的に近いのかもしれませんね。
ちょっと専門的ではないのでわかりませんが。
 
ワインもフェニルエチルアミンの分泌に効果的だそうです。
 
デートの際にアルコールを選ぶときは、ぜひワインを選ぶようにしてはいかがでしょうか。
 
 
チーズを食べる
なんと嬉しいことでしょう!
ワインのお供のチーズにも、フェニルエチルアミンは多く含まれるようです。
 
ただし、フェニルエチルアミンは熱に弱いそうなので、ナチュラルチーズを選ぶようにしましょう。
 
ワインとチーズが効果的らしいので、デートの際のランチやディナーは、フレンチやイタリアンを選べば間違いないですね!
 
 
 
吊り橋効果を使う
あとは必殺技です。吊り橋効果を使いましょう。
 
もう先ほど説明したので、くどくどは説明しません。
 
相手をドキドキさせる方法をとにかく考えましょう。
そして、そのドキドキを恋のドキドキだと勘違いさせるのです!
 
具体的な方法はわかりませんが…笑
 
まぁ、相手がドキドキしているときに、かっこいいorかわいい一面を突きつけてやれば、きっと相手をコロッと恋に落とせますよ!笑
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
好きとなってからフェニルエチルアミンが出るのはありません。
 
フェニルエチルアミンが分泌されてから、身体が反応して、それから脳が好きと錯覚してしまうのです。
 
つまり、その人のことを惚れさせたいのであれば、フェニルエチルアミンが出るように仕向ければいいのです!
 
異性を落とすために、少しは科学的アプローチも知っているといいかもしれませんね!
 
それでは!

GTDのやり方・実践してみて感じたこと

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、タスク管理はしっかりできていますか?
 
僕はGTDという方法を知ってから、やりたいこと、やるべきことにしっかりと手をつけてこれました。
 
今回はそんな、GTDという手法と、それをやってみた実体験についてまとめます。
テーマは、
GTDのやり方・実践してみて感じたこと」
です!
 
 
 
目次
 
 
 

GTDとは?

まず言葉の紹介と、概要について。
 
GTDとは、Getting things doneという言葉の略です。
本が以前紹介されて、そこから有名になったタスクマネジメント方法です。
 
GTDは、タスクの分類実行の2段階のうち、実行を容易にするために処理に注目した方法です。
 
いかにタスクを分類するか、ということに着目しています。
 
 
 

タスク分類

それではまずは、タスク分類です。
 
0. タスクをinboxに入れる
 
1. 行動を起こす必要が本当にあるかどうか
ある → 2へ
ない → ゴミ箱へ
 
2. 実行可能かどうか
可能 → 3へ
不可能 → ゴミ箱へ
 
3. 次にとるべき行動は複数かどうか
1つだけ → 4へ
2つ以上 → 細分化してから、それぞれ4へ
 
4. 2分以内に処理できるかどうか
処理できる → すぐに終わらせる
処理できない → 5へ
 
5. 他人に任せるべきかどうか
他人 → すぐに依頼する
自分 →  6へ
 
6. 特定の日にやるべきかどうか
特定日あり → プロジェクトに書く
特定日なし → 次にやることリストへ
 
 
 
 
1,2に関してはすぐに判断しましょう。
 
3は、具体的に細分化する必要があります。
報告書をまとめるという1つの作業にも、工程がいくつかありますよね。
「報告書をまとめる」を1つの作業として捉えて、決められた時間内に終えることができるのであれば、それは細分化する必要はありません。
 
重要なのは、決められた時間は自分が設定をすること
15, もしくは30分単位で処理できるのが1つのタスク、としていることが多いです。
ですがこれには個人差があります。自分がどれくらいの時間であれば集中して作業ができて、きっちり時間内に終えることができるのかを把握する必要があります。
 
4は、すぐに行動できる細かい作業であれば、とにかく処理することが大切です。ゴミを捨てる、ファイルを棚にしまう、もうそれくらい細かくてどうでもいい作業でもいいんです。終えることで達成感を感じることができます。
 
5も重要です。特に管理する立場になればなおさらです。
物事には適任者がいることが多いです。
適任者がやることが一番ミスが少なく、効率がいいことが多いはずです。
チームでタスクを処理するということを忘れないようにしましょう。
 
最後の6ですが、特定の日にやるというのは、特定の日までやらなくていいなのか、特定の日までに終わらせるなのかで意味が違います。
ここでは、特定の日までやらなくていいという立場にあたります。
特定の日までに終わらせる場合は、すぐに行動に移さないといけない場合が多いと思いますので、プロジェクトに移して順に処理するようにしましょう。
 
プロジェクトとは、やることをひたすら書いたタスクリストのことです。
 
 
 
そして飛ばしたのですが、0が一番大切です。
やらないといけないタスクをinboxという場所にまとめるのが大前提です。
ここで漏れなくタスクを書き出すことが大切です。
 
「トリガーリスト」とネットで調べてみてください。
やらないといけないことを質問形式で自分に問いかけることができます。
inboxにタスクをまとめてから、1つずつ処理作業に回していきましょう。
 
 
 

タスク実行

分類したタスクは、あとは実行するだけです。
 
基本的には、プロジェクトに書いたタスクをひたすら処理するだけです。
 
まぁそれが難しかったりするんですけどね〜笑
 
 
 
 
 

GTDの注意点

それではGTDでよく言われている注意点をまとめていきます
 
inboxは公私混同する
これはけっこう重要です。
inboxに入れるタスクは全てです。仕事も、プライベートも混ぜましょう。
 
混ぜると、いろいろごちゃごちゃしない?と思われるんですけど、けっきょくタスク分類の段階でしっかり分類されるんですよね。
 
そのあとにプロジェクトのタスクリストに書く際も、おそらく自分で勝手に書き分けると思います。
 
 
 
inboxで重要なのは、タスクを漏れなく書き出して、頭の中のモヤモヤをなくすことです。
 
頭の中がスッキリしていれば、余計な心配をせずにタスクの実行に集中できます。
 
なので、inboxに書き出す際にとにかく漏れなくすることが大切です。
 
 
inboxには戻さない
やらなかったタスクをinboxに再び書いてしまうこともよくあります。
しかし、一度inboxに書いたタスクは戻さないようにしましょう。
 
一度戻してしまうと、戻すことに罪悪感を感じずに、それが習慣化してしまいます。
 
プロジェクトに書いたタスクは必ず処理するようにしましょう。
 
 
 
タスクは動詞にする
タスクがたとえば、
「報告書まとめ」
 
と、
 
「報告書をまとめる」
 
だと、動詞で終わらせる方がタスクを処理しようという意識が感じられますよね。
 
タスクは必ず動詞で終わらせるようにしましょう。
 
 
処理と実行は同時には行わない
タスクを分類しながら実行はしないようにしましょう。
 
なぜかというと、タスクの実行段階でとにかく集中して作業するためです。
 
例外としては、先ほどの「4. 2分以内に処理できるかどうか」です。
 
これだけはすぐに終わらせてしまいましょう。
2分で終わることにはあまりエネルギーは使いませんし、逆にすぐに終わらせないとスッキリしません。
 
 
タスクをやる環境や時間を意識する
タスクをやるときは、その環境や時間を意識しましょう。
 
特に時間は大切です。
ゴールデンタイムと呼ばれる時間が誰にもあります。
その時間に集中してタスクを処理するようにしましょう。
 
 
 
タスクの区別をつける
タスクはしっかり区別をつけることが大切です。
 
3. 次にとるべき行動は複数かどうか」の段階で、前の作業に戻ることがないようにすることが特に大切です。
 
一度修正して、次の作業をしたあとにまた修正、というのはけっこう効率悪いですよね。
 
あくまでもGTDは効率化のために行なっています。
 
なので、効率が悪いことはどんどん削減していきましょう。
 
 
 
タスクのゴールと次の行動を考える
タスクの終了が終わりではないですよね?
 
タスクが終われば、次のタスクが生まれるはずです。
タスクをただ終わらせるのではなく、その先まで目を通せるようになると、長い目で見て効率化につながります。
 
 
 
やらないことリストを作る
これは絶対やらないぞ!というリストを作るのも有効な手段です。
 
例えばゲームは絶対しない!とか、夜に動画は見ない!とかです。
 
タスクの実行を妨害するような、どうしてもやめたい作業があるときは、やらないこととしてまとめるのはかなり有効ですよ。
 
 
 

GTDを実践した上で感じたこと

では、僕が実践した上で感じたことをまとめていきます。
およそ1年くらいは継続しているので、僕なりの問題点などをまとめています。
具体的なやり方に関しては、Evernoteを使って毎日タスクリストを作る、という感じです。
 
タスク処理ができないことが多い
まずは問題点から。
 
やはりなんといっても、タスクが処理できずに溜まってしまうことが問題です。
効率化したいはずなのに、タスクだけが溜まってしまうことが多いです。
 
そしてタスクが溜まってしまうと起こるのが次の問題です。
 
 
inboxに戻しがち
先ほど言いました、inboxにタスクは戻さないようにと。
 
でもやってみると、溜まってしまったタスクをinboxに戻してしまうことが多いんですよね。
 
どうせ分類しても、特に変わりはありません。またプロジェクトに戻ります。
 
しかし、またやりたくないとかそういう気持ちがまさってしまい、またinboxに戻る…というループになります。
 
なぜこういうことが起こってしまうのでしょうか。
 
 
タスク分類というタスクをやったという満足感
いやもうこれに尽きます。
 
「タスクを分類する」というタスクをやっただけで、タスクを処理したという満足感を得てしまうのが一番の問題です。
 
GTDをやればわかるんですけど、タスク分類ってかなり時間かかりますし、先のことまで考えたりすると、かなり頭を使います。
 
そして、やるべきことが整理されると、あとはやるだけだ!となって満足してしまうんです。
 
あとはやるだけなのにできないタスク。それはほとんど、いまやらなくてもいいという作業なんです。
別に緊急ではない、でもやった方が自分のためになる、そういうタスクです。
 
健康とか勉強とか、そういうタスクが多いとは感じます。
 
 
 
でも、そういうタスクをこなすことで、さらに満足感を得ることができるのも事実です。第2領域と言われる範囲のことです。
 
なので、いかにタスク実行までできるかということが重要です。
 
 
inboxは早く空っぽにするべき
まず大切なのは、inboxは常に空っぽにするということです。
 
トリガーリストでタスクを洗いざらい出したとしても、それをinboxに置きっぱなしにしてしまうと意味がありません。
 
タスクを整理して、何をしなければいけないのかということを明確にした方が、考え方も統一されるので、すぐに行動に移すことができます。
 
 
 
実行不可能の基準をしっかり考える
タスク分類の段階で気をつけるべきなのは、実行可能かどうかの段階で勝手に不可能と判断してしまうタスクです。
 
なぜそのタスクが不可能なのかは、今一度よく考えてみるべきです。
 
時間がないからできない、いまじゃなくていい、というのはかなり甘えています。
じゃあいま過ごしている時間を削ってすることは本当にできないのか、と考えると、おおよそほとんどのことはできるはずなんです。
 
もちろん何十年というスパンではできないかもしれませんが、1年というスパンであればおよそ実行することができます。
 
それをしようとしていないのは、すべて現状維持バイアスです。
 
他にも、そのために何が足りていないとかは、じゃあその足りないことを準備することは本当にできないのか、と考えるべきです。
 
 
 
勝手に実行不可能にしてしまうのは、本当にもったいないです。
 
でも、大きなことを掲げてしまうと、たしかに挑戦しづらいです。それは事実だと思います。
 
なので、そういうときはスモールステップの原理を考えてみてください。
 
 
 
 
 
タスクの細分化にこだわるべき
そして最後、実際にタスクを実行しようとしてできないことへの対処です。
 
先ほども言ったのですが、「タスクを分類する」というタスクをやっただけで、タスクを処理したという満足感を得てしまうのが一番の問題です。
 
 
では、なぜタスクの分類をして満足してしまうのはなぜでしょうか。
 
だって考えてみてください。タスクの分類をしたら、物事が非常に整理されているはずなので、とてもモチベーションも高いはずです。
 
それにも関わらず、なぜかタスクの実行段階になると躊躇してしまうんです。
 
 
 
これはまぁ僕の記事ではたくさん紹介しているのですが、やはり現状維持バイアスなんです。
 
本能的に人は、あまり行動を起こして変化を起こしたくないんです。
そういうもんなんです。
 
行動をすると、必ず次の行動をしなくてはいけなくなります。
でもそうすると、なにもしなくていいという現状からは変化が起こります。
 
人はこの変化を危険と認識する、それが現状維持バイアスなんです。
 
なので対策としては、変化を感じにくいくらいの小さな変化から始めるということです。
 
たとえば、また報告書まとめを例としますね。
 
 
報告書を上司に出すのに躊躇している人は、「上司を飲み会に誘うために声を掛ける」とかでいいんです。
 
 
報告書を書くのが嫌な人は、「報告書に適当な文字を書いて消す」をタスクにしてもいいんです。
 
 
また、報告書を見る段階が嫌な人は、「報告書のファイルを開く」から始めるのです。それをタスクにしてしまうのです。
 
 
ある行動を起こせない、起こしたくないと思っている原因は、必ず特定の行動を起こすのに躊躇しています。
 
なので、その行動をさらに細分化して、少しからでいいから手を付けるというのが非常に大切になってきます。
 
このあたりの話は全て別記事にまとめてありますので、そちらをどうぞ。
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
GTDは、あくまでもタスク分類に注目したタスク管理方法です。
なので問題となるのは、やはりタスク実行の段階です。
 
とにかく行動に起こすことが困難なことが多いです。
それまでの段階でできない人はあまり多くはないです。
 
なので、意識的に行動に移してみるということを心がけてみてくださいね!
作業興奮に関する記事を下に載せましたので、そちらはぜひ見てみてくださいね!
 
 
それでは!
 
 
 
 
 

情報、知識、知恵。この違いとは?

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、博識な方ですか?
 
博識といっても、まぁいろいろ定義が分かれそうですよね。
 
僕も、頭がいいってなんだろう?ってよく考えたりします。
 
中でも、情報、知識、知恵という3つの言葉は、頭がいいということを別々に定義してくれるかなと思っています。
 
なので、今回はこの3つの言葉の違いについてまとめてみようと思います。
テーマは、
「情報、知識、知恵。この違いとは?」
です!
 
 
目次
 
 

情報とは

まずは情報についてです。
 
定義から一応確認してみましょう。
 
 
 ある物事の内容や事情についての知らせ。インフォメーション。「事件についての情報を得る」「情報を流す」「情報を交換する」「情報がもれる」「極秘情報
 文字・数字などの記号やシンボルの媒体によって伝達され、受け手に状況に対する知識や適切な判断を生じさせるもの。「情報時代」
 生体系が働くための指令や信号。神経系の神経情報、内分泌系のホルモン情報、遺伝情報など。

情報(じょうほう)とは - コトバンク

 
 
まぁ、そういう定義かな、ってところですよね。笑
 
 
でも、普段使っている情報という言葉は、どのような言葉でしょうか。
 
 
情報と似た言葉に、データがあります。
 
よく、情報は事実のリスト、とも言われるんですが、情報とは基本的に事実に対して意味を持ちます。
 
 
なので、データを整理・処理されたものが情報と言われ、データから得られた事実が意味を持ちます。
 
 
 

知識とは

続いて、知識です。
 
また定義を確認しましょう。
 
 
 知ること。認識・理解すること。また、ある事柄などについて、知っている内容。「日々新しい―を得る」「―をひけらかす」「予備―」
「幸福とは何かと云う事を明細に―して了っている」〈長与竹沢先生と云ふ人
 考える働き。知恵。「―が発達する」
 (多く「智識」と書く)仏語。
㋐仏法を説いて導く指導者。善知識。
㋑堂塔や仏像などの建立に金品を寄進すること。また、その人や金品。知識物。
㋒対象を外界に実在すると認める心の働き。
 《knowledge/〈ドイツ〉Wissen》哲学で、確実な根拠に基づく認識。客観的認識。

 

知識(ちしき)とは - コトバンク


 

 
2の定義で知恵と出ていますが、ここでは無視します。笑
 
ほとんどは、1の意味で用いられていますよね。
 
情報との大まかな違いは、情報はデータが整理されて意味を持つもの、知識は知っていること、となります。
 
 
そして明確な違いは2つあります。
 
情報は、誰にも属さない事実です。
しかし、知識は固有のものです。その人が知っているかどうか、ということが知識の特徴の1つです。
 
かっこよくいうと、内在化された情報が知識と言えます。
 
 
そしてもう1つの違いは、この内在化にも関わるのですが、他の情報なども合わせて分析され、理解されたものが知識となります。
 
知識というものは、実際の体験から得るものもあれば、教育などの理論的な形で得るものの2つあります。
 
たとえば、自転車の乗り方は、何回も乗ることで体に染み付いた、経験的な知識です。
 
そして、自転車がブレーキをかけて止まる摩擦などの知識は、理科の授業から得られるものです。
 
このように、様々な情報が経験や教育から内在化され、組み合わさって理解されると、自分の知識となります。
 
 
 
 
また、情報はすぐに手に入るものですが、知識にするには時間やお金などのコストがかかります。
 
何度も自転車に乗らないと自転車には乗れませんし、
 
何度も授業を受けないとテストで答えられませんよね。
 
こういう点でも、知識は情報よりも上位のものだと言えます。
 
 
 
 

知恵とは

最後に知恵です。
 
 物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。「―を借りる」「生活の―」
 
 
こっちでは、知識と同じとは言っていませんね。笑
 
先ほどの知識では、考える働き=知恵としていました。
その点では確かに、この知恵という定義も「働き、能力」という言葉が用いられています。
 
そして気になる言葉がもう一つ、「処理」です。
 
 
 
知恵と似た言葉には、コツという言葉があります。
 
コツって、どんな時に使う言葉でしょうか。
 
料理のコツ、自転車に乗るコツ、洗い物のコツ
 
 
なにかの動作に対してコツという言葉が使われます。
 
つまり、「処理」に対する「能力」なんですね。
 
 
 
なにが言いたいかというと、情報や知識はインプットの言葉なのですが、知恵はアウトプットの言葉なのです。
 
 
まずは、外部環境に身をさらすことで、外部の情報を内在化した知識へと変化させます。
 
そして、その内在化されたものをもとに、特定の目的に対して知識を使うと、その知識が知恵へと昇華されます。
 
 
 
 
また、知恵は他人にとっての新しい情報になる可能性がある、ということがわかりますか?
 
 
情報、知識
 
この2つは、インプットのものなので、自分の立場としてはただ受けるだけです。
 
しかし知恵はアウトプットのものです。自分の中で理解して使えるようになる際に、知識に新たな付加価値がつく可能性が高くなります。
 
そうすると、この知恵が他人に知れた場合、その付加価値の分だけ、他人にとっては新鮮に感じられるため、新たな情報となるのです。
 
 
 

ネット社会で重要なこと

さて、ここからは持論です。
 
最初に言いました、博識という言葉。
 
 
[名・形動]ひろく知識があること。また、そのさま。博学多識。「博識な(の)人」
 
 
博識とは、つまり知識があることです。
インプット量がすごくて、それを内在化している量もすごいのが、博識です。
 
 
では、これも僕が最初に言った疑問なのですが、
 
頭がいいって、博識ということなんでしょうか?
 
 
 
 
僕の答えは、今はそうとは限らない、と思っています。
 
昔は知識をたくさん持っている博識な方が頼られるような時代でした。
 
しかし今はネット社会です。
誰でもいつでもどこからでも、簡単に情報を手にすることができるようになりました。
莫大な情報量が、1秒で数万生まれるような世界です。
 
 
 
 
なので、情報に関する頭がいいとは、「必要な情報にすぐにアクセスできること」だと思います。
 
莫大な情報のなかから、自分が関わる特定の情報に効率よくアクセスできる力は、いまの世界ではとても重要です。
 
その情報の信ぴょう性を含めて、確実な情報をつかむことができる力は、とても重宝される能力であり、僕はこれは頭がいいと言えると思っています。
 
 
 
 
そして知識に関しては、たしかに博識というのは頭がいいと言えると思います。
 
しかし、ただ知識を持っているだけでは、やはりいまの時代はAIのビッグデータには負けてしまいます。
 
なので重要なのは、僕は2つあると考えており、「ニッチな分野の博識であること」、そして「クロスオーバーでの博識であること」だと思っています。
 
ニッチな分野での博識とは、特定の超マニアックな世界での博識という意味です。
 
事実として、いまはマツコの知らない世界」「グレイトジャーニーなど、とてもマニアックな方が注目される世界となっています。
 
これは、ネット社会によって誰でも表に情報発信ができるようになったため、多様性が認められるようになってきたためです。
 
そのため、ニッチなマニアの博識ということが価値あるものとして考えられるようになってきました。
だって、その人しか知らないのですから。オンリーワンであれば、やはり価値はあります。
 
 
 
そして、クロスオーバーでの博識。これは、複数の分野にわたって博識であるということです。
 
たとえば、栄養学についてとても詳しくて、かつ法律にも詳しいとなると、食品加工業などのメーカーからはとても重宝されるコンサルタントになれますよね。
 
また、気象に関してとても詳しく、かつスポーツにも詳しいとなると、トレーニング環境などのアドバイザーになれるかもしれません。
 
 
 
つまり、複数の分野が交差する部分において、とても重宝される人材となることができるのです。
 
複数の分野で博識なのですから、そもそもの処理能力が高いと思いますし、頭はそもそもいいと思います。
 
しかし、多分野にわたりながら知識をまとめることができているのが、より頭がいいと思います。
関連性を見出して、そこから新たな知恵を生み出せる可能性が非常に高くなります。
 
 
 
そして、知恵のある人。
これが今の時代では一番必要な能力であり、必要な人だと思います。
 
ただ情報を集めて、それを自分の中で蓄えるだけだと、自分の中で終わってしまいます。インプットは自分のものになるのがゴールですから。
 
しかし、自分の中にあるものをアウトプットすることで、他人にとっての新たなインプットになることができます。
 
こうして「新しい情報を生み出す」という意味で、知恵がある人は頭がいいと言えるのではないでしょうか。
 
情報処理能力があるのはもちろんのこと、それをある目的に対して的確に応用させることができるのは、とても頭がいいと思います。
 
しかも現代は、ネットによって誰でもアウトプットが簡単にできます。
実際、僕もこうしてアウトプットして知恵にしようとしてるのですから。
 
インフルエンサーと呼ばれるのも、本当に最近ですが、やはり個人の情報発信力が容易にできるようになったために生まれてきました。
 
なのでこの時代は、やはり自ら情報を発信できる人が求められ、社会的にも強くなります。
 
 
 
ここで大切なのが、その知恵に間違いがないこと、そして誰も傷つけないことです。
 
いまは誰でも情報発信できるということは、批判も容易に発信できるということです。
 
炎上騒ぎも、昔と比べたらとても多くなりましたよね。
 
簡単に個人がつながることができるようになったからこそ、こうした批判もすぐに相手に届けることができるようになりました。
 
だからこそ、その知恵をアウトプットした際に、それをインプットするであろう人が困ったり怒ったりしないようにしなければいけません。
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
とにかく重要なのは、情報も、知識も、知恵も、どれも大切ですが、それぞれの段階において重要なことがあります。
 
いま自分がどの段階にいるのかを認識して、その段階でできる最大限の取り組みをするのが、大切なのではないでしょうか。
 
 
 
僕が情報発信しているのは、自分が再びわからなくなったときに、戻るべきところを作るためです。
また立ち止まったりしたとき、わからなくなったときに、ここに戻れば答えが見つかる、そういう場所にしようと思っています。
 
 
無理矢理にでも知恵にすることで、もし忘れてしまったとしてもすぐに情報にアクセスできる。それが僕の目的です
 
 
 
みなさんは、どんな頭のいい人になりたいですか?
 
 
それでは!
 

コルチゾールとは? 〜過剰は毒になるストレスホルモン〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、ストレスにうまく対処できていますか?
 
最近はストレス社会ですよね。
 
当たり前のように、ストレス対策用のチョコレートが売られていたり、そういうサプリメントもよく売られています。
 
でも、まずは自分の体の中でどういうことが起こっているのかを知って、できる限りの努力をしてみるべきだとは思います。
 
そこで、今回はストレスホルモンと言われるコルチゾールに着目して、どのようにストレスに対策していけばいいかを考えていこうと思います!
 
テーマは、
コルチゾールとは? 〜過剰は毒になるストレスホルモン〜」
です!
 
 
目次
 
 
 

コルチゾールとは?

まずはコルチゾールの説明から。
 
コルチゾールは、副腎皮質と呼ばれる場所から分泌されるホルモンです。
 
糖質ステロイド糖質コルチコイドの一種です。
 
まぁなんのこっちゃって感じですよね。笑
重要なのはここから。
 
 
コルチゾールは、ストレスを受けた時に分泌量が増加します。
このことから、ストレスホルモンと呼ばれています。
 
 
このストレスホルモンという名前だけでは、悪いイメージになってしまうかもしれません。
ですが、薬のようなイメージでいてください。
 
適量であれば健康にいい、でも過剰だと毒になる。
 
そういうホルモンなんです。
 
なので、まずは正常の場合のコルチゾールの特徴についてまとめます。
 
 
 
 
まず、コルチゾールは朝が最も分泌量が多く、夜に少なくなります。
朝というのは、起床30~60分後にMaxに達するそうです。
朝勃ちのようなイメージでいいと思います。笑
 
これは、起床後にたくさんエネルギーを消費して動けるようにするために、このような機能があるそうです。
ちなみに、起床時コルチゾール反応(CAR)というそうです。
 
この機能によって、1日の活動リズムが整えられます。
 
 
また、コルチゾールには炎症抑制の機能もあります。
そのため、ステロイド系の抗炎症薬にはコルチゾールが含まれています。
 
 
そして、コルチゾールインスリンの影響を緩和してくれるそうです。
インスリンは、よく糖尿病と一緒に聞くワードだと思います。
 
インスリンの影響を緩和させることで、血糖値が上下せずに安定します。そのため、脂肪をエネルギーに使うようになります。
 
 
あとは、肝臓で糖を作ったり、脂肪分解を促進したり、タンパク質の代謝であったり。
 
このように、コルチゾールは生体にとって必要不可欠のホルモンなんです。
 
 
 

過剰分泌されると?

 
問題はここから。
適量であれば、先ほど言ったように、非常にいい機能を果たしてくれるコルチゾール
 
しかし、過剰に分泌されることで、様々な問題を引き起こします。
 
慢性的なストレスによる闘争・逃走反応
コルチゾールは、通常は朝に高く、夜に低くなるホルモンです。
しかし、ストレスを受けると分泌されるホルモンでもあります。
 
つまり、慢性的なストレスを受けると、過剰にコルチゾールが分泌され、闘争・逃走反応につながってしまうのです。
 
 
ストレスホルモンには、アドレナリンもよく知られていると思います。
 
アドレナリンは、副腎髄質という別の部分から分泌されます。
コルチゾールは副腎皮質です。
 
これらのストレスホルモンは、ストレス=危険という信号を送り、危険に闘争するか逃走するかという方針を出します。
闘争にしても、逃走にしても、その一瞬にエネルギーを使う必要がありますよね?
 
なので、血圧を上げて、筋肉を一瞬で動かせるように体をコントロールしてしまうんです。
脳や筋肉に糖を送ることで、いつでも全力が出せるように、臨戦態勢を整えます。
 
これが闘争・逃走反応です。
 
しかし、それは原始時代に必要だった機能。
現代のストレスに対して同様に反応してしまうと、いつもストレスにさらされている以上、常に臨戦態勢に体がコントロールされてしまいます。
 
常にライオンから襲われるかもしれない、という状態に体が知らぬ間になっているんです。
 
こうすると、自律神経に支障をきたします。
さらに、過剰分泌によって活動リズムが崩れるので、不眠症生活習慣病、さらにはうつ病へとつながります。
 
実際、うつ病だとコルチゾールが高いという報告もあるそうです。
 
 
免疫機能の低下
コルチゾールには、体内の免疫機能を緩和するという機能があります。
これが抗炎症につながるんです。
 
でも過剰になってしまうと、ウイルスや細菌に感染しやすくなるそうです。
 
まぁ普通に考えれば、活動リズム崩れているということは、健康ではありませんよね。
生活リズムの乱れが、免疫機能の低下につながる、といういたって単純な話です。
 
 
 
ニキビができやすくなる
そして、コルチゾールが過剰分泌されると、男性ホルモンの分泌も増えるそうです。
(あれ?朝勃ちにつながってしまった…?!笑)
 
男性ホルモンが分泌されると、皮脂ができやすくなります。
その結果、ニキビができやすくなるんです。
 
逆に、成長ホルモンに関しては抑制されてしまうため、肌の新陳代謝が悪くなります。
 
まぁこれも、不健康ならそうなりそうだよな、って感じですよね。
 
 
 
 

コルチゾールを正常に保つためには?

では、コルチゾールを過剰分泌させず、正常に保つためにはどうすればよいのでしょうか。
 
ストレスを取り除く
答えは簡単です。
過剰分泌の原因である、ストレスを避ければいいんです。
 
できる限り、ストレスフリーになるように環境を整える必要があります。
 
これは、自分からいまの環境を変えていくしかありません。
じっとしているだけでは、ストレスは積み重なってしまうだけです。
 
しっかりと行動に移していきましょう。
 
 
 
ストレスを解消する
ただ、すべてのストレスから逃れることはできないですよね?
 
人には、ある程度のストレスなら許容できる力があります。
 
そして、ストレスを解消する方法がたくさんあります。
 
 
溜まってしまったストレスは、しっかり解消していきましょう。
 
 
 
規則正しい生活習慣
当たり前ですが、やはり大事なのは規則正しい生活です。
 
自然の法則に従う方が、生物学的な機能に無理に争わずに済むため、人間らしい生活を送ることができます。
 
そのためには、朝に分泌量を多く、夜に少ないというコルチゾール本来のリズムで過ごす必要があります。
 
規則正しく過ごして、できる限りストレスは避け、適度に運動や趣味でストレス発散する。
 
コルチゾールをいい感じにするためには、当たり前が大切なんですね。
 
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
大事なことなので、もう一度。笑
 
規則正しく過ごして、できる限りストレスは避け、適度に運動や趣味でストレス発散する。
 
コルチゾールをいい感じにするためには、当たり前が大切なんですね。
 
 
それでは!
 
 

認知の歪みの10パターンとは? 〜自分の偏った思考を知る〜

どーも!青空コーヒーです!
 
みなさんは、自分がずれているんじゃないか?と思ったことはありませんか?
 
一人だけ意見が違うとか、全然空気読めてないなとか、そう感じたことがないという人は、実はそんなに多くないと思います。
 
だって、人間はそれぞれに価値観個性がありますから。違って当たり前です。
 
 
でも、あまりにも違ったりするのも困りますよね、社会で生きている以上、多少の共通思考は持つべきです。というか、理解するべきです。
 
なので、自分がどういう考えをしがちなのか、というのを理解するのはとても重要です。
 
 
今回はそんな自分の思考の偏りを気づくための、「認知の歪みの10パターン」というのを紹介しようと思います。
 
テーマは、
「認知の歪みの10パターンとは? 〜自分の偏った思考を知る〜」
です!
 
 
目次
 
 

認知の歪みの10パターンとは

認知行動療法という分野の、特にセルフモニタリングという分野でよく使われるのが、この認知の歪みの10パターンです。
 
これから示す10パターンのうち、自分に当てはまりそうだと思う歪みパターンを知ることで、自分の思考の偏りに気づくことができます。
 
それでは、1つずつ紹介していきます。
 
簡単な例としては、よくテストが取り上げられているんですが、
もうちょっと具体的にするため、免許の試験(普通自動車免許学科試験)を例にします。笑
 
 
全か無か思考
1つ目は、全か無か思考(all or nothing thinking)です。
 
「試験に合格はしたけど、満点じゃないと意味がないし、今後も満点の安全運転をしないといけないよな〜。」
 
このような、極端すぎる完璧主義者がこの思考に当てはまります。
 
 
 
 
過剰な一般化
2つ目は、過剰な一般化(overgeneralization)です。
 
「またダメだった…。次もどうせダメなんだろうなぁ...」
 
たった一度の出来事を一般化しすぎて、同じことが当然起こると考えてしまう思考です。
 
絶対、全部、いつも、どうせ、
 
このような口癖が多いのがこの思考の持ち主です。
 
 
 
心のフィルター
3つ目は、心理的フィルター(mental filtar)です。
 
「ギリギリ合格だったな。なんでまた同じ問題をわからなくなってしまったんだろう。」
 
いい部分もあるはずなんですけど、それをまったく意識できなくなり、悪い部分ばかりに目がいってしまうのが、心のフィルターの持ち主です。
 
選択的抽出化とも呼ばれるそうです。
 
 
 
プラスの否定
4つ目は、プラスの否定(disqualifying the positive)です。
 
「今回の試験はよくできたから合格できたけど、偶然だったからもう一回受けたらダメだろうな。」
 
合格というプラスのことをそのまま受け入れられず、それを悪いこととして置き換えてしまうのがこの思考です。
マイナス思考と言えます。
 
先ほどの心のフィルターと若干似ているのですが、心のフィルターはいい部分じゃないところに注目してしまうもので、プラスの否定はいいことを悪いこととして置き換えてしまうものです。
 
 
結論への飛躍
5つ目は、結論への飛躍(jumping to conclusions)です。
 
「合格しなかった…。合格したとしても、運転して事故を起こしてしまうんだろうな...」
 
合格と事故の関連性はありません。
ですが、断片的な事実から先のことまで決めつけてしまうのがこの思考です。
 
物事であったり、他人の思いであったり、とにかく先読みしてしまいがちになります。
 
 
 
拡大解釈と過小評価
6つ目は、拡大解釈と過小評価(magnification and minimization)です。
 
「あと1点で不合格...もう全然ダメだな!!」
「合格したけど、まぁみんな受かってるし大したことないよな。」
 
悪いことに関して必要以上に大きく解釈してしまうのが拡大解釈、
 
いいことに関しては極端に小さく解釈してしまうのが過小評価です。
 
でもこれって不思議なんですよね。他人のことになると、いいことは必要以上に大きく盛り上げてしまったりするんです。
 
 
 
 
感情的決めつけ
7つ目は、感情的決めつけ(emotional reasoning)です。
 
「また不合格かよ、ほんとムカつくわ、もう運転なんかしなくていいし!」
 
感情をもとに様々な物事を決めつけてしまうのがこの思考です。
 
 
 
すべき思考
8つ目は、すべき思考(should statements)です。
 
「合格したけど、この学科試験は満点じゃないといけないのに...」
 
自分での基準が当然であり、「〜すべき」という考え方をするのがこの思考です。
 
 
 
ラベリング
9つ目は、ラベリング(labeling and mislabeling)です。
 
「あいつ合格しなかったの!?絶対事故るじゃんww」
 
これは自分にも他人にも当てはまるのですが、勝手なイメージを当てはめ、固定化してしまうのがこの思考です。
 
過剰な一般化と少し似ていますね。
 
 
 
個人化
最後10つ目は、個人化(personalization)です。
 
「また不合格…よくわからない問題も多かったし、くしゃみうるさくて集中できなかったけど、でも全部自分のせいだ。」
 
物事の責任を、責任がないものも含めて自分にあると考えてしまう、必要以上に責任を感じてしまうのがこの思考です。
 
逆に、必要以上に自分に責任がないとしてしまうのが、責任転嫁に当てはまります。
 
 

日本人としての歪み

また、ここでは日本人が持ちがちな認知の歪みについてもまとめておきます。
 
協調的
やはり協調的というのが日本人の特徴ではないでしょうか。
 
KYという言葉も流行ったほど、日本人は調和を重視します。
欧米ではよくあるアイスブレイクなどのユーモアも、日本ではあまり受け入れられません。
 
いい意味では、チームプレーが得意という捉え方もできます。
 
しかし、相手に気に入ってもらって、信用されることが大事、という意識が日本の営業マンには浸透しています。
 
 
慎重
また、日本人は概して慎重な人が多いです。
 
いろんな意見を言うにしても、率直すぎる態度はよくないとされています。
 
よくありますよね、大学で教授が質問ある人?と聞く場面。
欧米では、皆が手を上げるくらいには積極的にいろんなことを聞くのですが、日本では手をあげる人は少ないです。
 
 
また、意思決定に関しては特に苦手なのが日本人です。
先ほどのチームプレーとも関連するのですが、皆で何度も話し合って合意を重ねていくことで、やっと意思決定にたどり着くというのが日本人です。
 
最近では、ジャニーズの嵐の解散なんか典型的ですよね。
なんども話し合って、みんなの意見の終着点を探した、というのは日本人的な発想です。
 
海外では、One direction、Fifth harmonyなどは、一人のメンバーがさっといなくなったりしています。国民性が顕著に表れているんではないでしょうか。
 
 
 

まとめ

いかがでしたか?
 
僕はそうですね、心のフィルターですかね。
笑い話を人の揚げ足をとることで作ってしまうこともよくあります。
 
なので、人のいいところをもっと注目していきたいなと思っている今日この頃です!笑
 
みなさんも、自分の思考の歪みに気づいて、よりよい方向へと変化できるといいですね!
 
それでは!